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Channel: バイクのカタログハンター日記
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ペネロープとペアスロープとごっちゃになる。

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最近入手したヤマハツインのカタログ2枚。
350のR-1と180のYCS-1。
R-1の表紙写真がなかなか味わい深いです。
前回R-1のカタログをとりあげたのは去年の11月だから、1年ぶり。
といって1年間でカタログの知識も実車の知識も増えるわけではないから、いやそれどころかすり減っていく一方だからたいしたことは書けません。

ピンクのおばさまのファッションに注目。
ロシアン佐藤の帽子があれば、サンダーバードのペネロープ黒柳様のよう。
よーく見ればおばさまというほどのお歳ではないようです。
(後に調べたところペネロープお嬢様は26歳ということが判明しました)

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リゾートファッションですね。

「地獄の天使(the Born Losers)」という1967年の映画、このB級アメリカ映画では白いビキニでヤマハにのるショートカットのお姉ちゃんがリゾートを疾走する。バイクはYDS-3(下のカタログ参照)あるいは350ccのYM-1後期型だと思うのですがどうなんでしょう。

シートはカスタムで真っ白だけど。左右キャリアバッグがついている。
スタントマン用のカモフラージュのためだと思いますが、スカーフ、ブーツ、白ぶちのサングラス。これがバイクに実によく似合っています。


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R-1についてです。
故中沖満さんが初めて買ったという新車が350のR-1だそうで「ぼくのキラキラ星」という本に当時の状況が詳しく書かれていました。
「軽自動2輪免許」の改正。中沖さんはこれによって250cc限定という枠から外れ所持免許が排気量無制限になったそうです。
そういえばぼくの父親もたしか普通免許のオマケが単車250ccまでと自慢していましたが、それもいつの間にか無制限になっていました。

この時タイミング悪く?ヤマハ初めての350cc、R-1が発売される。
中沖さんは欲しくて欲しくていてもたってもいられなくなったそうです。
結局頭金半額で12カ月、月1万円の月賦。
仲間の305ccYM-1や260ccYESに対しては排気量にものをいわせ、反面その燃費の悪さに泣くという状況が克明に記されていました。

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180ccという中途半端排気量のYCS-1。
これも最近手に入ったカタログです。
2枚目です。10月末に赤いのをとりあげたのですから約1カ月ぶり。
愛称は「ボナンザ180」だそうです。
前方を向いて尖ったタンク、フレームにそって下部に段差のあるシート。
その広告の向く方向ははすべて山、海、リゾート。
ヤマハですねえ。
この頃のヤマハバイクの海外向け広告は全てこんなのばかりです。

最後にペネロープ号について。
ロールスロイスの将来型は6輪車ではなく自動運転のこんなやつなのでしょう。




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