ツートンカラータンク「エクスポート」も「ドリーム」も付かないけど
CB175(1970年2月に登場)ハイウェイもオッケーの175cc。馬力は20馬力。そこそこ走ります。といってももちろん乗ったことはない。見栄も恥もメンツもなくなった現在のおっさんだけに訴えかける175という数字の魔力。当然、当時はぜーんぜん興味を持たなかった。125→135→175と1万円プラス分だけ高くなり、175に2万円ちょいを足せばCB250様が手に入るという時代。そりゃ仕方ないです。おっと...
View Article道なき道を、走れホンダ
ホンダのオフロード系カタログが手元に何冊かあって、年代も、系列もばらばらだけど。えーいまとめて、どーん。こいつはCTX-200。オーストラリアの羊飼いバイク、らしい。ハンターカブを思い出す「CT」、1980年以降のオフ車っぽい200ccという排気量、大げさなプロテクター。印刷はオーストラリアなのになんていったら失礼か。しかし。写真もレイアウトもなかなか奇麗。文字だけ活版っぽい伝統的な古くささ。といっ...
View Articleヤマハオフロードシリーズ
なんともキッチュなカタログ。これでPrinted in Japanだそうです。いや嫌いじゃありませんとも。同時代の格調高いカタログは沢山知っている僕ですけど、この印刷物がヤマハ純正とは思えないだけです。欧州っぽい、かなり古くさい色遣い、DT/TY/XTの縁取りロゴ。紙質。フランス語版でアムステルダムの欧州拠点が発行元です。DTは250と400だけに小さくmx...
View Article空冷2気筒。ヤマハ70年代最後の125cc
モトベカンD55を思わせるスタイル。モトベカンにペダルさえ付いてなきゃなあ、と思う。同様にRDはハンドルさえセパレートだったら、いやもう少し低かったらと思う。これが↓モトベカン中型の教習で僕は最初にRD125に乗った。乗りやすかった。教習中クラッシュしてくの字に曲がったRD125も見た。RD125とRD200この125にはボアアップ版の200があった。これは僕の持ってるものではないがそのカタログ。R...
View Article2003年ホンダキャメルレーシングのプレスキット。
CDの中身は画像集らしい。これはフランス人のコレクターから手に入れた。宇川と、ここではマックスピアッジがエースだ。彼はアプリリアの250で鈴鹿の最終コーナーで勝負かけた姿が印象的だった。ここ一発であの凄い力を出す集中力が凄い。それにしても某雑誌では「無謀だ」のひと言だったが。500GPの動画がやっと観られるようになったのは1982年頃。もちろんテレビやパソコンではなくて、一部の店で売ってる高けぇ販売...
View Articleヤマハの4スト「XS」シリーズカタログ1977
カタログを開けると両観音扉。こんな感じです。いい写真でしょう。ガレージに貼られたYZR700/OW69のポスターが時代っぽくていい感じです。ヤマハのこの時期の主人公はやはりXS750の3気筒なんでしょうか。見覚えのあるこのキッチュ感。以前アップしたオフロード版カタログに対して、これはロード版のラインナップカタログです。表紙は反対側まで回り込んでいて全体の景色が見回せます。開くとこんな感じです。角タン...
View Articleヤマハの4スト「XS」後編。単品カタログ
最近入手したXSのカタログです。XS500。GXの海外仕様でキャストホイール、車重が2kg程重くなった分パワーが1馬力アップ。何種類か存在するタンクグラフィックの中で比較的珍しいシンプルな下部囲みケイ帯。表紙の黒だけは帯無しで金のヤマハロゴ。僕はこっちの方が好みです。これはGXの国内仕様と同じです。「またポルシェかよ」って言いたくなる表紙写真です。国内撮影にも見えるし、勝手に高速道路のサービスエリア...
View Articleホンダ4気筒フォーインワン最後のひと咲き
CB400/500F最終型北米仕様。1977年カナダで印刷された。特徴的なのは蓋付きガソリンコック。このタイプは国内では販売されていない。タンクがワインレッドにゴールドの縁どりでそれまでのスポーティさから一転して格調高く仕上がっています。CB400Fの方は国内とは違い408ccのままアップハンドル化。CB550についてはこの時期は4本マフラータイプKのみが国内で発売された。...
View Articleブーム最盛期。ホンダ1981年ラインアップ。
ホンダ1981年ラインアップ。80年代前半のホンダ総合カタログの年代はCB1100Rがあれば特定できる。CB1100Rは1年ごとの3種類、型式名がそれぞれB、C、D。容易に外見で判断できるからです。このカタログの場合、もっとも分かりやすいCB1100RBですから1981年だと分かります。表紙で大々的に扱っている耐久レースとモトクロス500ccの優勝。それぞれFontan...
View Article400の教習車。今だったら楽しそうなんだけど。
知らなかった。今の教習車って、現在もこの車両かどうかは分からないのですが、意外に格好いいじゃありませんか。集合マフラーにスタイルを損ねないエンジンガード、2本リヤサスにホイールまで黒ずくめの下半身。前後上下4つずつのインジケーションランプが邪魔ですが、それでも随分コンパクトにまとまってるじゃないですか。すでに見栄をはらない世代になった僕ですから、このまんまでツーリングに行けます。でも、です。実は教習...
View ArticleCB750F2とホンダエアラ
この750Four-ⅡのカタログでCB750のOHC空冷がほぼ揃った。あとたった1冊あればおそらく完成。その足りないカタログはなんだと思いますか?エアラです。オートマチックのエアラカタログにはブルーの帯に「新2輪世紀」のコピーがついています。2種類あって、「EARA」のエンブレムのものとグリーンの光のもの。どちらも表紙で何が言いたいかわけが分からない、とにかくグリーンの光の表紙カタログが手に入ったら...
View Articleロサンゼルスがいつの間にかLAと呼ばれるようになった。
殆ど人に知られず、存在感が薄いバイクのカタログをたくさん持っています。というより実際は僕の持ってるカタログの大半はそんなのばっかり、ほとんどバイク好きが興味を持たない類いのものです。CB250TのLAカスタム。「カスタム」はホンダの当時のアメリカンタイプの呼称。LAカスタムはLCとも略される。タンクが奇麗な青と銀で飾られた一連の豪華版シリーズだが、われわれは「鯖バイク」と呼んでいた。ホンダの鯖シリー...
View Articleホークはホンダだから売れた。そう思っていた。
ホンダホークのイメージに使われたこの鳥はオオタカですかい?現代は都会のビル街でも鷹を見かけることがあるらしい。僕は昔新横浜のガード下を歩いていて、けたたましく啼いて集団で飛び去る野鳥の群れとそれを低空飛行で追いかける一羽の鷹を目撃したことがある。ほんの一瞬だった。ちょうどこの写真のような小さな鷹の横顔。ハヤブサだったかもしれない、が確認できたのだ。最近も目黒の駅近くのマンションに住んでいた友人は庭に...
View Articleデザイン自由なオフロード車。値段が高かった。
神奈川のある新設校のまだ若い高校教師××さんはR&Pを即金で買った。友人たちのバイクに乗る姿にいきなり影響されたからでした。彼は免許は持っていたのに、長いことバイクには乗っていなかった。だから再スタートが原付。R&Pは50ccとはいえ値段はかなりするものだった。1977年、12万8000円。1981年にはなんと14万5000円。その××さんはある日、TX650が信号待ちでせこく前に出ようとは...
View ArticleSR500はもういない。それより SR400がいることがありがたい。
周囲に一人くらいはSRに乗っていた人がいたはずです。僕は偉大なるSRのカタログは集めていません。このカタログにどれくらい種類、バリエーションがあるのかもまったく分かっていません。困ったことに魅力的な表紙もかなりあるのです。しかしコレクションを始めるにはもう手遅れです。そこで初期型シート、キャストホイールモデル、ドラムブレーキモデル、記念モデルと要所要所のカタログだけ押さえていこうと考えました。最近で...
View Articleボビィ。2ストのダックス。
ボビィとボビー今ボビーといったらボビーオロゴンだけになっちまった昔はいっぱいボビーというアイドルがいたんです。まさにボビーだらけ。「ミスターロンリー」のボビーヴィントン、R&Rのボビーライデル、「頬にかかる涙」のボビーソロ。歌手も曲のタイトルにも多かった。「ボビーに首ったけ」というのは片岡義男の小説タイトルだが、同名のボビーに首ったけ(原題Bobby'girl)というアメリカの女性歌手の曲が...
View Articleツートーンカラーの丸顔。なかなか愛嬌があるじゃないか。
丸っこいタンクに独特の2トーンカラー。さらに独特な造形の4発マフラーエンド。500ccに珍しい4気筒。それがこのバイクの魅力の全てだった。当時CB750のカタログ広告コピーでは「乗りやすい重量車」から一転「それなりの人間でないと乗って欲しくない」「乗り手を選ぶ」などの脅し文句が並べられた。これに対し500ccはナナハンクラスという権威に躊躇した層がターゲットになった。だからといって500ccは簡単に...
View ArticleSX200/125 冒険天国はいい。ビブラムソールってなんだ?
スズキの、ましてや4ストオフ車です。こいつは。意味不明の「冒険天国であります」に続いてオフ車に無知な僕に喧嘩を売ってるような本文コピーで始まります。「ビブラムソールのシューズのようなバイクだ」なっなんだって?ビブラムソールってなんだ?ひょっとして、それ知らないのは僕だけか。※当然調べました。アウトドアのソール専門のメーカーで登山靴など用に単体で靴底だけ提供しているソール専門メーカーらしい。知名度はど...
View Articleビモータっていうものは横からじゃない、斜め上から見るものです
ビモータの一体型タンクシートモデル。HB-2、KB-3、SB-4。僕はちょうどこの時代にカタログを集め始めた。しかしすでにビモータはどれも同じような外装でいやになったです。KB-1やSB-2カタログはすでに手に入らなくなった。せっかくビモータ本社から送ってもらったカタログもヤフオクで安価に売ってしまったのもこの当時の一体型タンクシートのカタチが好きじゃなかったからでした。今でも不人気なのか、再び手に...
View Article