この表紙。ぷぷっ。おおメルヘン!!
1972年くらいでした?
10代の頃の日記を読んでるような気恥ずかしさ、懐かしさが感じられます。
朝靄の中のアスファルト、はいいんですがなんと下が楽譜とは。
スポーツ刈りでベルボトムみたいなミスマッチで「白いギター」をつま弾くような、そんなアンバランスさをさらに強調するコピー。
「いつか、125を駆ける日々の中で、きっと気づくだろう」
うむ、語呂が悪い!! 「いつか」と「きっと」はどちらかでいい。
カタログハンターはシロート作詞家だから、リズムにはうるさいのだ。
しかしこれ、125ccとは思えないほど力の入ったカタログなのです。
中面の写真が実にいいのです。
ブーツつま先のチェンジ操作、流れるような景色。線数を荒らして網点が見える表現、銀色の反射して読めないボディコピー。
これまさに作り手がかなり自由な立場にいた事を示しています。
5角形タンクのCBツインとJXが並んでる写真は初めて見る。
この写真、ブルータンクのほうがJXで1本マフラーなのか、この角度からじゃ分からない。
真横からだと見分けがつかないほど、それくらい共通部品が多いのか。
いやおかしい……。
で、はたと気がついた。
危ないところだった。また無知をさらすとこだった。
CB125JXとはすべてシングルだと勝手に思いこんでいたが、こいつはツインでディスクブレーキ仕様だったのだ。
もちろん値段はJXの方が8000円高い。
衝撃の裏面。
そして中面にも
タレントを使ってまでのだめ押しイメージ作り。
見事に直球、大谷投手だ!!
草刈正雄は分かります。あとの3人は誰でしょう。勝野洋?
どうでもいい。
んもう青春だあ!!
これ間違いない。