4ストGXとTXのすべてがXSだった。なんとまあ分かりやすい。
一方国内仕様でXSという型式は普通にアメリカン仕様のみ。
ドカドカ音の英国社風650、8バルブ高回転500、ごく普通の400ツイン。
キャストホイールのXS500は49馬力。日本では48馬力でカタログは1種類(GX500)なのに対し、輸出用カタログはあまりにたくさんありすぎて何種類あるか分かりません。
それよりも重要なのはXS400/250の存在。これが、上限だった650cc750ccというヤマハの4ストツインラインナップを押し下げてミドルクラスまで広げた意味は大きい。
GX750、ではなくここではXS750。
GX750のカタログが増えるにつれ、ブログに書く機会も多くなり、少しだけ知識も増えてきた。前期後期の違いはひと目で分かるようになった。後期型の二本出しマフラーの国内仕様は67馬力だった。ここではなぜか1馬力多い68PS仕様。
際限なく続くパワー競争の結果、国内仕様に上限が設けられて海外仕様フルパワー車と差ができはじめたのは80年代初期からでした。
おさらいっ。国内の上限とは250cc45PS、400cc59PS、500cc64PS、750cc77PS。一方海外仕様といえばRD500LCは88PSあったらしい。対するヤマハの81年のナナハン4気筒は普通に81PSだった。
僕は850ccのXS850カタログはまだ持っていない。ちなみに850の馬力は79PSでした。
先週パリに一週間いました。
朝が遅く、夜も遅い街です。バイクはいっぱい走ってます。スクーターが大半ですが。物価が高くて、財布的にちょっと辛かったです。革ジャンが欲しかったんですが、好みのものは6万円オーバーで買って帰ろうという気持ちはすぐ挫折しました。
出たばっかのハスクバーナのロードモデルは人気でした。かなりやんちゃなバイクでフル加速でびんびんフロントが上がってました。