コスプレバイクだ。YBR125
このカタログ見ただけじゃあ、このバイク新しいのか古いのか分からない。タンク下のフレームは水平じゃないから70年代からのものではない。ヤマハ製のCB125JXみたいなものか。そう思っていました。4スト単でセルモーター付き。どうやら「世界戦略車」といって、いろいろな国地域で作ってるらしいです。キャストもスポークもドラムもディスクもキャブもインジェクションも存在するそうで、カウル付きやオフ車、アメリカンも...
View Article「クラシック風」ってこれが限界だった。 GB250
GB二代目ですか?これ。タンクのカタチが随分すっきりしました。初代GBは改造不要を目指し、250ccにまとめた、メーカーお仕着せのクラシックバイク。さすがにセパハンで登場できなかった。コンパクトな車体を無理して格調高くまとめようとしたのに、混ぜこぜのアンバランス。どうも僕はGB250の事、厳しく思ってしまうようだ。初代のGBはその発表前から噂が先行していた。「クラシックバイクの再現。メーカー製つるし...
View Articleシフトアップするたびにぴょんぴょん跳ねるメイトに乗った。
メイトです。カタログネタに困った時はとにかくメイトです。なんせカタログは沢山ありますから。おばちゃんが茶箱を積んで走るこの表紙は最高です。おばちゃん?おばちゃんですよね?ちょうど中面にも路地を走る、ぐっとくる俯瞰写真が扱われています。蔦屋(書店)で数えたらカブ関係の書籍は15種類ありました。(メイトはゼロです)ファンやマニアの多いスーパーカブには畏れ多いところがあって、まあメイトだったらある程度いい...
View ArticleSL230は謎だ
セローって本当に人気があった。対するSL230は「全くどいつもこいつもセローに乗りやがって…」と思う人、ホンダ一途のファン、他人と同じバイクが嫌な人、そういう人に向けて作られたバイク。でいいのでしょうか?一方ホンダさんの言い分ではセローなんざ知らんわい。遥か昔「シルクロード」から脈々と続くトラッキングバイクでぃ、ということになる。これは正しい。ひねくれ者の僕ならおそらくはSLを選ぶ。しかしSL230...
View Articleムカシバイクのあの「金属感」がなつかしい。
この感じですよ。「金属のメカニズム感」。個人的にこれを最初に感じたのは黒銀メッキのCB450だった。XS-1よりTX650になぜか多く感じる、ガソリン/グリース/オイルの匂いとキンキン共鳴する金属音、メカノイズ。2気筒OHCは直立する事で威厳を保ち、ちまちまと樹脂化して軽量化をはかることをよしとしない潔さが立ちふさがる。そりゃぁ好きに決まっています。性能?ヤマハ初期の4ストはイマイチだったとも聞いて...
View Articleドカは本気だ。パニガーレV4。
マイナーな翻訳ニュースサイトで目を惹いたタイトルは「オートバイレースで日本車が苦戦」だった。記事が伝えているのはひと言でいうと日本のメーカーの経営的不振、これに対照的なドカ、アプリリア、KT...
View Articleマフラーが一本勝負する。
水前寺清子を思い出してしまった。勝った負けたと、騒ぐじゃないぜ♫は「いっぽんどっこの唄」ではない。「どうどうどっこの唄」だった。集合マフラー1本出しシリーズは400から始まった。CBの400Fが最初(発表)だった。ついで750と550が集合マフラー化し、360と250のCJは最後だった。750、550、400、360、250ついでに単気筒だけど125。集合といってもメーカー純正だからそれほど軽くなっ...
View Articleあくまで個性的。タンクはこうじゃなくてはいけません。
この250DS-6ペラチラシはぼろぼろです。タンデムのショートカットの女の子はじつに健康的。モデルらしさが全くなく、まあそこがいいのですが。反面ファッションはスラックスにしてもブーツにしてもかなり60年代モダン!!...
View Articleザ・モンキーズ。Z50も125も
モンキー125まさか125ccでモンキーが出るとは思いませんでした。2005年、今から13年前になっちゃうんですがこのブログで書いてました。「だいたい50ccのバイクは二人乗りの75とか80があるのにモンキーは50だけ。二人乗りシートなんて考えるだけで笑っちゃうバイクです……」と書いていたのですが。モンキーが大きくなったこと。これがいいか悪いか分からないのですが、これ、最新のローバーミニがデカくなり...
View Article「ペケエス」は好きなんですが、「テックス」という呼び方はどうも……。
ヤマハ初めてのナナハン。スリムな空冷ツイン。不人気。バランサー。ドライサンプ。細かいフィンの美しい前傾。アルミリム。OHC。冷却不足。63ps。これが全て。今どきの日本人若者にならこんな渋さ満載バイクが受けそうなんですが、この当時、僕も同世代の馬鹿共もより多くの気筒数、よりハイパワーを求めていました。当時は問題をいくつもかかえたバイクらしいのですが、現在のオーナーなら情報と最新テクノロジーで解決可能...
View ArticleZXR。いろんな顔がある。
フルカウルの前面に2つ眼。耐久レーサーイメージのスズキのGSXR400がデビューしたのは1984年3月のこと。2眼FZ400に約2ヶ月先行する。それまではスズキもヤマハも角型ヘッドライト全盛の時期だった。そのヘッドライト目玉にほんのちょっと角が付いた、カワサキZXRのカウルの顔。ルチャリブレのマスクの顔そのままだ。ZRXとは似てないがメキシコのレスラー、アニバルとブルーデモン。気に入って保存していた...
View Article未来のブルース
スズキの新カタナ。賛否両論の様です。自分の周囲では否定的な意見しか伝わりません。まあ、その通りなんですが。もしこのモデルが出たらどういう反応だったでしょうか。スズキ...
View ArticleYBとRS
商店の若旦那、「2代目」って感じです。働き者の先祖から茶筒(エアクリーナー)とフルカバードのチェーンケースをきっちり受け継いでます。プレスフレームは「7」型と呼んでますが、「7」の字をさらに100度ほど回転させたようなカタチです。後から出て来たYB-1スポーツタイプは小生意気な3代目小僧って感じですね。「B」はビジネスのBじゃなくてYA-1の後継モデル、YBから来てるそうです。ある方の報告では旧車の...
View Article雨に濡れた後輪スポークホイール。360T
ディスクブレーキ、スポークホイール。そして全体的に金属が多用されていたらもうそれだけで充分、なはずです。中間排気量ならばさらにオッケー。重いナナハンはもうキツいっ。癖の強い、存在がうざいバイクはもう沢山、そう思っていました。しかし、このバイクにあまり、食指が動かない。理屈と感情はまったくの別物でした。僕は自分のバイクに過保護になりすぎる癖があるので、普通っぽいこういう性格のいいバイクってのを自然に敬...
View Article年末。妙にカブをよく見るのですが。
新しいカブの雰囲気は好きです。嫌味なほどのクラシックなイメージを守ったまま、ディスクブレーキにキャストホイール。125ccなのにモンキーと同じようにシングルシート。カタログの画像を整理していたら、スキャンしたカブのカタログ画像が沢山出てきました。それぞれいつ頃のものかぜんぜん分からないまま、順番無視でアップします。カタログ画像データ在庫一斉処分です。それぞれホンダの奥付けに住所がないもの、八重洲のも...
View Article右手一本、ストレスフリーツーリング
カタログをIHさんよりいただきました。やっと初期型と後期型が揃いました。おそらくこっちが初期型カタログ。パイプをくゆらすオヤジの後期型に対し初期型はオーディオを愉しむ、僕より若いお兄さんが主役。吸い口のついた細い葉巻をくゆらせながら何を聴いてるのかな。こういうのが「大人」だって言いたいんでしょうな。キックペダル君が行方不明。誰か教えてくれ。スペックにはキック、セル併用となっているのだが、画像をみても...
View Article誰か……。こいつを熱く語れる人はいないのか。
まず見かけないハーフニンジャずーっと持っていたカタログですがこいつの事は何一つ知らなかった。GPZ500Sあるいは500Eという名の、免許制度上不人気な500cc。当時の最上機種ニンジャGPZ1000RXのエンジンを半分にしたモデル。これぞまさにザ・キングオブ普通バイク。ツインの中間排気量でツインカム4バルブ。何をどう特徴付けりゃいいのか。あっちでは普通に人気あったロングセラーバイクなのです。ニンジ...
View Articleメーカーお仕着せのアメリカンチョッパー。
イタリア製2サイクルの過激なエンジン。マスプロダクションに実現不可能な造形。よくも悪くもファンティックならではの完成品でした。これがなけりゃあ誰も「ファンティック」なんて知りえなかっただろう事を断言します。僕がチョッパーを初めて知ったのは1970年の映画雑誌「スクリーン」新作紹介ページ。「イージーライダー」の反っくり返ったライディングフォームと長いフロントフォークのカットはなんとまあ衝撃的でした。主...
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