ヤマハR3(1969)350ccにはカタログがない。
あるかもしれないが見た事がない。海外向け以外では。残念な事に。
1969年以前はペラのチラシや3つ折短冊形のもの、総合カタログの時代です。
上の画像も販売店向けのファイル形式のものからとりました。
一方DT-1はちゃんとした単体カタログが存在する。デビューは1968年。FS-1にも立派なカタログがある。こちらは1969年。ただしこれらは例外。
ヤマハでちゃんとした単体カタログが車種毎に作られるようになったのは1970年からだと僕は考えています。XS-1やRX350のカタログは何種類もあった。
R3にはスクランブラーモデルがあったが、これが最後となった。
68年のDT以来、トレールモデルが各排気量でシリーズ化されたからです。
70年のXS-1、RXやDXの登場の紙面を鮮明に記憶にしている。
しかしR3は僕がバイクに興味を持ったときすでにきっちり存在していた。
R2やR1についてはもちろん何も知らなかった。
ヤマハ最初の350ccロードスポーツのR1は例の3億円事件に使われたメッキタンクモデル。これをさらにすっきりさせたR3のロングタンクは時代の主力車種の誇りだった。と、ここまで。
同じようなカタチのR2については何も知らなかった。R3のタンクにメッキ板を貼付けたような、ちょうどR1とR3の中間的なモデル。
いや、ここらへんは後付けの覚えたての知識です。