今どきのノートンとはCommando 961、 Cafe Racer、Sportの3種類。
オリジナルだから当たり前だがまさにノートンそのものの雰囲気。
どれも2本サスにスポークホイールだし一人乗り。男らしい。実に男らしい。
(自分にとって)カタログ的に言うとノートンっぽくないカタチのロータリー、「コマンダー」以来。
とりあえずカタログ内容は非常によく出来ている。
歴史と伝統、ノートンだったらこれだっていう造形美が所々見られるパーツの美しさ。マフラーの先、丸っこいハート形のクランクケース、そしてロゴ。
実車が先祖返りをしたこと。これ実にめでたい。
カタログ好きの僕が実車の解説を無理矢理書くのには無理がある。
2次元の女性にしか興味持たない男の恋愛論みたいなものです。
英国車系バイク屋さんにはさんざん世話になってるわりに、英国車オーナーには知り合いがいない。ノートンには接点がなかったけど、BSAだったら、そうそうビクター単を本気で買おうとした事があった。
その時だけです。人生で英国車を意識したのは。
210mmの正方形でチェッカーフラッグをあしらった表紙の3カ所がくりぬかれている。マット系PPの表面加工後にくり抜いたのだろう。しかしこの処理は失敗で6~7カ所以上シワが出来ていた。
日本だったら、こんな不良品はもちろん納品されず裁断処分されるレベル。
しかし「エラー切手」のようにこいつを喜んでいるのがカタログハンターなのだ。