新年あけましておめでとうございます。
私自身、喪中ですのでお喜び申し上げてはいけないのですが、
カタログ道楽に尽きたこの1年で締めくくった末の迎えた新年。
なにはともあれ新しき年です。固い事はなしで。
まあ死んだお袋も許してくれますでしょう。
今年はいろいろな意味で心情、環境、コレクションに変化がありそうです。
RD400Fと呼ばれる1979年型ヤマハ空冷バイクが好きで、僕は当然のようにカタログを集めていましたが、蒐集に欠品がありました。
もう何十年越しってやつですか、ひたすら待っていたらいつかは出会うものです。昨年末ようやくそいつをゲットしました。
ジグソーパズルの、クロスワードパズルや数独の最後の一個が埋まったみたいです。
さて集めてはいないW1s、いつの間にか手に入ったカタログがこれ。
カワサキのW1スペシャル。
日本のバイクがまだ完全に世界で認められてない頃は
こんな風に舶来ものの名車との比較なんて手法をとっていたのです。
(この頃の名車はすべてOHVなんですね)
ここから始まるぞ、というエネルギーがカタログ全体に感じられます。
W1スペシャル が新車だった時代というのがまず想像がつきません。
地味なカタログしかない印象のW1の650にとってかわって
スペシャルになって段違いに素晴らしくなったらしいのですが。
このカタログは趣味への誘い、エンスーへの導き、価値判断への考え方……。
我々が今後どういう風に道楽とつきあっていけばいいかを教えてくれます。
ところで上の表紙の写真は合成です。
持っているカタログの本当の表紙は痛んでいてこんなんです。
XS-1とかDT-1とか、ビンセントとかAJS、ベロセットなどコレクターにとってまだ持っていない「マスト」な旧車カタログがいっぱいあります。
急ぎません。
そんなもなぁ、そのうちどうにかなるでしょう。