70年代のホンダカタログ。欧州版。
欧州版のまあまあ古いシリーズカタログです。サイズはA4変形。左右をちょっと切ったくらいですから、クリアファイルに入れやすい。CB125やCB250に乗る女の子やら、SS50の女性、本屋、CD125に乗るおっさんなど、街の景色や大自然の中に収まるホンダバイクっていう画面設定。なぜか写真のリアルさが光るカタログの名シリーズです。最近入手した上のカタログは同シリーズの中でもいたって地味目のもの。とくに存在...
View Articleホンダ125のシリーズ3連カタログ
シングルかツインかアメリカンか、あなたなら125ccからどれを選びます?ていうカタログ。意外にもバリエーションがいくつかあって、わりと息の長い広告なのだ。知る限りでは4種類。僕が持っているのはこのうち2種類。残り2種類は上のカタログのバリエーションなのだから、あくせく入手せず、縁があったら……とわりきって考えています。下は表紙がイラストではなくて写真のもの。イラストバージョンは3種類あるが、写真バー...
View ArticleところでこんなDT50、国内にありましたっけ?
この頃のヤマハ原付オフ車代表はMR50。空冷2本サスのDTは一番小さいのが90ccだった気がします。わざわざ調べるのは、ええい面倒。知らないことはそのままにしておくのが正しい中高年の礼儀ってもんです。だいたいですねえ、欧州版ってヤツは原付なのにタンデムステップつきだとかスーパースポーツなのにペダルで漕ぐなんてモノもあるし、よく分からん。このDTにもタンデムステップがついてる。シートはやや長い。サイド...
View ArticleTボーンフレームのスーパースター
またヤマハです。FS1。プレスフレームの50ccスーパースポーツ。僕が意識しだしたときにはすでに無く、FX50やRD50に入れ変わっていた。国内の各メーカー原付スーパースポーツは中型や大型バイクのそれに較べてかなり過激なスタイルでした。一文字ハンドルにシングルシート。ちっちゃなシートストッパー。ホンダSS50もスズキAS50もヤマハFS-1も。スクランブラータイプのアップマフラーが流行っていて。おっ...
View Articleスズキと1969-1970。それ以前。
スズキAS50っていうのは69年あたりかそこらでした。AS50はウルフやSS50、FS-1と同様アップマフラータイプ。先週、AS90がダウンマフラーなんでつい間違えてしまいました。クロキチ様ありがとうございました。ブログを拝見すると信じられない時代のスズキをお持ちなんですねえ。この当時のAS50はモノクロ写真で雑誌の「国産車最新総カタログ」などに載っていいるのしか見たことはなかった。とても地味!!と...
View ArticleXS-1。ペケエスは金持ちの匂い
ふつう、プラス5万円でCB750を買うよな。もし当時33万8000円もってたなら。僕の身近にはXSが2台。あるお金持ちの家の同級生が乗っていたXS-1が1台。もう一人、これに乗っていた友人がいた。一人目の金持ちの息子がいうには「身体が小さくて、ナナハンには乗れないから」それにしても16歳で親に買ってもらうとは。2人目の友人がXSを選んだ理由というのは「ヤマハが好きだった」から。そいつはガレージにXS...
View Articleスズキは創業100年の名門なのだ。
「蟻」が手に入った。サブタイトルは「俊敏」これで虫の表紙シリーズは蜻蛉(頑強)。蠍(強力)、天道虫(自由)、蜂(瞬速)と揃った。「蟻」とはスズキの2007年TRAILS(オフロード)カタログのこと。スズキは1909年...
View Articleカタログ集め。いろいろ悩み尽きぬもの。
カタログ集めも悩みが尽きぬものなんです。時代やメーカーや車両に関係なく、美しく、興味深いカタログを集める。簡単な、たったこれだけのことができない。ついウケ狙いの車種だの高価なもの、人気カタログに目がいっちゃうのです。最近見つけた最も美しいカタログとはなんとホンダスクーター。いつも「大型スクーターに乗っている輩とは美意識を共有できない」なんて言ってる男です。僕は。スクーターを売るための美しい事実は認め...
View Articleラベルダはラベルダ
ラベルダの謎SFはシングルシートにコンチハン。なのになぜかタンデムステップ付き。このシートを見るかぎり、二人乗りに変化するギミックは見当たらない。いいや、乗る前にシートごとWシートに取っ替えればいいだけか。そう気がつくのに3日ほどかかってしまった。調べてみると、SFシートのカタチにもかなりバリエーションがある。ラベルダの謎750SFCって随分長い間作られていたんだなあ、と思う。ドラムブレーキ、スポー...
View Article「地味かっこいい」バイク
スズキの「地味かっこいい」バイクGS500E。GS400Eが国内向け、500はそれの輸出版で「中免制度なんか無い国」仕様。あれ、500が先だったかもしれない。400ccが39馬力、500ccが43馬力。169kg。可もなく不可もなく優等生。日本では不人気だったこのバイクもヨーロッパではそこそこ売れてロングセラーらしいです。ほらね。すっきりとしたいいカタチじゃないですか。問題は印象ポイントですね。もし...
View Article大昔のスズキのチラシ
一枚のカタログでブログを書こうとしております。たった一枚です。カタログというより「チラシ」ですが、この一枚に込められた内容は深いです。GT750がドラムブレーキだということを考えると、71年~72年頃でしょうか。詳しいことはよく分かりませぬ。お姉ちゃんの色気。僕は色っぽいカタログが大好物なので即入手。こういうチラシはたまらん。「プレイガールQ」に出てきそうな女性です。でも外人さんです。...
View Articleちょい地味マッチョ
カタナの影にいたちょい地味マッチョなバイクGS650G。カタナより先にカタチになった。こいつに最近ちょっとだけ興味があります。格好見ても「つい最近のバイク」感満載の、それでいて30年以上昔のりっぱな旧車。このブツブツシートの上で撮影したカタログは2番目にポピュラーなヤツ。同じ(カタログの)シリーズ仲間にはGSX400Fのカタログがあります。ビキニカウルのついたモデルがあったことすっかり忘れていた。嫌...
View Articleスズキ1983
前回のGS650Gに続いて、GS750E。このスズキの1983シリーズは最近集めはじめたアメリカ向けカタログです。この後1985年にGSX-Rが出てからはスーパースポーツは全てレーサーそのまんまのスタイルになったので、そのちょっと前のカタチが面白い。だから1983年というわけです。この年日本ではRGガンマ250が登場。GSとなっていますが4バルブです。日本ではちゃんとGSX750Eという名前。2枚の...
View Articleビモータの初期カタログはなかなか入手困難。
ビモータのSB3のカタログが来た。さほど珍しくないカタログなのだが、いつのまにか手が出せないくらい高価になってしまった。同じSB3のカタログは以前持っていたことがあった。だからなおさら高額なお金を払うのは悔しい。今回は海外のカタログコレクターとの交換でようやく入手したのだ。以前持っていたSB3のカタログは今回の入手したものと全然違う。表紙が違うことだけは覚えているのだが、どんなモノだったか、全く覚え...
View Article和製ビモータ、ヤマハのFJだぁ!!
FJにはぜーんぜん詳しくない。カタログだけはいつの間にか4種類集まってしまった。80年代の、当時最強馬力の空冷エンジンの高速ツアラー。ネット上のあらゆる説明文にも「その後もこのエンジンはXJR1300に引き継がれて、今に至る」の一文がコピペされている。先っぽが尖ったこのデザイン、好きな人は好きなバイクだという。そりゃ当たり前かあ。根強いファンがいると聞いて、オーナーズクラブのサイトを覗いてみた。感心...
View Articleアメリカンカタナ1983
スズキGSシリーズの続きです。カタナだけど名前はGS1100S。それでもちゃんとした(GSX1100Sと同じ)4バルブカタナでございます。恥ずかしながら私ゃ対米仕様に750ccカタナがあったとは知らんかったです。ツートンカラー3本スポークのカタナ。じっくり見るとちゃんとシートにベルトもついています。カタログはUSスズキ発行のUS印刷。スペックには馬力表示はなし。表紙はちょっとだけ未来イメージ。ほにゃ...
View Article中型バイクが欲しい。
同い年のアグスタオーナーが言う。Oさんの話です。最近体力がない。ナナハンはガレージの中を移動させるだけでも嫌になってしまう。ってまさに同感。しかし重いからって、とりあえずまだ手放す気持ちはない。出来ればもうちょっとだけ軽いバイクが欲しい。250ccか350cc。体力は落ちたが、まだまだMV125Sで妥協するほどにはなってないぞ、とここはきっぱり。カタログはスペイン製モトトランス社のドカ250ccスト...
View Articleホンダ中型シングル3種盛り合わせ
CB400SSいつの間にかラインナップから消えていた。このバイクってシンプルで息の長ーいモデルとして計画されたんじゃなかったっけ。SSの意味はスタンダードシングルだし。これ、一部のホンダファンからは実に評判が悪い。何も世界のホンダがヤマハSR400の真似っこモデルを出す必要ないんじゃないか。がその言い分。僕も最初見た時、「ホンダってそこまでSRを気にしていたのか」と呆れた。なのに目の前にSR400と...
View Articleホンダ1969年、アメリカ。理想的な生活。
60年代のカタログは、写真ではなく「絵」がいい。当たり前の事実にあるとき気がついた。いやぁ、この絵には昔のアメリカの生活、憧れのミッドセンチュリー文化そのものがある。ライフの雑誌広告に出てきそうな不動産広告、ライフスタイル。テレビのある豊かな生活、郊外の広い庭の芝生、電化製品、カーライフ。1969年はそういうアメリカ。「絵に描かれた」のは理想的な空想生活の終焉、一つの区切りだったのだ。ドリームはCB...
View Article元祖ナナハン。ホンダCB750Four
ホンダが続きます。CB750カタログがいつのまにか増えていた。蒐集にはそれほど気合いを入れなかった。ただ目についたものを入手しただけです。このカタログは欧州版。ウインカーに注目です。CB750の生産台数(集合タイプも含めて)なんと60万台!!。KゼロからK6までだけに絞ってもバリエーションがいっぱい。CB750はそんなに好みじゃないが、CBのカタログが大好きのカタログハンター、カタログ集めはビックリ...
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