Quantcast
Channel: バイクのカタログハンター日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 533

デスペラード。ならず者が行く。

$
0
0
イメージ 1

こいつはスズキの「デスペラード」。カタチはヤマハ「ロードスター」で馬力パワーが自慢のスズキ版アメリカンマッチョ。
ひと昔前僕は毛虫のように嫌っていたアメリカンバイク。最近は好みの車種が出てきたり、ラインナップや車種名を覚えたりと少しずつ気になってきます。

今どきの言い方ではアメリカンとはいわず、「クルーザー」だそうです。
デスペラードは「ならず者」って意味です。
ロバートロドリゲス監督の同名の映画タイトルを思い出しました。
主演のマリアッチにはアントニオバンデラスが扮し、まあ、銃を撃ちまくること撃ちまくる事……。メキシコに行くのが怖くなるような、酒場に行くには短機関銃が必要なんだと誤解させる映画でした。
音楽もよかったです。

イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8

スバル「フォレスタ」の広告に出ていたアントニオバンデラスには映画でバイクに乗るシーンがあります。その2本、アメリカ映画「ストレンジャー」とスペイン映画「欲望の法則」、実際は彼はあまりバイクの運転がうまくなさそうです。欲望の法則ではたしかBMWのKシリーズに乗っていましたが、発進で足がばたついていました。

もう一人あまりバイクの運転がうまくないと思ったのはウィリアムデフォー。ハーレーが似合いすぎるかっこいい俳優さんです。「ラブレス」でも「ストリートオブファイヤー」でもちょっとふらついていました。もっとも彼は上手いはずだという先入観に問題があるかもしれません。

運転の下手な僕には言われたくはないでしょうが、実は下手な人間ほど、他人の下手が分かるものです。

イメージ 9
イメージ 10
イメージ 11

XがついてVZ400XとなったデスペラードXはドラッグレーサーイメージ。
エルミネーター対抗のビキニカウル、アンダーカウル装着。

カタナにしろデスペラードにしろ1999年あるいは2000年に生産が終了してしまいました。これら「20世紀バイク」がなんとなく心に引っ掛ります。
自分たちが「いい時代」を過ごした事だけは確実です。内燃機関っていうのはいずれ廃れちまうんですよね。
金属の質感やらメッキの輝きやらが「メカニズム」時代を象徴してなのか最近妙に愛おしいのですよ。

イメージ 12
イメージ 13
イメージ 14
イメージ 15
イメージ 16


Viewing all articles
Browse latest Browse all 533

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>