幻のバイク。
ビンセント/HRDならまだ理解できます。
しかしブラフシューペリアとなるとまさに想像の彼方、昔ロレンスが乗っていたバイクという常識程度の知識しかありません。
とはいえ2度見た事があります。一度目は国内のあるショップに置いてあったもので、友人に連れて行かれた。それもとくに鮮明な記憶ではありません。
もう一度はミラノ郊外のある工房で見ました。
そこへはイタリア人カタログコレクター仲間が連れて行ってくれた。
仲間同士でレストア拠点にしていた場所らしいです。おお、そこにあったラインナップの凄いのなんのって。旧インディアンや2台あった貴重なブラフシューペリアよりダストピンカウルのワークスレーサーや5気筒前輪駆動星形エンジンのメゴラ(上の写真。手前左)に魂を奪われてしまいました。
幻のカタログ
知らなかったが、ブラフシューペリアが新たに作られるという噂は随分前からあったらしい。
カタログは今年2018年のモノ。表紙の箔押し、32ページのかなり手をかけたなつくり。ミラーコートのような表面にプラス一色マット系の黒を使っている。裏表紙にwww.broughsuperiormotorcycles.com のアドレスの横にelfのロゴが刻まれている。
幻のライダー。
幻のライダーはこの僕自身のことです。
先週あるツーリングに参加しました。バイクは好きなのに乗るのはあまり好きじゃない、高速道路上のカタログハンターといえばまさに絶滅危惧種。バイクよりカタログが好きという引きこもりです。
走るのは何年ぶりだったかも覚えてもいません。バイクで走るその姿はナマケモノが川に落ちて泳ぐ動画よりレアに違いありません。
方向音痴もあって高速に乗るまでさんざん道に迷いました。
待ち合わせ場所に早めに行って、余裕で待つつもりが逆に待たせる結果に。
グループツーリングのはずが目的地待ち合わせのソロツーリングになってしまいました。やっちまいました。スンマセン。
そして僕だけさらに一泊したことで帰りも一人。
帰りも高速に乗るまでめっちゃめちゃ迷いました。無事に家に帰ったか、まあ仲間が心配してくれることくれること。そりゃ当然です。
ソロツーリングは人生2度目です。