ヤマハYCS-1。国内仕様はCS1-E。このEはエレクトリックスタートのことかどうかは分かりません。ヤマハ初の350ccツイン350R-1から下りてきたようなタンクデザイン。当然メッキのぴーかぴか。
もちろん見たことも乗ったこともありません。存在だって、おおそんな排気量の車があったなという程度の記憶。
偶然このカタログが手に入って、名前も忘れた印象の薄い同級生に同窓会で出会ったみたいな、そんな感じです。
125cc車体にボアアップエンジンを載せたんだから速えぞと言う人もいます。
ヤマハのタンクはYD-1時代「文福茶釜タンク」と呼ばれていたらしいです。
下はCS2-E。メッキタンクが250DS6系のカラフルな「テアドロップ」型になり、いやそう書いてありますがそれはDS6だけです。90と125と180は「空気を抜いたラグビーボール型」です。シートがタックシートとなり、メーターが独立した。スイッチ類も変更?
外見だけでなく、メカ的にはどこが変わったのかな。
知ってますか?
DS6が250DXにモデルチェンジした時、このタンクだけが独立し、コロナ産業の「ラグビーボール型タンクバッグ」に生まれ変わったのです。
んなわけはありません。もちろんウソです。
ラグビーボール型のバッグはそのずーっと以前からありました。「涙滴型」というのは時代の流行キーワードだったのです。
ところで今僕のバイクのスペアタンクは塗装に出しております。
これがアルミ製でして、これじゃあ今までのマグネット付きタンクバッグが使えないなあ、と考えてしまいます。
タンクバッグは必需品です。旧型のようにバッグのベースをタンクにつけるタイプじゃないとダメでして、
これがどうも面倒です。
「文福茶釜タンク」を検索したら、自分のブログが引っ掛った。
2年半前の文章ですがタンクの丸四角やら、なーんだ全く同じようなことを書いている。ラグビーボール型タンクにラグビーボール型タンクは似合いすぎるなんてことも書いていた。
僕も同じ話を何度もする年寄りの仲間入りかな。
ついでに知識や表現力っていうものはカンナをかけたようにすり減ることと知りました。
これぞ「老人力」初段。
一歩すすんで皆様のやってくるのを気長に待っております。
ああ、腰がいてえぞ。