ポスターで有名なこの写真。
SR30周年のカタログで復活しました。
「違う!」なんか違う。
コンチネンタルGTオリジナルと再販版くらい違う。
光、カメラ位置、雰囲気、全然下の方がいい。
もとがいいという思い入れもあって、こうも違う印象になるのかが正直な感想。ピンの深みが違うとか、淀んだ空気が表現されてないとか、なんと表現すりゃあいいのでしょう。
調べているうち、全く同じ場所、全く同じクルマ(ライレー)、同じカメラマンによって撮影されたとのことがわかった。
ちゃんとヤマハ様の純正サイトに掲載されていました。
じゃあデザイナーとカメラ機材(アナログとデジタルの違い)ということか。
扉の外のクラシックカーがねえぞ、なんて野暮なこたぁ言いません。
ロゴ処理もロゴそのものもいまいち。
いやいや、そんな下世話な批判は辞めましょう。
ここは素直に昔の広告を再現した、その心意気を評価すべきでしょう。
そうです。
SRのカタログはいいデザインのものが多いです。
実車に関して歴史がある分、初期のものと後期のものでは細部の仕上げが全然違うってなことも耳にしました。
じゃない、自分自身でそれはしっかりと確認できました。
自分がSRを持ったらどんな風にして乗るんだろうって考えることがあります。スワローハンドルにスーパートラップ、初期型塗装タンクつけたやつにするのだろうな。
いや、それだったらむしろSRXの初期型がいい。
スポーク仕様で。ヨシムラサンパー付き600。
僕はSRよりSRXが好きなのだ。
なのにSRXはカタログはこの1枚しか持っていない。
このカタログ、たった1枚あれば全て用が足りるという優れもの。
こういうカタログがあれば目移りもせず、1枚で満足してしまう。
地味で大したカタログじゃあない、とは思うのですがカタログの役割をきっちり果たしているいい作品なのだ。