BMWR90 あのう、これよりちょっと前のカタログが欲しいのですが
世界一BMWバイクが似合わない男、カタログハンターでございます。僕が一生持っちゃあいけないバイクだと思っています。こないだある場所で黒いR90/6?を見て、いいな、欲しいなと思ったのがきっかけです。その瞬間の2秒後に気づきました。これは自分に似つかわしくない。持ったら「落ち着いた中高年」そのものになってしまう。俺らしくないとは……。なんと一人称が変わる程の衝撃!!ついでにいうと、僕ほどロレックスが似...
View Article「漕ぐ」メイト。
どって事はないV50メイトだと思ったら、ペダルが付いていた。表紙の女の子。こんな子にペダルを漕いでエンジン始動できるだろうか?このメイトだがタンデムシートやタンデムステップはあるが、肝心のステップがない。代わりの「漕ぐ」ペダルならある。それになぜかキックペダルもある。さすがにこのモデルは国内で見たことがない。キックペダルの位置はペダルと干渉しないようにかなり後に付いてるようだ。英語版で英国向け。バー...
View Articleアメリカン。江戸前アメリカンなんてのもあったな。
ホンダのナナハンアメリカン代表といえばこのシャドウ……でしたっけ。アメリカンバイクにはイマイチ興味と関心がないのですが、カタログにはこういう出来のいいものが多いんですよ。とくにホンダやカワサキの表紙。まったく目が離せないです。仕事先のTさんが最近ヤマハのドラッグスターを買った。ハンドルはどうしようか、とかマフラーが足に当たるとか色々相談される。ぜんぜん分かんないんですよ、どう返事していいか。いつかは...
View Articleスズキのスタンダード スズキがスタンダード GSX250T
3月だったか、表紙の写真がいいGSX400Tのカタログについてブログに書いたのですが、その後400が良かったから、成りゆきで250のカタログを探した。先週やっと入手。表紙は期待したほど良くははないけど、まあ、いっか。そんなもんでしょう。表紙にトラディッショナルの文字はない。まてよ……。と画像検索すると250Tにはまだまだ2~3種類もカタログがあるじゃないですか。入手したものと似たようなアングルで、ト...
View Articleカタログハンター、カレー愛をかたる。
ドカのスポーツクラシックが好きだとある日自覚した。オリジナルに似た、それでいてもうちょっと過激なスタイルで出てきた、つい最近まで新車だったこいつ。周囲には21世紀ドカには何の関心もないっていうドゥカティストが多いので、自分でも気づかなかった。厳密にいえば自分の好きなのはスポーツクラシックではなくてMHRレプリカのレプリカMH900e。2002。こいつはMVの125をいじってもらっていたバイク屋さんに...
View Article砂漠と黄色。オフロードレーサー
モノクロスサスペンション。オフロードレーサーYZ125。バランスの良さそうな、黒く引き締まったフレーム/シート/エンジンブロックになぜかTY風にも見えるタンクそしてフェンダー、ゼッケンは黄色。いつ頃のものかは知らない。このYZは戦闘的ヤル気と雰囲気にあふれている。そして美しい。しかしこれが分からん。レーサーなのになぜメーターが2つ付いているのか。(shoさん、イナゴです)YZ175cc版の似たような...
View Articleルマンの泥沼
ルマンを制覇しないと前に進めないじゃないですか。24時間耐久の事ではなく、普通の人にはどうでもいいカタログの話です。読み飛ばしてください。塗色に赤とグレーがあるのは気づいていました。その後シートが2種類あるってことに気づきました。つまり2×2=4種類集めればいいんだなと思っていたわけです。しかし本文テキストに英語(赤)とイタリア語(グレー)があると知って、衝撃を受けました。イタリア版グレーのシート違...
View Articleいかんいかん集めちゃいかん。と思いつつ……。
DT125のこの表紙にはなんとなく見覚えがある。以前取り上げたMX100もGTMXも全て同じようなアングルでした。望遠ズームで人物部分上半身はカット、フロント部分のリフトアップ写真。70年代後半、一時期のヤマハ車全てに共通する雰囲気を持った表紙のカタログです。動きのある写真、望遠レンズで背景を飛ばす撮影。エンジン部のアップ、人物は大胆にカット。中面見開きでは車体を横から撮り、背景は中面も裏面も濃いベ...
View Article60年代のフィフティーズ
ヤマハ50ストリートF5。「ストリート」の文字が付く、この欧州モデルはタンデムステップ付きWシート2人乗り。フィルターを付けていじった表紙ではブルーの車体、裏面は赤で、2人乗りの男女のコーディネートも赤。2組の男女カップルが色分けされている。4人の男女と同色の赤青2台のバイク、うまく割り切れたような構成に思えます。欧米向きのカタログにこのように表紙にアジア人が使われるのは珍しいのじゃないか、そんな気...
View Articlesuzukiの「S」の字は正義の印♫
スズキST250個性豊かなおむすびタンク、それ以外はごくフツーのボルティーがそのまま進化した。タンクの「S」マークが誇らしい。フツーなカタチで2バルブ単気筒。もちろん空冷。キックスタートで車重は120kgクラス。セルもある。2本サスでエキパイはぶっとい黒一本。当たり前のスポークホイール。まさにスタンダードスポーツはこうでなくちゃ、のためだけの逸品でございます。たった今、ST250の音を知りたくてネッ...
View Article地味な175、派手な175
ザ・スパイダースのように夕陽を見ていた。草木がどう見ても日本の景色なんだが確証はない。歌と違って海ではない。この地平線は異国のようにも見える。どんな意味合いを込めて作った表紙なのか。夕陽の美しさより、真っ先に気づくのは何やらもの悲しいこと。なんで彼は疲れ果てているのだろうか。DT1とかHT1とかの名前が全てDTに統一されたばかりの頃。サイドカバーの「ヤマハトレイル」の欧文は明朝。派手なDT一方下のカ...
View Articleアグスタ。30年ぶりに生き返った125S。昔乗ってた350。
125ccのアグスタを30年ぶりに動かしてみた。ナナハンに較べりゃあ、車重わずか100kgちょい。まあ、ちょろいもんだって侮っていたのが大間違い。加えて脳みその劣化は想像以上だった。違いが分かっていながらも逆チェンジ操作が辛い。車と違いアクセルをブレーキと間違える事はこそ無いが、ミッションをシフトダウンするつもりでブレーキを踏んでしまった事数回。シフトダウンするつもりがシフトアップする事数回。しかし...
View Articleツインと3気筒。スリム感命のヤマハの4ストシリーズ。
4ストGXとTXのすべてがXSだった。なんとまあ分かりやすい。一方国内仕様でXSという型式は普通にアメリカン仕様のみ。ドカドカ音の英国社風650、8バルブ高回転500、ごく普通の400ツイン。キャストホイールのXS500は49馬力。日本では48馬力でカタログは1種類(GX500)なのに対し、輸出用カタログはあまりにたくさんありすぎて何種類あるか分かりません。それよりも重要なのはXS400/250の存...
View ArticleカワサキKH125そして90/100、3気筒
KHは美しい。マッハの末裔の500/400/250。単気筒の125/90。125と90は兄弟。とまあこれ極めてカタログ的な考え方。カワサキは国内版でこの2車種のカタログをペアで作成したからそう思っただけですが。90と100は双子のようなもの。10.5psの89ccは99ccになって12ps。輸出用KH100Eはリヤディスクがドラムになった代わりにキャストホイール化。カクカクしたタンクのKH90は分か...
View Articleアドレスです。高級スクーターです。2ストです。
スクーターについて書くのはどうも気が乗らない。スクーターカタログは、それこそダンボール一杯程持っているのですが、内容も機種も気にした事は無かったので、覚えていない。コレクションの中性脂肪くらいに思っていました。言い訳はさておき、このアドレスのカタログにやられちゃいました。シングル50とタンデム100。高級路線丸出しのカタログですが、まさか2ストとは。それこそアドレスって4スト専用スクーターだと思って...
View Articlebox標準装備?これこそレジャーバイク。
2ストツインの空冷。シングルシート+荷台用シートでタンデム可。それ以外はごく普通のスポーツバイク。白いBOXは標準装備かどうか分からないです。そうだったら嬉しいのですが。日本なら「商業車」のひと言で片付けられるクルマ。だが廉価版っぽい味は一切無い。それにしてもどう見てもすべてが中途半端なのに、そこそこ高度なレジャーバイクじゃないですか。まさに非の打ち所もない完成度の「中途半端」では無いですかい。
View Article650ccのXS-1が出るまではヤマハの最大排気量でした。
海外向けにこのチラシが存在した事を今回初めて知った。国内には無かった気がする。R1はどうだったんだろう。このカラフルなR3はわりと好きだったモデルなので、国内では単一カタログが無かった事だけは分かっていた。R3が載ってたのはスポーツラインナップカタログだけだったと思います。スポーツバイクの単一カタログはおそらく60年代後半、XS-1とDT-1とRX350あたりから作られはじめたのじゃないか、そう思っ...
View Articleモンスターハンターズ
モンスターなんてみんな同じ様なんて思う人いるのだろうか。たとえばドカ専門誌の人達はその変化に区別がつくのでしょうか。写真を見るなり「これ、20××年製の1200ですね。×××台作られた。この年のモデルは中低速に難があったんですよ」なんて。自分の周囲のドカマニアはベベルツインやシングルファンばかりで、モンスターファンがいない。まあ年寄りばっかりだからかな。おっとオーナーさんが1人だけいましたね。とにか...
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