ビキニカウルにシートカウル、キャストホイールで固めたスペインのサングラス。500ccシングルだ。おそらく70年後半から80年代にかけて作られた最終型。以前に紹介したカタログはスポークホイールでシートはストレートだった。フロントブレーキはドラム。いやそうじゃなくてインボードディスクと聞いた。旧カタログを探してハンドルまわりを見てみると、おお、ちゃんとマスターシリンダーが見えるじゃないか。VT250以来忘れていたメカだ。スポークホイールが似合うね。
これです。
サングラスだけではなく、この頃他にどんなバイクメーカーがあったっけ。
バイク本珍品中の珍品、イタリア版世界のバイク図鑑の「Super MOTO」をとりだして見た。この本はメーカーのロゴマーク、車両の写真がシール状になっていて剥がしてステッカーのように使える。
手に入れた時すでにシールの何枚かが使用済みになっていて、まるで昔の駄菓子屋の景品抽選みたいにみえる。
ベネリの650ツインと750セイがあるところをみると1974年前後か。
見開き。この本の元オーナーはCZのロゴが欲しかったのか。
マイコには興味なかったらしい。この中ではMC501が格好いい。
これは珍しい。モトベカン製マッハ500がある。3気筒350は剥がされたまま。
国産車はホンダもカワサキもヤマハもごく普通。CBやマッハ、TXなのだが、スズキが面白い。GT750カフェレーサーVallelungaがある。カウル無しの過激カフェTT500は残念、シール無し。
考えてみると、カタログハンターを名乗っていても蒐集しているのはパンフレットやチラシだな。
カタログって本来はこんな本のことをいうのですぜ。
グッチのページにちょっと興味があった。
グッチらしいVツインは850T。ベネリ系のマルチもちゃんと載ってる。
僕の気になったバイクはファルコーネ。こんなモダンなファルコーネがあるとは意外だった。