赤っちゃけた荒野のアスファルトを疾走するFZ400R、いや600。
国内以外の景色の中に見るFZがなぜか新鮮だ。
海外版600ccがあるなんて知らなかった。FZのルーツXJにも600ccがあるのだから当然といえば当然だが。このバイク車体のどこにも排気量が書かれていないので400も600も外見はほぼ同じ。
さてこの200ccオーバー分の馬力は控えめ。48.5kw ってことは約66馬力。kw表示の場合はだいたいこれに1.3596を掛けると馬力の数字となる。
国内向け400は最初フルカウルの下半分はオプションだった。初期型カウルのFZの表示は幾重にも連続したデカールになっていて、まずこれがシャドウとなり、フルカウルが標準になったタイプではストロボマークが丸っこく斜めになった。
下は後期型の海外版FZ600。
国内のFZ400R最終型と比べると顔が白い。頭が赤い。何かしら次のモデルFZRシリーズに近い雰囲気になっていった。