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Channel: バイクのカタログハンター日記
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ブルーのヤマハ「テネレ」とアフリカ。フランスの砂漠映画。

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ヤマハXT600「テネレ」。フランスソノートのブルーが印象的。
80年代TZRやYSR、RZR、クリスチャンサロンが乗っていたYZRの色だ。

「フレンチブルー」がどんな青なのかは知らない。
しかしソノートブルーのデザインは好きだ。
煙草のゴロワーズは匂いがキツいが、まさに「労働者のタバコ」。横浜中華街で10円安く売ってるのを買った思い出がある。
強いていえばこのタバコ、パッケージの水色はあまり好きじゃない。
ゴロワーズがフランスの空の色なのに対し、和田誠デザインのハイライトはニッポンの空の色らしいが。
フランス製ルクルーゼの鍋はなんといっても絶版のブルーに限る。

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画像はXTZ660のテネレ。
イメージはやはりアフリカ。パリダカラリーを連想する人も多い。
そのTENERE砂漠はサハラにある。

フランスに砂漠を舞台にした映画は多い。その一つが Sueurs(略奪者)
アフリカ、黄土の砂漠の美しさと大量の砂金、大型トレーラーの疾走を描いた2002年のB級映画だ。
それだけだが、それだけあれば十分じゃないか。
あと登場人物の男女ほぼ全員が悪人だ。

地雷原を挟んで対峙する2人の悪党。2人の間を行ったり来たりの犬が一匹。
敵同士の2人は口笛を吹いたり、歯を鳴らしたりと気を引いて犬を自分の側に呼び寄せようとする。遊びじゃない。完全な「本気モード」だ。引くに引けない男のプライドの勝負なのだ。


あるいはエディットピアフの名曲をかけながらトレーラーの運転席で合唱する。ここでは敵も味方も、後に殺し合う2人も一緒に歌う。
ところが唯一音楽の趣味の分からないハウスミュージック好きの用心棒にメディアを投げ捨てられてしまう。
この用心棒はつまらない諍いで殺されてしまうが、死んだその男の耳にヘッドホンを付けてニヤリと「最後まで聞けよ」とジャンユーグ。
犬と音楽は男のこだわりなのだ。

さて、話はヤマハに戻る。
テネレの750。
XTZ750スーパーテネレっていうのもある。

コレです。

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このカタログもアフリカだ。
砂漠だ。
砂漠だ。

もっと砂漠だ。


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