1980年代国産車のエンジンを使ったカスタムバイクが数多く出現した。
エグリターゲット、モトマーチン、ビモータやリックマン、ダンストールといった老舗フレームビルダー。この辺がまさに僕の好みなんですが、一連のモデルの中でもっとも手に入りづらく、探し続けていたカタログがやっと手に入った。6年です、6年かかった。手に入れるまで。
パフォーマンス社耐久レーサーそのままの格好をしたゴーディエジュヌーパフォーマンスレプリカ1135R。
カタログは横開きの4ページ。表紙は4色、中面は1色刷り。
1135Rは何度か走っている姿を目撃した。
Z1000Jをもとに作られた目玉2つの怪物。同じ2つ目のスズキGSXRが出たのもちょうど同時期だった。2つのライトに追いつかれて、ぐわッと抜かれて、同時にライトグリーンの塗色に気づいた驚きといったらもう!!
あと僕が見たのはチェスターフィールドでしたっけ。天現寺近くにあった。
Z乗りの間で噂になっていた幻の謎バイクだったのに、その店には実物が何台も並んでいた。
耐久チャンプコンビG&Gはメーカーというか主にカワサキ系を扱うチューニングショップ。色々なタイプの外装、スープアップパーツを扱っている。
エグリやビモータを思わせるような緑の書類ホルダーがあり、これにカタログやパーツリストを挟んで送付したらしい。
ヨシムラのエンジンパーツも扱っていた。
このコピーのパーツリストはカワサキエンスーにはたまらない資料だろうと思う。しかしカタログコレクターにとって大切なのはセットで持っているという事実のみです。
内容は趣味の対象にはならない。ですがまあそんなもんです。
21世紀に入ってから何台かの1135Rレプリカが作られたという情報がある。
どこかのショップで復刻ライセンス生産するという噂もあった。詳しくは分からない。
手書き風のウエアカタログが1枚入っていた。
家庭的、手作り感満載。
それでいてなんとなく微笑ましい。