ホンダ1981年ラインアップ。
80年代前半のホンダ総合カタログの年代はCB1100Rがあれば特定できる。
CB1100Rは1年ごとの3種類、型式名がそれぞれB、C、D。容易に外見で判断できるからです。このカタログの場合、もっとも分かりやすいCB1100RBですから1981年だと分かります。
表紙で大々的に扱っている耐久レースとモトクロス500ccの優勝。
それぞれFontan MoineauとMalherbeについては詳しくない。
fontan / moineau はおそらくルマン24時間か耐久選手権のマークフォンタンとエルブモアノー。RCBが無敵だった頃の最後。
フォンタンの特徴的なアンシンメトリーの目玉ヘルメットはよく覚えている。昔鈴鹿8耐の時の写真で見た事があります。
こうして見ると意外にアメリカンモデルも人気なこと、400ccと500cc両方が併売されていることに驚きました。CMやCX、XLなど400ccが日本専用ってわけじゃなかったのですね。
1981年は大きな転換期でした。ぱっと見海外向けにも見える下のチラシにはシルクロードがあってCBX400がない。シルクロードは3月、CBXは11月の発表だからその中間期ということが分かる。こっちの表紙は耐久レーサーではなくて、Fスペンサーと片山選手。メットが違うけどナンバー8番もスペンサーかな。ツナギの背中に「SPE」まで読める。
1981年第24回モーターショー。同じ1981年でも82年モデルが出揃うモーターショー(10月末)に配布されたカタログはラインナップががらっと違う。
CB1100Rも1982年型のRCになり、新たに81年に発売となるCBX400Fやスーパーホーク、CX500ターボやモトコンポも加わる。
表紙のライダーはDアルダナ 1981年ボルドール優勝。