ラベルダの謎
SFはシングルシートにコンチハン。なのになぜかタンデムステップ付き。
このシートを見るかぎり、二人乗りに変化するギミックは見当たらない。
いいや、乗る前にシートごとWシートに取っ替えればいいだけか。
そう気がつくのに3日ほどかかってしまった。
調べてみると、SFシートのカタチにもかなりバリエーションがある。
ラベルダの謎
750SFCって随分長い間作られていたんだなあ、と思う。
ドラムブレーキ、スポークホイールの時代からWディスク、集合管、キャストホイ-ルの時代まで。
エンド部分に特徴あるカウル、ゼッケン付きリヤシート、3角サイドカバーはそのままにタイプバリエーションは様々ある。
僕のラベルダへの興味はこの750SFCからはじまった。
とにかく格好がいいからです。
でもそれより驚きなのは、3気筒1000ccが1972年にはすでに存在してたってこと。これ、ヤマハ3気筒より先なのだ。
ラベルダの謎
MV750さんはラベルダ750SFを乗りやすい、いいバイクだという。
「カタログハンターさんでも簡単に乗れますよ。右チェンジですけど」
などと嬉しいことをいいます。
「360度同爆クランクだから振動が心地よいです。うっとりします」とも。
そこんとこ、ラベルダを手放せないのはなにやら深ぁい「大人の事情」があるらしい。身体が許してくれないとか。
MVさん、今度ぜひ貸してください。
ラベルダの謎
ラベルダってアグスタとほぼ同時期だから、CEVだのアプリリアだのチェリアーニだの共通部品がかなりあるのだ。
自分のバイクにつけているダストカバーも安く買えるラベルダ用。
しかし1972年モデルのナナハンですでに38パイ?
750SFってそんなに進んでいたのか。
いや、そもそもSFが38mmだったかどうかも不明。
部品は1000cc3気筒のものだったのかもしれない。
ラベルダの謎
本当にご免なさいなんだけど、85年の1000のRGSのカタチが受けつけない。
当時ぜーったい村山モータースは売れなくて困ったぞ、と思っていた。
その後ある年のモーターサイクルショーで村山製のラベルダ改造バイクが出品されていた。
なーるほどと実感するかたちだった。
乗ってる分には役に立つあの風防カウルがねえ。どうも。