「休煙中」の自分が書くのもなんですが、煙草の話。
数十年前、GPレーサーが禁煙をはじめやがった。
煙草広告の禁止。
理解はするがなんだか寂しい。
ロスマンズやマールボロ、ハーベー、ラッキーストライク、JPS、えーとえーとゴロワーズ・ブロンド。
国内レースでも125ccレーサーの小沼加代子(字はこれでオッケーでしたっけ)という人が「kool」をスポンサーにしていた。
本人から間接的に銀色パッケージの「クール」を貰ったことがある。
カタログはロスマンズもハーベイもラッキーストライク仕様もあまり持っていないので、紹介できないが、手元にはマルボロ仕様(マールボロとは言いにくい)ならあった。TZRとYSR。
願わくばオーストラリア仕様のマルボロRZVのカタログ!!これが存在するかどうか知りたい。
「おいおい集めてみろよっ」と誘惑するのはロスマンズのNSRシリーズ。
ロスマンズレプリカカタログをすべて集めたくなるが、いまそれをやっちゃあもう後戻りできなくなる。
その先にある煙草広告バイクカタログのパーフェクト集めなどを目指しちゃう自分を想像して、とにかくこいつぁ勘弁。
蒐集癖/テキーラ。
きっかけはトルコに行ったとき。
酒屋で200mlの珍しいオルメカのボトルを発見したことだ。
この大きさは日本では見たことがない。同じく200mlのクエルボもあった。
オルメカを買って帰りボトルを見ていたら猛烈に欲しくなったものがあった。
ジョニーウォーカー「ブルーラベル」の200ml。
免税店でリッター瓶を買うとおまけで貰えるチビウイスキーだ。
しかしブルーラベル「1リッターお父さん瓶」は値段なんと30000円!!カタログだったらどんな珍品でも変える値段だ。
低額所得者の僕がこんなウイスキー飲んだら必ずバチが当たる。
他のテキーラに200mlボトルはないかなとグーグルで画像検索したら……。
おおっ。なんなんだ。この甘美なガラス容器の世界は。
奇をてらったものから、もの凄く美しい工芸品まである。
ワインやウイスキー、ブランデーの世界はよく知られている。
「テキーラやラムは奥が深い」そう聞いていた。
もっと若けりゃあ絶対に集めるのに、と思った。
いかんいかん。手を出しちゃいかん世界ってものがあるのだ。