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Channel: バイクのカタログハンター日記
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美しさとハイスペック。スズキの200と400。

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スズキX5E は美しさとバランス。
僕はこれを見て一発で負けてしまった。
1980年発売。シート高が高くなるのをあっさり無視してタンクからシートカウルまでを直線で結んだライン。シートカウルとサイドカバーのラインはシリンダーの前傾角度と一致する。
200ccという排気量。黄色の塗色も計算されたような5スターキャストの美しさ、タンクに施された水平ラインまでもまさに完璧。
RG250よりさらに軽量に見えて(実は軽量ではない)、それでいてちゃんとしたツイン。RGがつかないままGT200という別名もある。
X5Eという車名表示の文字の開き具合、2気筒エキパイが確認できる下部の映り込み。
いや最高です。余分なものを削りおとす、それはいいのですがスペックまで印刷されてないとは。(裏は白です)

そのスペックは大人しい。
196cc2気筒。出力は控えめで8000回転で17馬力。GT185というより16馬力のGT125のバージョンアップ版という方が適切だ。
車重は131kg。最高速度もさらに控えめの128km/h、遅っ!!
比べると分かるが、GT185は21馬力129kg、RG250は30馬力126kg、ガンマになると水冷45馬力131kg。X5E にスピードは期待してはいけない。

スズキはTシリーズをGTシリーズに進化させ、RG水冷4気筒という最終形で2ストの歴史を終える。

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RGの「ガンマ」は日本での表記は「γ」。ヨーロッパ仕様では「Gamma」となる。
国内は400/500だが、海外仕様は500だけ?
400は例によって59馬力。500が64馬力。これが海外仕様となると95馬力まで跳ね上がる。速ぇー!! 

カウルは現代のスーパースポーツに比べて、スクリーンも水平ではなく。シルエットもやや立ち気味だが、それはそれこれぞ80年代らしさだ。

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そして化け物のように速いスズキの4気筒版500。最終のカタチはどういうスタイルなのかは分からない。
ところでウォルターウルフ仕様は海外向けにあったのかな。

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