国内の250/350cc組み合わせはヤマハのRZが最後だった。
350ccがなくなったのは400cc限定の中型免許制度が出来たせいだ。
このCB350は360ccに排気量アップされ、CJ360となって終了。その後はホークⅡ400とバトンタッチする。
表紙の年配の、素手で350エクスポートを扱うおっさんの貫禄。以前紹介したものとよく似ています。ヨーロッパ向けには同じバリエーションでCB250のカタログがあるのです。
これです。
並走する4輪から撮ったようなこの写真。シート後部に寄った座りかたはこのおっさんが大柄なのか、リヤ加重の乗りかたか、まさかサイドカバーのエンブレムを隠すつもるじゃ……。
疑い深いカタログハンターはそんな事を考えてしまいます。
350と250、フィンの数とか装備の違いって何かありましたでしょうか。
※旧ドカやアグスタカタログでは同じ車両写真を別排気量のモデルとして使ってます。
さて中面の写真の方は車両の向きが左右違いました。ひょっとして撮影車両は左右のサイドカバーが250と350になっていたりして。
次ページはエンジン部分のアップ。
夜中の2時、マウスでカーソルを動かしながら、画像のシリンダーフィンの数を数えるオトコの図ってのはどう考えてもいただけません。
「おっと数え間違えた。またやり直しだ……」
シリンダー画像の横にスペック表示があり、ちゃんとボア×ストロークの記述もあり、なんてことにはそのオトコは気づきません。
325ccと249ccの違いはストロークではなかったのです。
カタログはシリーズ広告のようです。CB450黒銀モデルと合わせてホンダ重量級3車種の3すくみ。表4には残りの車種2種類が表記されています。ウイングマークには丸い日の丸。
フランスでは「信頼の日本製」というアピールが効いているようです。