原付原付原付。
今やジェット機メーカー、世界のホンダも原動機付自転車から始まった。
さて時代なんでしょうか。
いま原付の将来が危ないって話じゃないですか。どうなっちゃうんだろう。
原付エンジンメーカー、Motore HiRO, Milano。
あるんですねえ、エンジン専門メーカー。
画像検索したらこのモーターを搭載した車両がいっぱい出てきた。モトクロッサーに多い冷却フィンのカタチにデロルトのVHBらしきやつがついている。
下は全身やる気いっぱいの原付モトクロッサーGUAZZONI。
HIROと違ってMOTACROSSと表記されている。
50ccだといろいろ効率が悪いそうです。
排ガス規制もクリアしづらいし価格も高い、そこへ電動アシスト自転車の台頭。こうした不利益の連鎖がじわじわと50cc販売量の低下を呼んだらしい。
昔ならとても考えられなかったヤマハとホンダの提携などが現実的になった。
オマケ免許が、そして原付そのものが125ccに排気量アップされるという噂も挙がっている。
しかしだからといって僕自身それほど原付に思い入れはない。
軽自動車だって昔360ccだったし、あの時代はあの時代。
時代は常に変化するものだ。僕自身「時代遅れ」で充分満足してる。
フランドリアの高級原付の世界。
海外の友人から「フランドリアのカタログ送ったから……」というメールをもらった。
届いたカタログを見ると、この会社はペダル付きのモペッドがメインだ。
ダイハツソレックスのような原付、ぐにゃっと曲がっているタンク兼用フレームのモペッドが中心のラインナップ。
一方ちゃんとしたオートバイの格好した軽量カフェレーサーもある。
嬉しいことにこいつはペダル付きで、広告などで昔懐かしいヒョウ柄のシートなどが標準装備なのだ。
デロルトキャブやビキニカウルのついたモデルもある。
原付の豪華版もある。
(表紙のバイクもそうだ)1950年代のキャデラックのようなけばけばしさ。
これらフルカバードモデルもなんと立派な「原付」なのだ。
名前は「アトラス」と「パリジェンヌ」。
フランドリアのサイケな服飾のモデルが登場するカタログ。
たしかフランスかベルギーのメーカーだ。
自転車フレームを作っていた同名の企業と同じなのかは確認できてない。
僕にとって正体不明のメーカーだった。
ガレリなら少しは分かる。
ここは1919年からの老舗メーカー、そしていまだに原付メーカーらしい。
このカタログに古さはない。各モデルにしてもREKORDもTIGER CROSSもずいぶん思い切りのいい過激さだと思いませんか。
このカタログはあまりに出来が良くて、いったいいつ頃のものかが想像がつかない。