ホンダホークのイメージに使われたこの鳥はオオタカですかい?
現代は都会のビル街でも鷹を見かけることがあるらしい。
僕は昔新横浜のガード下を歩いていて、けたたましく啼いて集団で飛び去る野鳥の群れとそれを低空飛行で追いかける一羽の鷹を目撃したことがある。ほんの一瞬だった。ちょうどこの写真のような小さな鷹の横顔。ハヤブサだったかもしれない、が確認できたのだ。
最近も目黒の駅近くのマンションに住んでいた友人は庭に(9階に大きな庭がついている)雀の餌場を作っていた。ある日カーテン越しに小型の鷹のシルエットを見、飛び立ったその直後散乱した雀の羽毛を見た。
ホークⅡのカタログは今はまだ集めていない。
国内物カタログだったら普通どのくらいの種類があるのかが分かるのだが、これだけは難敵。ホーク自身に興味をもたなかったせいもある。
オオタカをあしらったカタログを400や250も含めこれでもかというくらいの数量を見せつけられて、まったく手が出なかった。
チラシも合わせると楽に12種類は超えるのでは。
昔バイト仲間の兄ちゃん3人がZ650、GX750、ホークⅡの3台でツーリングに行く後ろ姿を指をくわえて見ていた。ホークⅡの人だけが当時出来たばっかりの中免だったと思う。
原付免許の僕はバンバン50に跨がったままそれを見送った。
OHCショートストロークツイン3バルブ、ホーク250ccはボアだけじゃなくストロークも小さく10000回転まで回る。ミドル級主力車種に、もはや4気筒は要らない。性能的にツインで充分というホンダの自信作だったが、格好が受けなかったか初期のものは評判があまりよくなかった。
ホークⅡの茶色くて丸いタンクは鷹の頭のイメージを模したようだ。そうそう「ヤカンタンク」といわれたあれです。これがけっして孤高のオオタカやハヤブサのような尖った印象にならず、ハリスホークのように乗り手に忠実な印象を与える。ハリスホークという鳥は単独行動をとらず、複数のチームワークで行動する鷹で、それゆえ人にも慣れやすいとも聞きます。
当初コムスターホイールは400ccだけ、250ccはスポークだけだった。タンクがやや角張った後期型以降は250もコムスターになった。
ホンダマチック、ノークラのモデルも出た。
実際には見たことがなかった。
ノークラなのに左のレバーはなんなんだろう。いまならスクーターの免許で乗れるらしい。想像つかないけどいまスクーターの免許で充分って人いるのかな。
いやいるだろうな。