「ニッポンの3大イレブン」といえば「セブンイレブン」と「イレブンPM」そして「ペケエスイレブン」だ。
なんて事はたったいま思いついたので、どーでもよろしい。
ライダーの脚とエンジンの下半身を斜め前から望遠で捉えた写真。
車名は下からの縦書き。
先々週とりあげたXS400-2Fと同じ手法。このような表紙のシリーズにはRD400の最終型「デイトナスペシャル」も含まれる。
このRDの対米向けにはなぜか分からないがよく似た2種類の表紙がある。
海外向けなのに53年7月という昭和の表記がある。
つまりこのカタログはXSイレブンの初期ものではなさそう。
XS1100はヤマハ初めての4気筒。
GX750のボアアップ版XS850の3気筒を1気筒増やしたものという話がある。
えーとXS850は826ccだから3で割って、4掛けたら1101.3333333333~。おおぴったりではないか。
しかしこのXSは市販はされなかった。幻の1000ccとは998.93cc。
市販のイレブンの1100 はカローラと同じプラス100ccの余裕。
77ccじゃなくて101.3だったけど、結果「イレブン」の名は定着した。
850から1100が生まれたのではなくて、850とイレブンはほぼ同時に開発されたようだ。
初期のイレブンのタンクはこの1000と同様に囲みケイのみで、後期型には一番上のカタログのようにニーグリップあたりにラインが入る。
ヒラリヒラリじゃない唯一のヤマハバイク。