このトレール総合カタログが気に入っています。
時代はスクランブラーからトレール車に向いてるぞという意気込みが映り込んでいるようで、
もちろん表紙の話しです。
1972年総合パンフレットには別アングルの写真が使われています。
一発撮りの別カットではありません。車両の並び順は同一ですが順位が入れ違っています。(左から排気量の小さい順です)
空の色も違います。
何度も何度も撮影したんですねえ。
苦労が忍ばれます。
※そうそうホンダ「Xランド」というPR誌にはこんな写真がありました。
90、125、250、350というのがそのラインナップ。
A1/A7最終型のような窓空きグラデーショングラフィックがタンクについていて、愛称は小さい方からそれぞれトレールボス、ボブキャット、バイソン、ビッグホーン。
だったはず。
あれあれこのカタログ、250-TRに「バイソン」がねえぞう。
僕の記憶間違いか。
すべてに「B」がつくこの愛称、でかいバイソンがなんで250でビッグホーン(オオツノヒツジ)350 より車格が下なんだ、と思ってた。
いやそれより「トレールボス」っていったいなんだ。どんな動物なんだよう。と疑問は尽きない。まさか下の投げ縄振り回す動物みたいなおっさんか。まさか。
トレールボスのサイドカバーにはトレードマークに角の長い動物の頭蓋骨が使われている。
他の車両はどうだろう、と思うとサイドカバー側から写した写真はほとんどカタログに使われていない事に気づいた。
どいつもこいつもマフラー側からの写真ばっかり。
対米仕様のカタログで愛称をチェックすると350のビッグホーンはイキ。
90は100ccになってトレールボスもそのまま。
えっ、トレールボスは英語で通じるのか。
バイソン、ボブキャットという愛称がない代わりに175ccって半端排気量モデルもある。
関係ないけどブッシュマスターもBで始まる。
カワサキの「B」はトヨタの車名「C」、ロータスの車名「E」みたいなものなのかな。