CB450。何度も書いているので、ちょっと食傷気味ですが。
セニアです。今度こそ最後のタイプのCB450です。ちょっとだけ珍しい。
というのはこのカタログの話ですけどこんなのが存在する事も知らなかった。
表紙はサイドカバーのエンブレムのアップです。
「セニア」?シニア=Seniorの事です。
僕のまわりでは50過ぎた、大人過ぎる大人が子供っぽくバイクで遊び狂っています。しかしこの昔のセニアって、おそらく30歳台の人の事だったんだな。
CB450のカタログはこれで最後にしたいです。
次々と知らないカタログが現れては、僕を慌てさせます。
こいつはディスクブレーキ付き。シリーズ最後の450cc版だが馬力はダウンして41馬力になった。
それにしても全体のシルエットがCB750によく似ています。
上位機種からトップダウンでタンクのデザイン共通化の流れが下りてきて、結局こうなった。CB750が売れ過ぎて心配になったメーカーが「テクニックに自信のない奴はこっちにしておけ」と力を入れ始めたのでは、なんて事も考えてしまいます。
こちらのカタログではノーマルとセニアが同居しています。
表紙はロゴと写真の組み合わせ。あらゆる手法を出尽くした最後の表現です。
メーカーもCB450のカタログ作りに飽きてきたのでは、なんて失礼な事も考えてしまいます。
45馬力がドラムブレーキで、41馬力がディスクブレーキ。その通りです。
セニアは急がない。人と競争などしない。スピード違反などもってのほかだ。
1973~74年を最後にCB450は500ccに変わった。
そうそう初期型クジラタンクカタログはまだ持っていません。
結局収集地獄は続くんだよな。まったく。