カワサキ1972。
やっと手に入れました。カワサキの1972年総合カタログ。こいつ、総合カタログのくせに14ページとわりと豪華なんです。生まれながらの名門750SSや白馬とお嬢様のマッハスリー、ワイルド7飛葉ちゃんファッションやら田舎の藁葺き家とカップル350SSとか90-SSデラックスのゴーグルねーちゃんの写真が別バージョンで見られるというマニア垂涎のカタログ集合体ってやつでさあ。はい。私ゃこの際マニアです。涎がたれ...
View ArticleベンリイCS。90と125。
小ちゃくて、シンプル。CS90はそれ以上の魅力がある。こればっかりは見なくちゃ分からない。そう思った。ピッカピカのCSを見たのはある4輪屋さんのガレージだったが、そこの社長が「好き者のうちの人間がこれを可愛がっているんだけど、意味がわかんねえ」と言った。その場所で初めて見た僕にとっては、意味が分かりすぎていた。可愛いもん。そりゃ見りゃあ分かる。カブと商業車と無理矢理トリオを組ませたこういうカタログも...
View Articleホンダの40年前。1975~76年カタログ
ホンダ。アメリカの1975年主役は500ccになったCBツイン。表紙もこのCB500T。この時代のものにはなんとなく「ホームタウン」のような親しみ深いノスタルジーを感じます。60年代はちょっと遠すぎます。この頃が一番ピンと来る古さなのです。今持ってるバイクもそうだし、この時代にあったいろいろな出来事はよーく憶えています。昨日の昼ご飯に何を食べたかを忘れちまってるわりに。こっちは1976年。こちらもf...
View Articleルマン3と4。旅行の話。
知ってますか?一枚のカタログも「家出」をする。どこを探しても、ルマン4のカタログが見当たらない。モトグッチのカタログだけ閉じ込めたクリアファイルからきれいに消え去っていた。じゃあ、持っていたという事実は錯覚なのか。いや表紙のデザインもカタチも入手した経緯も鮮明に憶えている。僕の、口に出さない冷たい評価を感じとったからなのであろうか。下のカタログはルマン3。肝心のカタログ無しで書くのはなんですけど、故...
View Articleバイクの値段
友人の話だと国内もののゼッツーが今ものすごく高いらしい。ゼットワンより高いそうだ。確かめるため、軽い気持ちで検索すると、な、なんなんだこの高値は。本当かよ。300万以上当たり前、400もある。あるゲーノー人が350万円でゼッツーを買ったと聞いた時、さすが高額所得者、フルレストアにそれだけ掛けたクルマを買ったのかと納得したのだが、実はこの価格はごく普通だったのだ。もちろん個人売買ではそこまで高くないで...
View Articleモンスターは禁煙をしない。
モンスター。嫌いじゃないけど何も知らない。空冷と水冷とあって、中型の400も大排気量もある。ピッカピカのメッキタンクもアートペイントもあった。僕の知識もこれで終わり。最新のドカ嫌いのベベル原理主義者もモンスターのゆるさには文句もないでしょう。モンスターはその歴史の長さから、そのあまりの種類の多さから、何もしなくてもカタログは集まる。何もコメントがかけないこのもどかしさ。うーむモンスターか。ぶつぶつ。...
View Articleブルーのヤマハ「テネレ」とアフリカ。フランスの砂漠映画。
ヤマハXT600「テネレ」。フランスソノートのブルーが印象的。80年代TZRやYSR、RZR、クリスチャンサロンが乗っていたYZRの色だ。「フレンチブルー」がどんな青なのかは知らない。しかしソノートブルーのデザインは好きだ。煙草のゴロワーズは匂いがキツいが、まさに「労働者のタバコ」。横浜中華街で10円安く売ってるのを買った思い出がある。強いていえばこのタバコ、パッケージの水色はあまり好きじゃない。ゴ...
View Article850ルマン1カタログの闇
これは知らなかった。モトグッチのV7スポルトのパンフ。なんと富士山がバックだ!!これはなんとなく想像がつく。あるイタリア人ライターに富士山をバックにコーナリングしている写真を撮ってくれ、と頼まれたことがあるから。ニッポンのフジヤマの人気は高い。昔バイト先での雑談で、富士登山の経験者の割合があまりに多いので驚いたこともあるくらい。V7の全体のライン、とくにタンクのカタチが美しいのに初めて気づいた。前部...
View Articleマーニのカタログの話です。
MAGNI/マーニのカタログは数枚持っている。オーストラリアやルマンスポルトなどいくつか単品カタログだ。しかしメーカー製カタログでマーニの総合カタログはこれが初めてだ。年代はおそらくオーストラリアの発表された1990年代。短冊形で片面2面はオーストラリアだ。反対面はスフィーダ、アルチェロ、クラシコなど4種類。オーストラリアはヘッドライトもウインカーもテールも保安部品無しだ。事務所にあったこのモデルか...
View Articleカワサキ 2015のH2
顔のど真ん中に一つ目で公道走行可。こいつはニンジャH2ってやつでカタギ仕様の保安部品が付いている。サーキット専用じゃない方だ。ちゃんとスーパーチャージャーつき。H2Rの320馬力ほどじゃないが、軽く200馬力オーバー。中世の鎧兜の装飾品のような、プレデターの防具のような保安部品で固めている。gray...
View Article蒐集癖は身を滅ぼす。
「休煙中」の自分が書くのもなんですが、煙草の話。数十年前、GPレーサーが禁煙をはじめやがった。煙草広告の禁止。理解はするがなんだか寂しい。ロスマンズやマールボロ、ハーベー、ラッキーストライク、JPS、えーとえーとゴロワーズ・ブロンド。国内レースでも125ccレーサーの小沼加代子(字はこれでオッケーでしたっけ)という人が「kool」をスポンサーにしていた。本人から間接的に銀色パッケージの「クール」を貰...
View Articleまずはラウンドケースから集めます。
ドカツイン大判12ページカタログの裏面/1973イモラ200マイルのブルーノ・スパッジャリ84番!!ベベルについて偉そうに書くのはおこがましい。大変おこがましいんですがそこしかネタが無い。750ccのSとSSとGT。ラウンドケースの話です。単品カタログは750Sと750GTだけに存在する。ラウンドケース750SSにはカタログが無いこと、ドカカタログのコレクターだけが知っています。その12ページカタロ...
View Article赤いXL。世の中のかなりの数が消耗されてしまった。
初期型は「男らしさのバイク」だそうです。オフロード専用ではなくオンもオフもこなす強さと静かな「男のやさしさ」を強調したコピー。チャールズブロンソンのような、なんて事はどうでもいい。なんでこのコピー行間がマンダム?じゃないランダムなんだ。表紙の写真がいい。美しい。こいつに惹かれた。男らしさより美しさだ。当たり前だ。僕は男だから。きっちりオスであって、もちろん当て字の「漢」なんかじゃない。XL250初期...
View Articleほう、今こんなのが流行ってるんだ。ホンダの最近。
ヨシムラ集合管装備の最新カフェレーサーCB1100F badseeds2014にデビューしたらしい。オーリンズリヤサスだのオリジナルのサイドカバー標準装備のキャストホイールモデル。80年代風のビキニカウルには「badSeeds」マークとカタカナで「クラシック」limited...
View Article♫ヤマハメイト。メイトに乗れば、安上がり、2人乗り。
ホンダのカブですら、なんら偉そうに解説できないカタログハンター。ましてや「ヤマハメイト」です。さあてどうしましょう。Wシートのヨーロッパ向けヤマハメイト。フェンダー上の風切りがチャームポイントです。カタログを目にするチャンスは少ないと思いますが、紹介するのはとりあえずこいつらです。日本で印刷したこのカタログ。英語ですが、イギリスではなくオランダアムステルダムから。ここがヨーロッパの拠点だったらしいで...
View ArticleバニシングポイントではCLだった。最近入手のCBカタログ
年配者の整然としたライディング。憧れますねえ。最近最もお気に入りのカタログでございます。半キャップ、細身のブーツ、手袋は無し。ニッポン印刷のバイクカタログではモデルにあまり年配者は使わない。もしや、意外に若い奴なのか。いやこの手のシワは本物だ。アップハンにびしっと決まった腰掛けライディング。いい、いい。実にいい。この表紙の自然さも気に入ってます。サイドスタンドもかけないで。地図を見るという図。ガソリ...
View Article白黒、3輪、スクーター。
白バイなんせゴールド免許のカタログハンターですからね。たとえ白バイの前でもビッと胸を張って運転しております。「で、白バイ?それがどうかしたかね」って立派な態度をとっています。ウソです。オドオドします。人が乗った本物は、ちょっと。私ゃあくまで2次元コレクター。成り行きで白バイカタログは集めはじめちゃったからしかたないです。CBX750P(ポリスパトロール)ってのはこれ。間違ってたらご免ですけど、たぶん...
View Article