FS-1の80ccです。珍しくないですか?
ヤマハの排気量別機種名アルファベット表示で80ccクラスが「G」なのかどうかは不明です。排気量73cc で機種名は80G6Sになります。
50cc の海外向けにはタンデムステップ付きWシートがあるのに、逆に80ccでもシングルシート仕様。
アップハンにメーターはヘッドライト一体型、
ウインカー/ミラーはありません。
馬力はFS-1の国内最強6psに対し4.9hpしかない。FS-1は5速まであったと思いますが、こいつはおとなしく4速。それも7500までしか回らないとは。
輸出仕様より国内販売のもののほうが過激とは珍しい。
FS-1ボアアップ版ではなく、別種のエンジン搭載モデルかもしれないです。
国内仕様50ccも載せておきます。tetsuさんからいただいたカタログです。
69年発表当時最速クラス原付でした。
一文字ハンドル、ロングタンク、シートストッパー付きシングルシート。この時代は原付スーパースポーツがロードレーサーっぽい外観で一番過激でした。
80ccと違う編み目の細かいマフラーカバーがなんとも粋です。
こちらは四角タンクの125スクランブラー
ヤマハAS-1の125ccのマフラー左右振り分けスクランブラーモデルです。
国内名称もこの海外向けと同じAS-1C。
実は僕はAS-1にスクランブラータイプがある事を忘れていました。
どうでもいいですが、一番上の写真の太め男性が着ているのはパーカーですかねえ。いやこの当時だったら「ヤッケ」っていうものかもしれないです。
女性の方は、同時期のヤマハ車のカタログにも登場してる人に見えます。もち論他人の空似かもしれません。
国内仕様に対してマフラーがやや短いというか、逆に国内仕様は排気部分にさらに一本ぶっ刺さっているような、そんな印象です。
騒音対策ですかね。国内仕様の四角いミラーがオシャレです。