GX400/250
ニューヤマハ1977年「暗い写真シリーズ」のGXです。
地味なバイクだけどヤマハの中型4スト2気筒のごく初期モデル。
というよりこれがヤマハ初の4スト400/250ツインでしたっけ。
同じ角型タンクでも同時期主力車種のRD400/250よりはいたって地味。
カワサキにはZ400ツインがあったし、スズキのGS400も人気という時代。
同時期発売のホンダのホークが売れに売れたのでこのGXの存在が……。
あーあ。まあしょうがない。
同シリーズのカタログはRD400/250があったはずだと探したけど見つからず。
GXは角型タンクが不評だったか、このあと涙滴形タンクになった。
そうなると当然シルエットがスズキGSとカブるんですよ。
その後スペシャルの名でキャストホイールになって、アメリカンテイストに変化したのですが、大人しさはそのまま。
周囲でも乗ってる人は少なかった。
あの時はみんな4気筒に興味がいっちゃったです。
あるいはシングルのSRとかに。
ところで北のtetsuさんからカタログをいっぱい送ってもらった。
その量たるやもう写真の通りで、おおっと声が出るようなかなり貴重なものも混ざっていました。
tetsuさん本当にありがとうございました。
ところで北海道や沖縄には「北沖版」と言われる価格が違う印刷表示のカタログが存在するという話を聞いたことがあった。
今回その噂をたしかめるべくいただいたカタログをざっとチェックしたのですが、見つかりませんでした。
現実に存在したのだろうか。
それとも単なる噂にすぎないのでしょうか。
tetsuさん、どうなんでしょ?