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Channel: バイクのカタログハンター日記
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ドカパソの話

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「パソ」か「パゾ」かは知らない。
おそらく北と南での発音の違いでしょう。(北は『ゾ』と濁る)
そうイタリア語の辞書には発音記号が載っていない。
で僕らは「パソ」と呼ぶ。呼びやすいから。
でもそれなら映画の天才の名を「パソリーニ」と呼ばなくてはならないのか。
香港が「ホンコン」ならキングコングは「キンコン」なのだ。
こともあろうに「キンコン」!!
僕の世代は「キングコング対ゴジラ」なら知っている。
ジッタさんの世代ならキンコンオリジナルでしょう。
母親の世代は「猿人ジョー・ヤング」
リメイク版とナオミワッツ版しか知らない人も多いだろうと思う。

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後で知った。Pasoの名はタンブリーニ氏の友人から付けられたそうで、
その人の名もパゾリーニだそうです。
※WikiではPasoは「パゾ」です。

フルカバードされた車体。
ボディと一体化されたウインカー、ミラー。
そして何より先進的なのは「透明じゃないスクリーン」じゃない「スクリーンのないカウル」。
理にかなってる気がするのですが本当のところはどうなんでしょ。
その後これを取り入れたバイクはない。
前が見えにくい?
Pasoはもの凄く低く見えるのでこれで十分な気がします。

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カタログの話
もし集めるのならパソのカタログは2種類だけ必要です。
特徴的な2つ。表紙が俯瞰の水冷906Pasoと最初の空冷750正面のもの。
この2枚があればあとは要らない。
実車と同じくらい広告も非常にアバンギャルドだ。

正面版はずーっと買いそびれていた。
んなもんはいつでも手に入るって驕りがあったのだ。

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