カワサキのエンデューロ250と125。旅のこと。
3泊4日の旅行に行ってました。机の上に「仕事」がのっていて、訳の分からない納品時期が迫っている。同僚に聞いてもその説明は要領を得ずチンプンカンプン。どうすりゃいいんだ。このまま締め切りに間にあわなかったらさすがにクビだな。もはやこれまでか。と思ったところで目覚めた。夢だった。悪夢から目覚めてもホッとしたりしなかった。なぜなんだろう?逆にこの追いつめられた時の心地よさ。いまの生活を刺激する、適度に人生...
View Articleハスラーの世界
ハスラー250の初期型カタログとは未だに縁がありません。ウイリーで疾走する表紙のものです。これはその後の代役のチラシ。いったい何年ものでしょうか。美しさという点ではどうしてもグリーンメタにスズキマークタンクの初期型に敵いません。60年代や70年代初期のGTシリーズやハスラーシリーズに関しては総合カタログのほうが種類が多く、単品のものはほとんど手に入らないのです。カタログコレクターにとってハスラー50...
View Articleおおきなオフロード車
オフラードバイクに無知だったのはライダーだった昔の僕です。カタログコレクターの今の僕にとってもXLはやっぱり無知のまんまです。どうでもいいんだけど、空想の旅マインドが足らないのかも知れん。XL500Sの海外モノにはペラのカタログが何種類かあるが、国内向けカタログは500/250/125の総合カタログしか知らない。これは表紙が4種類。そしてタイトルは2種類。共に6Pで内容はどれもほぼ同じっぽい。「その...
View Article♫黄色ーいマフラーは、正義のしーるーし。
細マッチョな筋肉質の黄色いモトクロッサー。70年代のレーサーは美しい。スズキRHはたしかに速えレーサーだった。ロードモデルにはないアスリートの色気。理屈無し、これです。ナンバーもヘッドライトもテールランプもウインカーも付いていないのだから自力では移動してはダメ。……らしい。トランポがないとスタートラインにもつけない。そんなこたぁ分かってる。誰か……。いや。いかん。ええい。これ以上書くと無知がばれるじ...
View Articleヤマハの世界。70年代が始まった。
ほのぼのとした景色。DXの色だけどRX350かな、これは。XS-1で1970年と断定してしまいます。70年代の思い出話が一番楽しい。もう戻らない過去だから。思い起こしてみるとその70年代は魅力と、暴力にもあふれていた。誰もが怒っていた。社会も日常も活字も。台本の台詞にも漫画の吹き出しも命令調。どいつもこいつもプンプン丸。アジ演説も立て看板も映画ポスターも落書きも。怒れる暴走族の抗争は新聞の輪転機、テ...
View Articleああ125cc。ああ無情はアンルイス。
チビMV125S再生計画、なかなかはかどりません。全体的に傷んではいるもののエンジンだけは走行距離も少なくてぜんぜん大丈夫。バッテリーとオイルだけ替えればオッケーかと思っていたら、なんとブレーキでつまずきました。マスターとキャリパーが……。シートカウルの合鍵が普通のカギ屋さんで出来なくて、アルファ用のマスターキーをヤフオクでおとして製作。125ってメリットは何でしょうか。ファミリー特約で保険が安いと...
View Article手に入らないものは入らない。ずっと。
人気のモンキー系古いカタログ。Z50Aのカタログ集めには完全に出遅れてしまった。Z50Zも同様です。(機種名がカタログ表面右上にも記されてある)初期型(Z50M)はほんの数枚カタログを持っているが、セカンド(Z50A)はこいつだけ。それもそれほど珍しいものではない。「バミューダ男のモンキー』と呼んで気にはしていたがなぜか縁がなかった。雑誌やネットで見飽きるくらい見ていたものだから、実際に入手した時も...
View Articleウルフです。ウルフ金串ぃ!! 明日はどっちだ?
ウルフのカタログは90、90/125、チラシの90、チラシの125の4種類。これにウルフ表紙のスズキ総合カタログが加わって5冊でワンユニットです。この時代のスズキにしては単品モノが多いほうです。カタログは手に入らないものはずっと入らないと前回書きましたが、本当です。持っているカタログのの程度のいいものを入手して、傷んでいるものと差し替えていく作業の繰り返しばかりです。これじゃカタログの種類もブログの...
View ArticleGXとXS
ある人はこの時代、70年代のキャストホイールが現れる寸前のモデルが一番美しいといった。もちろん偏見です。ヤマハ4ストでいえばGXシリーズがそれで250/400/500/750、どのモデルにもスポークとキャスト仕様があった。GX500は国内向けだけがスポークで、海外向けはすべてXS500という名のキャストモデル。GX750は大きく分けて2種類、初期の60PS集合マフラーモデルと後期の67PS左右振り分...
View Articleロイヤルエンフィールドのヤル気。「ヒマラヤン」
ヒマラヤンというヘビーデューティを絵に描いたような冒険バイクが話題になっています。今さらですがロイヤルエンフィールドは旧車そのまんま、昔の英国車、インド製、「ロイヤル」が付くか付かないか、「弾丸」と「コンチネンタルGT」、そんなイメージで語られていたバイクメーカー。ここから出た新作は上下ダブルのフロントフェンダー。スポークホイールで懐かしのフォークブーツ付きのオフローダー車だった。いっぱい付いたメー...
View Articleヤマハターボカタログ、8冊目がどこかにあるに違いない。
カタログ集めの話になってしまいますが、ターボ/ロータリー系のカタログは好きなのでとにかく目に入ったものを即入手していました。主なものはだいたい揃ってるつもりです。しかしカタログのコレクションだけは経験上「全て揃っている」と絶対に断言できません。最後に入手したターボバイクのカタログ。ターボバイクで最も派手な外見なのに最も地味な存在のヤマハXJ650Tのは全部で7種類持っている。それでもおそらく足りない...
View Articleペダル付き
16歳。リトルホンダに初めて乗った時の感動は忘れられない。大泉学園の金持ちの友人宅前だったが、ペダルを踏んでからエンジンがかかったその瞬間に脳内物理的距離と時間が半分以下に縮まった。それが僕のモーター原体験。仕事先の事務員のオバさま(もう若くない)が2輪の話題に入ってきた。原付とろうかなと。彼女はメタル系が好きなわりに例のモッズの映画が憧れだそうです。当然無免許です。ベスパやランブレッタを勧めたいと...
View Articleステップスルー
八千草薫と……。誰だっけこの人。そっ、水沢アキ!!八千草さんに「運転」する姿はぜーんぜん似合わない。4輪も。メットを被って2輪に乗るとはまず考えられない。「あの人にだって乗れるんだから」現象なのか、この頃からママさんライダーが目に見えて増加した。水沢さんについては何も覚えていないです。タレントでソフトバイクを売るセオリーのハシリだったんでしょうか。ロードパルの対抗馬で、原付の「跨がる」イメージから解...
View Article保安部品付きレーサー。RMX250s
90年代を代表する過激な乗り物。2ストロークオフロード車。RMXっていうのはレーサーだった名前の通りそのままエンデューロマシンであり、燃費も乗り心地も含め、通常使用にはあまり向かないときいています。もちろんこれ、オフ車音痴の僕の耳学問ってヤツござる。はい、おっしゃる通り僕はこれまでもオフ車のハイパワーバイクにはまさに縁がないバイク生活でした。オフ車のカタログに興味が出てきたのは同時代のスズキがきっか...
View Article1966です。おそらく。
YD3。250cc。伝統の銀と黒。どうも同時代はスーパースポーツのYDS-3やらYM-1に目をとられがちなのだが、こういう基本バイクもあったのだ。1966です。おそらく。というのは同じ写真を総合カタログから見つけました。主役はこの総合カタログです。おそらく1966年。詳しくないものの305ccのYM-1からの推測です。イメージ写真が表で、中面がラインナップという見せ方が普通なのですが、このカタログは...
View Article2プラス1輪。ヤマハNIKEN
「NIKEN」=宮本武蔵です。フロントが二刀流。これまでネットの記事では明らかになっていなかった部分もこの2018のカタログではっきりした。エンジンは900cc!!!...
View ArticleSPって何の略だ? SP370
2ストハスラー400とはひと味違う。SPは4ストのオン/オフ両刀デュアルパーパス。カワサキマッハのエグリタンクのような造形のタンク、これは赤が多かった。いま見ると白がなかなかいいじゃないか。本格オフロード専用の一歩手前、SLやスクランブラーみたいな存在だったようです。オンロードモデルに改造されるのも一部で流行ったといいます。単気筒370ccという排気量表示が当時新鮮だった。とはいえ、その当時がいつ頃...
View Article「必然のバイク」モトグッチV35イモラ
イモラはいかん。個々の(パーツの)カタチが仲が良すぎる。一つも外せない。溶接マスクのようなビキニカウルも単なる飾りみたいなシートカウル、タンクの黒と朱色、低くて長いシートのラインまでいかん。シートの革に彫り込まれた模様まで全てがいかん。なんかデザインの決めごとがすべて必然という顔をしている。まるで昔の上司の話法みたいだと思った。彼は頭が良く、その表現は理路整然としすぎていた。タイミング良く問題提起す...
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