KHは美しい。
マッハの末裔の500/400/250。単気筒の125/90。
125と90は兄弟。とまあこれ極めてカタログ的な考え方。
カワサキは国内版でこの2車種のカタログをペアで作成したからそう思っただけですが。
90と100は双子のようなもの。10.5psの89ccは99ccになって12ps。
輸出用KH100Eはリヤディスクがドラムになった代わりにキャストホイール化。
カクカクしたタンクのKH90は分かる。しかし下の写真の、一時期のホンダ125みたいなタンクラインをしたKCは知らなかった。
KH400のカタログ
友人のKH250は変な色に塗ってあった。色だけが問題のKHだった。
前回のツーリングの時、僕が乗っていったレインボーラインの250SSがよかったのでそれを真似して買ったKHだ。
「新しいタンクを買おうと思っている」と言う彼に「だったらブルーがいい」とその時はごく自然に話した。僕がいいと思ったのはメタリックブルーだったのだ。しかし思いもよらないウェーブラインのブルータンクが彼のもとに来た。
メタリックブルーの「メタ」の言い忘れをあれほど後悔した事は無い。
バイクの鍵の話。
バイクの鍵には本当に苦労する。KHでは無いが、最初に持ったカワサキの250SSには鍵が一つしかなかった。それもオリジナルじゃないちゃちな「合鍵」。
当時のカワサキのバイクは鍵を抜いてもエンジンは回り続ける。言い方を変えれば、キー位置をオフにしなくても、鍵を回さなくてもエンジンがかかったまま鍵が抜けるのだ。自分のバイクだけだったのか分からない。
あのバイク以降、自分のバイクの合鍵は必ず2つ以上揃えるようになった。