FJにはぜーんぜん詳しくない。
カタログだけはいつの間にか4種類集まってしまった。
80年代の、当時最強馬力の空冷エンジンの高速ツアラー。
ネット上のあらゆる説明文にも「その後もこのエンジンはXJR1300に引き継がれて、今に至る」の一文がコピペされている。
先っぽが尖ったこのデザイン、好きな人は好きなバイクだという。
そりゃ当たり前かあ。
根強いファンがいると聞いて、オーナーズクラブのサイトを覗いてみた。
感心した。
うむ。なんて体系的まとめなんだ。
カタログコレクターの一期一会的な「出会い任せ」収集とはえらい違いだ。
FJは1100から始まった。
上の2ページカタログはドイツ向けらしい。
1984年型。馬力はドイツの規制通り100馬力ぴたり。
調べてちょっと覚えた1200との違い、ウインカーが独立している分カウル周辺はすっきり。
やはりFJも初期型がいい、とすぐさま知ったかぶりする。
オーストリア・ウィーンとちゃんと住所表記がある6ページ物のFJ1200カタログ。年式は不明。カタログのロゴ下の謎のコードナンバーにはEの文字。これヨーロッパのEか。馬力はなぜか表記されていない。
車種のバリエーションにABS(アンチロックブレーキシステム)付の1200Aがプラスされた。
恥ずかしいんだけど、オーストリアの公用言語はドイツ語だったっけ。
今さら人には聞けない。
1986年もの英国向けFJ1200。125馬力。
あれっ?1200って130馬力あるんじゃなかったっけ。
それでもフランスやドイツ、日本仕様より高出力だけど。全8ページ。
最後はフランス向け1987年モデル。表裏のペラペラ2ページもの。
当然のように100馬力。