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Channel: バイクのカタログハンター日記
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850ルマン1カタログの闇

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これは知らなかった。
モトグッチのV7スポルトのパンフ。なんと富士山がバックだ!!
これはなんとなく想像がつく。
あるイタリア人ライターに富士山をバックにコーナリングしている写真を撮ってくれ、と頼まれたことがあるから。ニッポンのフジヤマの人気は高い。
昔バイト先での雑談で、富士登山の経験者の割合があまりに多いので驚いたこともあるくらい。

V7の全体のライン、とくにタンクのカタチが美しいのに初めて気づいた。
前部上の切り込み、その下のアールラインから続く下部の曲線。
もぉたまらんぜ!!
60年代インダストリアルデザインの写真集に家具などに混じってイタリアンバイクのタンクが単品で載せられていた意味がよーく理解できる。

驚いちゃいられない。
V850GTのバックはというと、なんと丸の内大手町だ。
ねっ、ねっ、これそうですよねっ。
お堀のこっち側は皇居だ!!

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前回はルマン1のカタログにシートのバリエーションがある、と気づいたところまででした。
その後シングルシートのグレーとWシートの赤を入手。
シングルシートの赤が存在するかどうかはまだ不明ですが、ルマン1のバリエーション制覇は近い。4分の3が手に入ったのだから。
のはずだった。

ま、待てよ。
たったいま嫌なことに気がついた。
なんと英語版とイタリア語版があるじゃないか!!
赤は英語版、グレーはイタリア語版だったとは。

見開き面の車種名の下
INTEGRAL BRAKE  が英語版。CON FRENO INTEGRALEがイタリア語版
ちなみに表紙は英語もイタリア語も赤もグレーもすべてが共通で中身が分からない。ただただシートの違いだけがルマンロゴが金文字かどうかで分かる。

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このグッチの古い総合パンフも最近手に入った。
3輪トラックや2ストジゴロ、クリーム色で有名なギャレットやアエローネなど珍車名車満載だが、僕としてはピンとこない。
畏れ多いというかグッチは1970年以降じゃないとどうも集めるのも本気になれない。
いやジゴロだけは別格だ。これは欲しい!!

イタリアの軽トラ、なかなか雰囲気があるなあ。
グッチには軽3輪の運転席にそのまま単車をぶっ込んだような乗り物もある。
この3輪車に屋根を付けたみたいなやつだ。

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ここまで古いとなんとも。
カタログ趣味はここらへんが限界かな。

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