1984年スズキは他社に先駆けレーサーレプリカGSXR400を発表。
このあたりからレーサー然としたカタチが主流になります。
ちょうどホンダでは86年のVFR、ヤマハでいえば87年のFZRあたり。
なのでその直前の4ストバイクがメーカー色を表した各社「らしい」デザインのものが多いです。
例えばFZ750、VF750、GPZ750ニンジャなど。
この3台の影にあったスズキのGSX750Eをつい忘れていました。
フレームマウントのビキニカウル、タンクではなくカウルに付けられたメーカー名はちょっと粋です。
下は以前カタログを紹介したこのシリーズのGS750ES、550ES。
GSとなってますがちゃんとした4バルブ。
むかしのブログを読み返してみるとなーんだ、これとまったく同じようなことを書いている。
書いたことを忘れてしまったらしい。
僕の歳だと同じ事を言っても書いても恥なんかじゃない。
江戸っ子ですので、宵越しの「記憶」は持たない。
これぞ嵐山光三郎様の言うところの「老人力」。その正しい使い方だってことでさあ。
分かりましたか?
GSXシリーズでもっとも光っていたのはGSX250FW。
水冷ツインカム4気筒。2バルブながら36馬力。いまコレがあったら自慢だろうなって伝説のバイクです。
想像もつかないほど高性能なバイクがこの後つぎつぎ現れて、250ccもGSXRになって45馬力まで進化する。