ビモータの一体型タンクシートモデル。
HB-2、KB-3、SB-4。僕はちょうどこの時代にカタログを集め始めた。
しかしすでにビモータはどれも同じような外装でいやになったです。KB-1やSB-2カタログはすでに手に入らなくなった。
せっかくビモータ本社から送ってもらったカタログもヤフオクで安価に売ってしまったのもこの当時の一体型タンクシートのカタチが好きじゃなかったからでした。
今でも不人気なのか、再び手に入れようとした時これらカタログはどれも安価で簡単に手に入った。
このバイク群を自然体に上から見下ろせば、独創的なフレームは見えないにしてもシルエットはあくまで低く、美しく、カタログ表紙のようなナメクジのようなのっぺりさはない。
あくまで上から見る限りでは。
KB-2はこれらと似たようなシルエットだがまだシートは独立している。
KB-1はどちらかといえば上向きのヘッドライトだったのに、2と3はやや俯き加減でヒタイが出てるような顔。大きな違いは前に向かって尖ったアンダーカウルの有無。整備性の面からかHB-2、KB-3、SB-4の3種では切り取られている。
下のSB-4カタログにもバリエーションがある。
裏面のスペックにイタリア語/英語の2種類が並んでいる。もう一枚はイタリア語/フランス語となっている。
ビモータのカタログは英語版とイタリア語版の2種類というのが多いのだが、イタリア語/フランス語というのは珍しい。表紙にはビモータマークのマルCマークの有無という違いもある。
SB-4の一つ前には、超前衛的な美しさを誇るSB-2を手に入れやすくカタチを変えて売り出したというSB-3がある。同じ一体型のタンクシートながらSB-4と較べるとどこから見ても美しく、カタログの種類は多い。スズキが一枚噛んでいるのかスズキの欧州版総合カタログにも掲載されている。
いちばん気になることはエンジン単体をスズキが提供していたかどうかだがこれはまだ分からない。カタログには英語版とイタリア語版があった。
ところで「ま」さん。元気ですか?