ヤマハ初めてのナナハン。スリムな空冷ツイン。不人気。バランサー。ドライサンプ。細かいフィンの美しい前傾。アルミリム。OHC。冷却不足。63ps。これが全て。
今どきの日本人若者にならこんな渋さ満載バイクが受けそうなんですが、この当時、僕も同世代の馬鹿共もより多くの気筒数、よりハイパワーを求めていました。
当時は問題をいくつもかかえたバイクらしいのですが、現在のオーナーなら情報と最新テクノロジーで解決可能になるらしいという事は分かっています。
そんなことよりこのカタチ僕は好きです。
スリムだが意外に重い。後期型ではFブレーキがダブルディスクとなる。
それにしても短命だったこのエンジン、どこから来て、どう進化したのか。どういう進化の系譜となるのでしょうか。
ヤマハの4ストは同じツインエンジンながら、ピーキーなツインカム8バルブと英国車風の伝統直立ツイン、そしてやや前傾のオーソドックスOHC。500、650,750と顔は似てながら性格は全く違う異母兄弟3人組です。
カタログは、えーと国内はWディスク後期型があと2種類で全4種類だったっけ。男が煙草を吸ってるの図とハイウエイの交差する道横ガードレール横に停車してるの図のもの。ブログ用にスキャンしてすぐ3種類のTX750のカタログを全て海外に送っちゃったので、手元には1種類しか残っていない。
メーターが表紙のカタログは広げると下のポスターとなる。