OHVカブの初期カタログ
気にしながらもなかなか出会いがなかったこのカタログですが、偶然函館のあのお方から、つまりTetsuさんですが、いただきました。カブのカタログはある程度数も持ってるのですが、これと一緒に紹介する「格」を持ったものはありません。1958年。初期型C100。なんと4.5馬力。それは置いといて、そういえばCUBき者さんお元気ですか?カブといえば聖地ベトナム。ハノイでもホーチミンでもそれほど見なかったです。都...
View ArticleMTX。ホンダの赤いマシン。
オフ車です。クロッパ様すいません。またまた2スト車の話題です。友人がMTX50を入手した。そう聞いた時最初あの「ラクーン」を赤く塗ったやつのようなのマシン(MT50)の延長かと思い、全く興味がわかなかった。MTX...
View Article21世紀のトライアンフ。クラシックシリーズ。
2001年のトライアンフカタログはクラシック路線がグリーン、水冷3気筒4気筒スーパースポーツシリーズはイエローがテーマカラー。この頃のトラにはまだキャブがついてます。エンジンはナナハンと900水冷3気筒シリーズ。2001年は「ボンネビル」ナナハン復活の年なのです。ボンネビルは空冷。ちゃんとツインで空冷です。昔風のフタコブラクダのようなシリンダーヘッドカバーだが、OHVではなくツインカム。こりゃあ進化...
View Articleホンダちゃんとした4ストのトライアル車。
80年代初期に新発売されたイーハトーブです。僕は外見からバイアルスと区別ができません。どっちだっていいじゃないか、同じTLなんだしって思ってました。その「バイアルス」はバイク・トライアルスの略だってわずか10分前に知りました。しかしイーハトーブにはTLってついてないぞ、と気づきました。カタログ上の表記の話です。いや実際には付いてました。TL排気量プラスSが付いてイーハトーブなわけです。
View Articleデスペラード。ならず者が行く。
こいつはスズキの「デスペラード」。カタチはヤマハ「ロードスター」で馬力パワーが自慢のスズキ版アメリカンマッチョ。ひと昔前僕は毛虫のように嫌っていたアメリカンバイク。最近は好みの車種が出てきたり、ラインナップや車種名を覚えたりと少しずつ気になってきます。今どきの言い方ではアメリカンとはいわず、「クルーザー」だそうです。デスペラードは「ならず者」って意味です。ロバートロドリゲス監督の同名の映画タイトルを...
View Articleホンダちゃんとした4ストのトライアル車。
80年代初期に新発売されたイーハトーブです。僕は外見からバイアルスと区別ができません。どっちだっていいじゃないか、同じTLなんだしって思ってました。その「バイアルス」はバイク・トライアルスの略だってわずか10分前に知りました。このカタログにはTLって名称がついてないぞ、と気づきました。イーハトーブの表記の話です。いや実際には使われていました。TL125にSが付いて、その愛称がイーハトーブなわけです。...
View Article涙滴型タンクのスクランブラー
2スト250ccツイン。ロングタンク採用のR3より迫力は落ちる。R3は当時のヤマハのエースで、わずか350ccでもメーカー最大排気量だった。一方ヤマハ伝統の250ccはYDS-1など中核的な位置づけ。なのにこの時期のDS6にはやや物足りない何かを感じていました。海外向けは何かが違う。スクランブラーはなかなかスッキリした感じに見えます。ウインカーやタンクラバーが付いていないからでしょうか。随分イメージ...
View Article96ccも97ccも「100」。ヤマハのオフロード
最近いきなり入手できたカタログ。カタログとしても珍しいし、もちろん気に入っています。レーサーなのにトレーナー、ジーンズ、ワークブーツ?欲しいカタログで同様の表紙、モトクロスフル装備のものもあります。マシンはMXではなくYZ100でしたが。MX100は国内向け90ccの拡大版レーサーだろうということは分かる。このタンクのカタチ・角度が微妙だ。HT-1よりHT90(HT-2っていうのか)に近く、いやTY...
View Article4ストか2ストか。ヤマハメイト。
4ストロークのシャフトドライブ。カタログネタに困ったときこその「メイト頼り」です。まったく……。落語にはまったく疎いカタログハンター。なさけないことに主役のこの落語家が誰か知りません。中面に出てくる中華料理屋や寿司屋、クリーニング屋、酒屋さんたち↑は表紙の落語家じゃないかと思ってるんですが、これは確信が持てません。なぜかというと役者が一人足りないからです。郵政メイトは一時期本気で探したことがあります...
View Articleヘビーデューティ!! モトラの叫び
モトラには2種類ある。ミリタリーイメージのカーキ色軍事モデルと道路工事系標準カラー山吹色。どちらが好みでも結構。僕の知っているモトラオーナーは美容師で、カーキ色のこいつに陸王のようなサドルシートを付けていた。なぜか非常にカッコ良かった。これが甲州街道の彼のお店の看板バイク。このバイク、残念ながら広告イメージ通りにヘビーデューティに使われる事はまずなかったと思う。そりゃあそうでしょうっていうくらい、実...
View ArticleCBX400インテグラ、572ccでも550表記
CBX400がカウル付きで登場したことに当時ショックを受けました。いよいよカウルの時代到来かって。インテグラが発売されたのはカウル無しCBX登場の翌年の1982年でしたが、このCBXのプレス発表時すでにカウル付きの写真がメディアに登場していました。上のカタログはイタリア版。かの地ではインテグラではなくてCBX400F2というモデルだったんか。各社ツインカム4気筒が出そろった中、最後の登場だったのです...
View Article車格はいうことなし。CB750Fエクスクルーシブ
ミキさん、お元気ですか。何十年も昔の話なんではっきり覚えていないんですが、ツーリング仲間のミキさんのバイクはコレだった気がします。人見知りする連中だけ集まったツーリング仲間の中でミキさんのバイクだけがナナハンだった。シロートばかりの集団は当然のようにいろいろなトラブルに襲われたのですが、このツインカム4気筒だけはツーリング中常に無敵のノートラブル。ずっしり重く、速い。1台1台、手がかかっている仕様な...
View ArticleスズキGSX400は正統派。ザ・トラディッショナル。
この表紙写真にやられちまいました。4バルブ2気筒ツインカムトラッド。スズキも気合いが入ったカタログを制作するのです。まったく侮れません。後の棚にはガンマのものらしいエンジンブロックが見えています。他社、たとえばホンダでいうとCB400ラグジェリーカスタムがこのバイクの立ち位置ですか。ごく平均的なホースバックライディング。レーサーレプリカの対極にアメリカンスタイルとして括られる流行がありました。極端な...
View Articleビッグシングル。2サイクル。
DTの2スト400(DTとはデュアルパーパス/トレールからきたらしい)。シリンダーヘッドカバーのフィンがオールバックのように縦に並ぶのが特徴的だ。立体的なタンクのツインショックタイプとフラットなタンクのモノサスタイプがある。このカタログは後者の方。ビッグシングルといえば4ストの方のXT500を連想してしまう。2ストの場合最大排気量って気筒あたり400~500ccでしたっけ。DTには500はなかったっ...
View Articleホンダ総合パンフ。1971年。
かなり汚れた総合カタログです。例によって何処から手に入れたかは忘却の彼方。表紙はダックス。男性3人女性1人。ダックスは1人1台です。遠心クラッチ3段のZとクラッチ付き4速のTが2台ずつ。あれっ、リヤフェンダーに白3角が見える。70ccかな。メットも4色計4つ。原付ノーヘルオッケーだったはずですが、なるべく被りましょうというキャンペーン中だからでしょう。原付(1986年からメット着用マストになった)に...
View Articleホンダの三種盛り合わせ。
400ccの3タイプ。ホークとホークⅢ、CMの総合カタログ。僕はこの手の三種盛り合わせカタログが好きで、同時期のホンダ125のCB、CBのJX、CMやヤマハ50cc、RD50、MR50、TY50の三種など大好物。ただなあ、この表紙が……。ホンダ青オビ表紙全盛の、カタログデザイン暗黒時代です。ところでこの楕円、逆台形、おむすび型はいったい何を表しているんだろう。台形はホンダのH。三角は現在のドカのロゴ...
View Articleプジョーは走る。回る。
定期的にカタログをトレードしている相手がフランス人ですから、コレクションも「シクロ/モペッド」系が多くなるのもこれ、仕方ありません。実際プジョーやMBKはかなりたくさん持っています。前回プジョーのカタログを紹介したのはちょうど2年前。あれからポリスモデルだのスピードファイトなど各ラインナップにまんべんなく別バージョンが揃いました。旅行から帰って、郵便受けを見ると束になってこいつらが僕を待ち受けていま...
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