主人公はCB50Sです。
残念なことに正規のカタログを持っていません。2タイプの2P裏表チラシが存在することは分かっていましたが、正規のカタログがあるかどうかは分かっていません。
ですから販売店用のファイル形式総合カタログからのピックアップです。
もう一種類あります。こっちはグレーのフレーム。
CB50Sは高性能なわりに地味なモデルです。なんとリヤのキャリアが標準。
高性能なMB-50(その後MB-5に)との併売ですから、仕方ありません。
そのMB-5とバックにさりげなくCR110を映し込んだ50~80ccスーパースポーツモデルのカタログの表紙。変形の折りが特徴的なカタログでした。
これも2種類あって、よく見るとMB-5はフラットハンドルとアップハンの違いがあり、加えてウインカーの位置も違う。2冊とも表紙以外はほぼ同じつくりだった。カラーバリエーションは片方が黒フレームのみ2種、もう一種類はグレーのフレームと合わせ4種類記されています。
ところでCB50Sに対しCBX50っていうモデルはありましたっけ?
なかったはずです。ドリーム50やベンリイ50Sじゃなくて。スーパースポーツといえば、頭の中にはどうしても2ストの最後のモデルMBX50のイメージが浮かんでくる。
CB50の前には水平シリンダーTボーンフレームのSS50があって、フラットシートのCBにシートカウルがついて、さらにディスクブレーキ付きのJXが出て、機械式のブレーキが油圧になってCB50S。
これが僕の知ってるホンダ4スト50スーパースポーツの歴史です。はい。