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Channel: バイクのカタログハンター日記
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大昔のスズキのチラシ

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一枚のカタログでブログを書こうとしております。
たった一枚です。
カタログというより「チラシ」ですが、この一枚に込められた内容は深いです。GT750がドラムブレーキだということを考えると、71年~72年頃でしょうか。詳しいことはよく分かりませぬ。


お姉ちゃんの色気。
僕は色っぽいカタログが大好物なので即入手。
こういうチラシはたまらん。
「プレイガールQ」に出てきそうな女性です。でも外人さんです。

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革ツナギの下は裸。このジッパーの存在がそそります。
1968年公開された映画「あの胸にもう一度」、マリアンヌフェイスフルの影響臭プンプンです。
Wikiによるとミュージシャンの鈴木慶一や映画監督の内藤誠や鈴木則文、井筒和幸などが「あの胸にもう一度」のジッパーにえれえ衝撃を受けたそうだ。
自分だけじゃなかったんだ、と妙に安心したりして。
映画の原作となった小説の中では「黒革つなぎの内部はうさぎの毛皮におおわれ、」ということになっていますが、この写真のものはもっとペラペラの革のイメージです。


小説を読んでショックだったのは、主人公と不倫関係に陥る大学教授が映画のアランドロンのような色男ではなく、禿げの下品なオヤジだったということ。当時若かった自分にとって「なぜ?」という疑問がずーっと脳みそに張りついていたのです。
このオヤジは結婚祝いに主人公にハーレーの新車をドカーンとプレゼントする。今考えると、気っぷの良さがこの男のたまらない魅力なんでしょう。

GT750については
「黒革ツナギのマリアンヌフェイスフル(70年代当時の!)がこいつに乗って追いかけてきたら、おそらく僕はパニックブレーキでガードレールによろこんで突っ込みます」
以前の自分のブログを読み返すと、こんな馬鹿なことを書いていました。

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スズキミニ50
ペダル付きのシーソー式2段変速。
スズキってソフトバイクのネーミングがなんか安易なんだよねえ。ミニとかフリーとか。
それだけ技術者集団の企業なんだろうけど。

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TM400があるのに、TS400はなぜ載っていないのでしょう。 
こいつを思い出します。
3気筒のフロンテやフロンテクーペよりこっちの単気筒の方が過激な気がする。当時最強のフェローMAXの40馬力並みに強力。

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スズキってボートとか船外機、除雪機とか作っていたんだ。
知らなかった。というよりモーターボートって意外に安いんだと知った。

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月賦販売
裸のお姉ちゃんが看板を出しているイラスト。12、18、24は支払いの回数のことだった。
「決めたら乗れちゃう!」スズキ「POPシステム」というらしい。
均等払いの場合、たとえばGT750の38万5000円を2年ローン24回均等払いで支払うと頭金10万円。初回16500円、2回以降が14000円の19回払い。トータルで438500円になるそうだ。1972年から始めると2年後1974年に払い終える。1年後の75年にはディスクブレーキのGT750が43万8000円で、76年には48万5000円で4スト4気筒のGS750が登場する。

保証人?
保証人は困ります。亡くなった祖父と父親が「連帯保証人にだけはなってはいけない」と遺言のように言っていたので。
3人の女の子はどうして裸なんでしょうか。

これぞ甘い罠そのものじゃないでしょうか。




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