ツインのラインナップ。
わりとポピュラーなカタログだが、当初カタログ裏面の数字からは年代が分からなかった。各モデルの販売時期というのはいつからというのはあきらかにされているが、終了時期というのがなかなか分からない。
125Tの5角形タンクモデルは1972年発売。タンクサイドカバー一体型の次期モデルが77年。気がつかなかったが、意外にロングセラーだ。250Tの最終型は73年から。76年にはCJ250Tにとって変わる。325ccから356ccに排気量アップしたCB360は意外に生産期間が短い。これが1974年~1976年。つまりこのカタログは1975年前後?
そうか。なんのことはない。裏面にあった数字「50」というのは昭和50年を意味することだったのか。
って言ってもいまさらか。
ツインなのにCB450がないのはなぜか分からなかった。500ccになったからか、あるいはツインカムなので毛色が違うのかもしれない。2気筒の味わいってヤツが。
70年代の広告には赤いジェットヘルの写真がアップでよく使われています。
カワサキのA1~A7シリーズ、ヤマハの総合カタログ、ホンダのオフ車など。
この広告で使われているのは、カタログ全体の色味のバランスからだと思いますね。
CB750のこのグレーはK2というものらしい。Kゼロが1969だからこれは1971年モデルとなる。CB750K3というのは輸出専用モデルだったと聞いて、そうかだからカタログがないのかと納得。
CB350は1972年発売なので、このカタログはそのちょっと後。K4が発売されるちょっと前の1972年でしょう。CB350F発売後すぐなので、350押しの広告なんでしょうね。
(次回26日はヤマハタンクの顔エンジンの顔です)