スズキ2011、2012
2010年頃のラインナップ。カタログコレクターの自分にとって一番苦手な時代です。ブログ見ていただいてる方にとってもそうじゃないかと勝手に考えています。2012の総合カタログのスズキのロゴ。メタル感が非常に奇麗です。中身よりこの表紙を見ていただきたかったので……、中身は省略。スズキの総合カタログには表紙、見せかた、テーマ、構成で3年に一度くらいひどく出来の良い年があります。2011の総合カタログはずば...
View Articleギヤインジケーター付きハイパワーアメリカン。
おそらく函館の人からいただいたと思うチラシ発見。お尻がずっしりハマる安定シートにアップハン。スポーク仕様のスタンダードGSよりさらにパワーアップし、なんと39馬力!!...
View Article海辺と砂丘とXL。
どっちが何の「R」か分からないのですが、250の前後にRの文字をフル装備した車名「XLR250R」。この水平線は海だろう、どう見ても海だ、と思うのですがキャッチフレーズでは頑に「大地」だの「地平」だのとこれを認めません。海です。そう決めて話を進めます。パリダカもテネレも、もう忘れ去ってしまった。砂漠。映画でいえばウォンカーワイの「楽園の瑕」。これが最高。次点がアントニオーニ「砂丘」、日本映画「砂の女...
View Article赤いダイヤ、赤い衝撃、赤いトラクター……。
4気筒アメリカン。ここではそう呼ばれていないのですが、日本では「マグナ」です。右から見ても左から見ても見える2本マフラー。一見空冷V型2気筒なのに実は水冷4気筒、なんて大嘘つきのバイクです。並列ツインをV型に、あるいはVツインを二つくっつけたなんて事はなく、元エンジンがレーサーレプリカのVFRだったとは。と、厳しいことを書きながらも、ふふふ、なんかカッコいいバイクです。「セパハン・クリップオン命」を...
View Article走る「中途半端」。中型越えでナナハン以下
地味な中型4気筒ヤマハXJ。カタログはXJ600で、水冷化したXJ400ZEというバイクとそっくりです。ただし、こいつは空冷、ラ…、ラジエターがねえでがす。フレームマウントのビキニカウルがようやく認められ始めた頃。ヘッドライトが丸目から角型になりつつある時代、僕にとっては最悪のタイミングでです。400ccと600cc。カタログからの知識なんですが、81年の空冷XJが650ccでした。63x52.4の...
View ArticleスズキのGT、いつ頃でしょうか。
カタログハンターです。ツーリングに行ってました。とりあえずこいつで我慢してください。1975あたりのスズキの総合です。ロードスポーツGTシリーズ。扉はローラボー。文句ありますか?僕は文句ありません。トホホ。ローラボーです。ローラボー。これを出されたら文句ありません。GTシリーズ。水冷750cc。まさに大いなる余裕でござんす。好きな人は好きなGT750。「水牛」です。こいつのイメージは国内と海外では違...
View Article幻のバイク、幻のカタログ、幻のライダー。
幻のバイク。ビンセント/HRDならまだ理解できます。しかしブラフシューペリアとなるとまさに想像の彼方、昔ロレンスが乗っていたバイクという常識程度の知識しかありません。とはいえ2度見た事があります。一度目は国内のあるショップに置いてあったもので、友人に連れて行かれた。それもとくに鮮明な記憶ではありません。もう一度はミラノ郊外のある工房で見ました。そこへはイタリア人カタログコレクター仲間が連れて行ってく...
View Article太陽と旅するFOUR、なのに
太陽と旅するFOUR。はずなのにこの表紙は暗い。国内版は赤主体だったのにここ(ドイツ版?)ではシルバー。海を見るライダーの後ろ姿がなんとももの悲しい。国内向けの単品カタログでいうとCB750(K)は大きく10種類。CB500~550は9種類。対するCB350Fは1種類しかない。(CB400Fは2種類)500cc、550cc4気筒ならその立ち位置もきっちり理解できる。ナナハンよりジェントルで落ち着いた...
View ArticleDUCATI モンスターは偉大だ。
ホンダのVTR250はどうもモンスターと同じデザイナーらしい。パクった、パクってないは別としてその影響っぽいバイクはよく見かける。こいつはまあ、なんちゅう可愛さなんだ。50cc。ボンバー?聞いたことないメーカーだな。中華製だろうか?まいっか。おつぎはイタリアンモーターサイクルの老舗、モトモリーニ様だ。自分たちにとっては中型のVエンジン得意のメーカー。ただその頃は長いモリーニの歴史のほんの一部。全体か...
View Article500cc を熱く語りたくなる。偉大なる「立ちゴケ」バイク。
イタリア仕様のZ500FX。この500cc版は国内向けカワサキZ400FXでは物足りなかった人々にとって理想的バイクだったにちがいない。国内で400/550ccだったその排気量はここでは500cc。中型免許制度から考えれば国内市場には全くあり得ない排気量だ。400ccの物足りなさ。あともうちょっとだけ必要なチカラ、それが馬力なのかトルクなのか分からないがこのバイクにはそいつがある。カタログのものはハ...
View Articleハスクバーナはブルーに黄色。
2018年春のヨーロッパモーターサイクルショーで話題を呼んだのはドカの4気筒パニガーレV4、ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤン」。そしてこのVITPILEN401だったらしい。僕はこれまでオフロードにはあまり興味がなかったせいか、「ハスクバーナ」にはピンと来なかった。しかしまあこれがいいカタログを出すのです。フサベルなどと同様、何冊か手に入れるうちカタログ収集にとり憑かれてしまった。2018年、その...
View Articleありそうでなかった。ホンダCB50Sの後継者
主人公はCB50Sです。残念なことに正規のカタログを持っていません。2タイプの2P裏表チラシが存在することは分かっていましたが、正規のカタログがあるかどうかは分かっていません。ですから販売店用のファイル形式総合カタログからのピックアップです。もう一種類あります。こっちはグレーのフレーム。CB50Sは高性能なわりに地味なモデルです。なんとリヤのキャリアが標準。高性能なMB-50(その後MB-5に)との...
View Articleカタログ片手にビールが美味い。
すいません。CB50はさらに続きます。これがCB50Sになる直前の「ベンリイ」最後のモデルらしい。のわりにカタログには「ベンリイ」がどこにも書かれていません。「CB50」とだけ。その下にJX-1と小さく記されています。このカタログはあまり見かけません。ファイル類を整理していて、発見しました。よく見かける、市場に出回っているカタログは下のこいつです。表紙やスペックにはアルファベットでBENLYと誇らし...
View Article100のオン、100のオフ
70年代前半にバイクに乗っていた連中によれば、当時の若造にとっては90ccバイクが主流だったそうです。そんな時代です。海外向けヤマハ、オンもオフも100cc。80年代になると日本の若造が一気にバージョンアップして250cc以上が当たり前になってきました。同時期、イタリアの若い子たちが皆125ccを中心に乗っているのを意外だと思えるほどです。このカタログ、販売店のスタンプからベルギー向けと分かります。...
View Articleお前っ……。ちょっと可愛いじゃねえか。
生意気だけど、なんとも可愛いじゃありませんか。こいつ。80cc(72cc)のどっからみてもミニトレのレーサー。空冷、それも2本サス。本当にミニトレか?と思っていましたら、ちゃーんとタンクにGTって書いてありました。最高出力はスペックに書いてないし、トルクを較べたら市販のミニトレ80より低い。表紙をみただけじゃ分からなかったのですが、子供向きレーサーみたいです。本格派の匂いがする外観や前後フェンダーの...
View Article1968、1969。2輪に興味を持ち始めたのがこの頃でした。
このホンダ総合カタログにはCB750fourは載っていません。1968年というとマッハもXS-1もGT750もまだ出ていない時代でした。僕がオートバイに興味を持ち始めた時期ではあるのですが、当然何の知識もありません。専門誌を読み出したのは翌年。その頃すでにCB750fourやマッハ500がラインナップされていました。GT750だけはまだなかった。そのころはT500がスズキの最上位機種だったからです。...
View Articleクルマに積めるスクーター
「こんなバイクあったな」とか「あらためて見ると可愛いじゃないか」という声が聞こえてきます。スクーターではありますが、小さくデフォルメしたカタチ。モトコンポやモトラが人気あるのなら同時代のこいつだってと考えました。このスクーター確かに見たことあるのです。それがいつだったかもどこだったかも思い出せません。印象の薄いスクーターだっていうのは確かです。あわてて撮ったので、一部反射して読めません。しかしいーの...
View ArticleCB750K、1969、1973
CB750fourのことが少しだけ分かってきた。まだ「ほんの少し」だけです。実車がそれほど好きなわけじゃない。僕にとって本当に好きなのは「ホンダCB750four」ではなく、そのカタログの方だからなのだ。このカタログはおそらくKゼロの3種印刷された最後の一つ。発行年月日が書いていなくてもそれと分かるようになった。型式コードナンバー等が苦手な僕にもシートやキャリパー、サイドカバーなどで区別がつく。塗色...
View Article分離給油だとぉ?ヤマハの2サイクル125cc。
オートルーブで一年じゅうタフ!ヤマハのHPで当時、オートルーブが当時画期的な発明だったと知りました。「2サイクルか4サイクルか‥…。技術論争をよそに、両方の特長をすべてとり入れて完成した世界最高の機構です」だそうです。私ゃスズキバンバン50デビューなんで、2ストは分離給油当たり前と思っていました。1964年の市販車ではこのYA-6やYG1Dが最初のオートルーブ採用モデルだったそうです。バリエーション...
View Article度々旅。番外編
上のチラシは本文と関係ありません。旅です。九州熊本に行ってました。せっかくだからと岩下コレクションのDUCATI「アポロ」を見に行こうと、大分まで九州の国道を走ろうと計画を立てたのです。レンタバイクで今どきのハーレー最新ストリートモデルを借りて、スマホのナビ用にワイヤレスイヤホンも買って、タイムスケジュール等も具体的にかなり進めたのですが結局挫折しました。しかし地図を見て計画を立てるだけでも、楽しい...
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