Quantcast
Channel: バイクのカタログハンター日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 533

MXっていうシリーズがYZのルーツらしい。

$
0
0
イメージ 1

1984年の海外向けYZのカタログが手に入りました。
80年代です。すでに水冷モノサスで80から125、250、490ccまでのバリエーション。姿かたちもパワフルでいかにも速そうです。

イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8

オフロード市販レーサーはいったいいつ頃から売られ始めたのでしょうか。
60年代国内市場向けには市販レーサーはなかった気がします。記憶違いかな。海外向けならあった記憶もありますが不明です。
国内にDT-1が登場した時代ではまだキットパーツを購入してレーサーに改造するというのが一般的な時代だったはずです。

下の写真は1970年頃のDT-1のキットパーツを組んだ改造車。当時一番戦闘力の高かったといわれていたノグチのレーサーです。90cc用のタンクが全体のシルエットを引き締めています。

イメージ 9

それから数年してレーサーが市販されるようになりました。僕自身カタログで知る事になるのですが。
下のカタログが僕の持っている、一番古い国産市販レーサーのものです。
年代は分かりません。おそらく70年代の初頭のもので「YZ」ではなく「MX」というシリーズ名です。

イメージ 10
イメージ 11
イメージ 12

MYCKのオフセット4色では無く、なんと黄色と紺と赤と黒の特色4色印刷です。250のタンクにこそ赤が入っていますが、おそらく写真原稿はモノクロの紙焼きだったんでしょう。
紺はトレールのロゴと写真のダブルトーンに使われています。

80年代、桶川で乗ったホンダCR80のパワーのすごさに驚きました。
ホンダCRと同時期にはヤマハでいえば空冷のYZ80があったわけです。
カタログの1984年より以前の話ですが、ミニトレにYZ80のエンジンを載せると凄いぜ、とまあ半ば都市伝説のように語られていました。
YZ80エンジン?そんなもんどっから手に入るんだって話です。

空冷のYZ250ならかろうじてカタログを持っています。


イメージ 13
イメージ 14

ついでです。最新のコンペモデルはこんな風な姿になっちゃいました

イメージ 15
イメージ 16



Viewing all articles
Browse latest Browse all 533

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>