XTみたいなのが1台あれば違っていたと思う。
僕の心は残念ながらバイクから離れてしまった。
なんとなくそう思う。
乗るか乗らないかという話です。
昔はこうではなかったのに。
バイクは好き。カタログは好き。しかしバイクにはあまり乗らない。
バイクは愛人なのかそれとも道具なのか、そのどちらでもない。
僕にとってバイクは扶養家族なのだ。
バイクが好きで複数台持って、それぞれを使い分けている人たちが羨ましくてたまらない。
歳もとり今住んでいる環境も気に入っていて、これを捨ててまでバイクにのめり込めないだけなのかもしれないのですが。
XT250の歴史ははいきなりの銀タンクモノクロスサスで始まった。
おっとその前にTT500とXT500というビッグシングルが先にあった。
DT400系のような四角タンクグラフィックに2本サス、そうこいつこそSR400/500のルーツです。
ホンダのSL250がXLになって、銀から赤いタンクに変わったようにヤマハも銀タンクから赤フレーム白タンクへ変化した。
83年頃でしたっけ。銀の2ストエルシアノも紅葉のシーズンに真っ赤に染まりました。
周囲にはデュアルパーパスの魅力にとり憑かれた人がいる。
僕も銀のXT250を借りて乗っていた時期もある。
ウチの女房なんぞも酔っぱらうと、ダンナに無理矢理押し付けられたCB400Fよりも借りて乗った白赤XT200がどんなに乗りやすかったかを力説します。
言い訳ですが、バイク選びにいちいち注文をつけるダンナからしてみればですが、こればっかりは自分の趣味を無理矢理押し付けたいと思うのです。
間違っていません。夫の権利です。
当然です。とキッパリ。