この250DS-6ペラチラシはぼろぼろです。
タンデムのショートカットの女の子はじつに健康的。モデルらしさが全くなく、まあそこがいいのですが。反面ファッションはスラックスにしてもブーツにしてもかなり60年代モダン!! かなり先進的なのではと思います。保守的な装備のライダー男とはまさに対照的。
昔の国内広告写真を見てタンクの塗色はべったり塗られたもっと濃いイメージ持ってたのですが、このカタログ意外にも金属感を感じるメタリック系じゃありませんか。
高級、重厚、上級車種はこうじゃないといけません。
落書通り5300フランだったんですかねえ。
何ともユーモラスなタンク。これ、「テアドロップ(涙滴型)」と呼びます。テアです、テア、当時は。ティアドロップじゃない。
90HS1や180CS2-Eもタンクのカタチが同じ雰囲気。
ヤマハの250ccといえば伝統の中核的排気量だったんじゃ?なのにこの頃注目されるのは上位機種350ccのR3。ロングタンクのヤマハの最大排気量車はそれなりに迫力があった。125AS2はだけがツートンでちょっとだけおしゃれ。2014年3月にも丸タンクがどーだの女性は丸顔がいいなどエラそーに書いてたのですが、4年前だからもういいでしょう。
国内向けの、ハイフンの無い250DS6の商品案内には「加速性能アップ!」「高速性能アップ!とともに「ひたすら走る方に」「レースに」「男の中の男に」「ツーリングに」と記されています。
生まれ変わったスポーツ界の名車なのです。