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Channel: バイクのカタログハンター日記
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最近入手した、3つのカタログ(前編)

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BMW RnineT

ジェットヘル、革ジャン、デニム。髭でサングラスがあれば、あなたも簡単にカフェレーサーの仲間入り。
というわけで、最近はジェットヘルが欲しくてたまらないです。
カフェレーサーイメージ全開。加えてちょっとだけ「大自然」。
BMWはRnineTをカスタム素材としても売りたいみたい。
ダークサイド指向のヤマハMT09よりはちょっとだけ昼間が似合う。

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さて下が最近入手したカタログはNECOのスクーター。
正体不明で見かけはそのまんま旧型ベスパ
ググって調べても何も出てこないので、謎のまま。だいいち中国製かどうかも分からない。
とにかくベスパそっくりで、それも50や125プリマベッラそっくりで、どうもプラスチックボディらしい。フェンダーにヘッドライトがつくクラシカルなモデルもある。一応4サイクル。

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僕は中国製のパクリにちょっと甘いのかもしれないが、こいつにはうーんとうなってしまった。
「趣味性」を理解しているところが彼らの恐るべきところなのだ。
これに加え、著作権など法規制を怖れないしぶとさ。
これ見よがしにイタリア国旗と合わせたロゴ。「これやっちゃいけないだろう」という一般常識を逸脱するのも平気。
とにかく勝手に中国製と決めつけて書いているので、そうじゃなかったらご免なさい。

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そうそうそう。ベスパの丸パクリならまだありえる話。
ホンダのジョーカーをパクるって、中国製しか考えられない。
とまあなんちゅう根拠の薄い「NECO=中国製」説なんだろう。

下は逆扉にまとめてあるスポーツタイプのスクーター。
こいつも何かに似ている。

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途中から上下が逆になって左右とも表紙。ダブル表紙なのだ。
輸出を意識している。カタログも何もかもセンスある宣伝広告手法を使っている。紙もいい。デザインもいい。
ぼくにとって衝撃的だった。
カタログの出来という「性能」だけはヨーロッパのディーラーなどを完全に上回るからだ。

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ヤマハYZF-R1 2015年型が手に入った。

顔の変わった2015年型フラッグシップカタログフランスもの。
最新型をちょうど探していたのだ。
こないだヤマハにカタログ請求した際R1はカタログから消えていた車種だ。
最高出力は相変わらず、106馬力止まり。規制のない場合は200馬力。
顔もエンジンも新設計。の割に逆にイヤミなほど自己主張がない。

ホンダのRC213V-Sも実際そうだったけど。

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おっと思い出した。そうそうRC213V-Sもカタログを手に入れなければ。


最近入手した、3つのカタログ(後編)

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GL500、もといっ CX500のヨーロッパ仕様だ!!
懐かしの水冷Vツイン重量車。これの400って、えれえ高かったんだよなあ。
水冷、シャフトドライブ、OHVの4バルブっちゅう「大人のバイク」だったせいか昔はぜーんぜん興味なかった。その後アメリカンモデルが出たり、CX-EURO/ターボと同じ格好のやつが出たが、あまり興味なかった。
ただダートトラックレーサーでエンジンそのまま横にしたチェーンドライブV2のナナハン「NS750」ってのが気になった。
NS750はさすがにカタログはないだろうな。

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2015年モデルXJR1300 、XJR1300 RACER 2015。
知らないうちにXJR1300はいっぱしの「不良」になっていた。
あのジェントルなXJR君が。
4ページのカタログを開くとビキニカウルの黒ずくめXJRがカフェレーサー風になって写っていた。表4のシルエットもいい。
これ今風の流行ってやつですかい。もちろん僕もけっして嫌いではない。

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KTMみたいに勢いあるメーカーはそのカタログにも勢いがある。
今なにかと話題のDUKEカタログ。
125ccや200ccで走ってもの凄く楽しそうなDUKEなんですが、この車体に400ccのエンジンをメーカー純正仕様で載っけてしまった。日本で通常若い子がやるようなそんな手法をメーカーが率先して行うみたい。勢いだなあ。
ヨーロッパものとしては125ccが排気量的にポピュラーなんだが、390ccなんて日本丸狙いみたいで興味がある。
大排気量のスーパーデュークはまったく別物って気がしますが、KTMの小排気量に対するやる気というものなんかぐっとくる。
KTMってどこの会社だっけ、といつも思うのですがオーストリアです。
インドの資本が入ったオーストリアです。

ヘルメットの話

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いきなりカフェレーサーのポスター。
ジェットヘルです。
最近カフェレーサーの定番メットといえばジェットヘルという事になりますが、これにはちょっとだけ違和感を持ってしまいます。
40年前はなあカフェレーサーはフルフェイスに派手なイタ車ってイメージだったぞ。時間が経って印象が変わるのは多少はしょうがないにしても。

で、僕はこいつが好きでした。

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上3枚の画像はノランの80年代カタログ。その下は現在のカタログ。ノランっていまこんな感じです。販売元はいまデイトナらしいです。
一時持ってたGPAも良かった。あご紐無しのヘルメット。こんなやつです。軽いし。ただスペアのシールドが高くて買えなかった。ジェットも良かった。
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80年代は派手めなものが受けていた。
たとえばフィオルッチのメットとウエア類。今じゃカラフルなメットは当たり前だけど、こういうペイントって当時非常に難しかったと思う。
その下は僕の好みの丸めヘルメット。

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こういう70年代80年代のアバンギャルドなヘルメットが当時の僕にとっては最高でした。
派手さ上等!!見映え優先!!80年代アライやショーエイに飽き足らなくなった頃、そりゃあもう,当たり前のように輸入ヘルに飛びつきました。
21世紀になってからは、僕が被るのはこれしかなかったです。
この中では例外的なモデル、Roof Boxer 上の写真の一番右下のやつです。

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最初に買ったヘルメットはなんでした?
僕の場合ショーエイのオレンジ色のフルフェイス。
いまでこそジェットヘルが欲しいとわめいてるカタログハンターでございますが、その実よーく思い返してみると、ジェットヘルって持ってた事も買った事もない。
持ってた順番はスズキのおまけ、マルシン、ショウエイ、ヤマハ、ノラン、AGV、GPA、ビタローニ、クロムウェル、ベル、シンプソン、ROOF

アライよりちょっとだけショウエイびいきです。
というのは昔イベントの商品にヘルメットを提供してもらった事があり、その時の宣伝担当者が感じよかったからです。
こういうのは効くんだよなあ。ちょうどこの頃ジウジアローのヘルメットが出て気持ちは飛びついたのですが、買わなかった。

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ヘルメットがらみの話題を動画で探すと、

ヘルメットギグ
マキシマムホルモンっていうメタル?パンク?バンドで「客は全てヘルメット着用」という企画コードライブがあった。
暗闇にうごめくヘルメット集団は一見の価値あり。

安全性なら日本製とは分かっているのですが念のため
ロシア人による日本製ヘルメット対中国製ヘルメット安全性較べ動画。
タイ人による日本製ヘルメット対中国製ヘルメット安全性較べ動画。

こうして見るとヤマハでもマルシンでもやはり日本製はいい。
僕の場合、舶来コンプレックス世代だから外国産を選んでもしかたがない。
AGVの最近のやつ。今はこんな感じなのだ。昔はAGVが好きだったな。

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メットの話だけで夜は更ける。

ある日友人とメットの話をし始めたらもう止まらなかった。
麻布にはNEFというのがあったぞと友人が言えば、昔ブルックランズで売ってたエレクトロという万国旗付のヘルメット覚えているか?と切り返す。メットの話題だけで何時間も話題がつきないとは。

武将シリーズや折りたたみヘルメットの話題。知る人ぞ知るクノーのアバンギャルドなカタチ「アストロ」、KIWIの卵形ヘルメット(こいつは検索しても引っかからない)NAVA、ボエリ、JEBS……。

メットを語る夜は更けて、油絵の具のように記憶が重ねられ、明度も彩度もますます濃くなって塗りつぶされていく。


ハーレー、プジョー、Sherco

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ハーレーのカフェレーサーVR1000

昔のハーレー総合カタログを見ていたら、こいつが目に入った。
ハーレーVR1000。ほう、こんなカフェレーサーがあったのかと思うやいなやEbayでカタログ検索。見つけて条件反射でポチッ。
その間わずか3分。未だにどんなバイクか知らない。でポチッとして支払いをしてそのまま忘れた頃、1週間くらいでカタログが届いた。
へえ、1994年モデルか。
バトルオブザツインで一度だけ、ハーレーが走っていたの覚えている。そんなに速くはなかったが、音がいいのが印象的だった。そうか、あれだったのか。
少ない情報を結びつけて、あれがそうだったのかなと勝手に思い込むこの単純さ。うむ、我ながら可愛い。
スペックは2気筒(60°Vツイン)水冷4バルブDOHC996cc。135ps/10000rpm 車重176.9kg で最高速度は170mph。えーとえーとこれに1.6掛けたら、約272km/hか。
このカタログ裏も表も同じ画像を使ってるので分からない。
えっ?これってレーサーですよね、ヘッドライトついてませんよねえ。

カタログハンターに「恥」という言葉はない。

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プジョー

最近フランスかぶれなのを自覚している。
カタログコレクションの仲間はフランス人が3人。好きな映画もミネラルウォーターも鍋も皿も紅茶も革ジャンもフランス製だ。おフランス好きは嫌味に見られるけど、本当なのだから仕方がない。
しかしカタログだけはフランス製バイクとクルマだとなぜかピンとこない。

プジョー総合カタログのこのスクーター「ジャンゴ」、いい名前だ。
Django はネオクラシックじゃない「ネオレトロ」だそうです。
50と125と150。表紙の背景は古い商店街、フィフティーズのお店。モデルは黒髪ノースリーブ、ピンヒールのもろ「熊猫仕様」なのでございます。

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モッズ風細身のスーツできめた男の子とジャンゴ。
背景はカギの重さが問題になってるパリの橋の上じゃないかと、これまた少ない知識を強引に結びつけた結論。ジャンゴは同じような格好でスポーツモデル、ネオレトロと色のぬり分けで対応している。
さすがフランスもの。50なのにシートはやはりダブルじゃないか。

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Sherco

ハスクバーナとフサベルがごっちゃになって、Shercoのカタログについて書いたかどうか忘れちまった。最近よくあるのだ。「カタログハンター Sherco」でグーグル検索をして、まだ書いてないよなあ、と確認する。
オフロード車は詳しくないし、ハスクバーナもフサベルも車体はブルー/イエローのイメージ。カタログも迫力の表紙も似たようなものだから仕方がない。

と自分に都合よく言い訳。

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えっこのヘッドの写真、ツインカムのギヤ駆動?
いやいやそういう知ったかぶりは止めよう。
でも軽薄さこそが僕の持ち味なのだ。

Shercoはフランス製らしい。

4気筒250、呼吸する精密機械

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正直250の4気筒のことなんかどーでもいいと思ってました。
それが30年くらい経っちゃうとなぜか懐かしく思えるのです。
上の画像のCBR250four 今さらですが、あらためてページを開けると、カタログも凝ったものでした。

世の中からなくなって、はじめて存在の大きさを知る、というよくある話ですが、まさにそれ。

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上の画像は1986年のスズキGF250S。1983年に登場した初めての250水冷DOHC4気筒、GS250FWが進化したものです。

フェーザーとかこのGF、CBRだのと少しは個性的だった外見の250/4気筒も最終的にはみんな同じ顔したデュアルライトのフルカウルになってしまった。
水冷4バルブ、ツインカム、4気筒というスペックでみんな同じじゃないか。まあホンダだけがギヤ駆動だけど。ほとんどが45馬力/14~15000回転、車重140kg前後の4メーカー全て他人のそら似。

僕は250の4気筒となるとそれ以上何の知識もないもんで、カタログ画像をのせて、はいこれがxxxxxの250です。説明だけで終わってしまう。

はいこれがGSXRの250です。

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はいこれがFZR250です。

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カワサキのZRX250、ホンダのホーネット250とかカタナの250とかバンデットとか、カタログがあったはずだと探しまわったが見つからない。
意外に種類が多いものだと気がついた。これだとあまりコレクションの対象にはならない。コレクターは見栄っ張りなんで数が少ないものじゃないと受け付けないのだ。

極致 リトラクタブルのカタナ

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カタナファンはこれが嫌いでしょう。
でも僕はカタナファンじゃなくてカタログファン、こーゆーのが嫌いなわけないです。日本じゃカタログはこの2種類しか知られてない。珍しくはないが上の「リトラクタブル顔」のアップの方はちょっとだけ入手困難になっている。

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「前衛は停滞を許さない。カタナの進化は、すでにあのデビューのときから始まっていた。」だそうです。
おそらくこっちが初期のカタログなんでしょう。確証はないですが。

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さてカタナのカタログは十何種類とある。
僕の問題はカタナのカタログの代表的なものは何で、どれをおさえればいいか。コレクターはつい入手困難なもの、珍しいもの、ゲテモノにいっちゃうんですよねえ。たとえば……

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1000ccカタナはGSXではなくてGS。
だからといって2バルブのエンジンをのせてるわけじゃなくて、エンジンはちゃんと4バルブ998cc。重さは232kg。

GS1000SZ は下のドイツ版総合カタログではGSX1000Sという名前で登場。
馬力は108馬力。あれ、ちょっと待ったぁ。1982年はドイツは100馬力規制なかったのか。

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とりあえずカタナの代表的なものはこの雷ゴロゴロのカタログ。
Mr.バイクBGで復刻版チビカタログになったという事はマストバイカタログなんでしょうか。

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国内用の750カタナのカタログで開発のプロトタイプデッサン等がいっぱい載ってるやつがあったんですがこれは手元にない。
入手しなければいけないですかねえ。あと再生産されたカタナとか、ファイブスター(5つのバツ)キャストじゃない後期モデルも。

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60年代ホンダの総合カタログ

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つい、話題をレスポンスの受けのいい、旧車に振ってしまうのですよ。
古い国産車はいいねえ。それも60年代。
でもミーハーコレクターの僕はここら辺のカタログあまり持ってない。
だからといって、2度3度と同じ画像を使い回しているのもなんだし。

60年代の総合パンフを引っ張りだした。ちょっと変な表紙のカタログ。
暗闇でシャッター開きっぱなしでライトを振り回したのか、そんな感じ。
黄色とオレンジと青、カラフルなこのバイクはなんだろう。シートは白い。

CB93?いやこの時代はCB125に変わっている。
直立エンジンのCB250/350が無くて、CB72。CLの305ccがCL300となっている。CB450がクジラ(65年~)じゃなくて、このタンクっつうことは68年頃?そうそうこのカタチのSS50はたしか1967年以降なのだ。
裏面もカラー印刷なのにバイクの写真がモノクロなのはこのラインナップではカラー原稿が揃ってなかったんだな。

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こっちは各車体もちゃんとカラー原稿。ただ黒銀バイクが多くて、全部カラーなのかどうかは確認できない。いやよく見たらテールランプが赤く見えるのでちゃんとカラーなのか。

表紙がやはり派手です。あかく燃えさかる石炭かコークスの色。
分からん。印刷でどうやって表現したのか。あるいは写真の段階からこれか。
(BL版を金赤に置き換えて刷ってるという人もいる。本当か)

おそらく1968年のカタログでしょう。CBを筆頭にだんだんタンクの色がカラフルになってきた時代です。CBはツートンカラーのエクスポート。モンキーはまだこのカタチだったのか。当時は「モンキーバイク」って呼んでいたような。

この後CB750登場。69年でラインナップががらっと変わる。

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これが最新の総合カタログ。2014と2015年版。こう見ると馬力も随分少なくなって、CBRは今や29馬力ですか。それでも速いことは速いでしょうが。
車種ごとに原産地が書いてある。中国とかタイとかベトナムとか。「日本向けの場合」っていう条件付きでのこと。車種ごとに原産地が固定されているわけではない。GL1000はアメリカで作られていたし、ベルギーやオランダなどヨーロッパ産のホンダバイクもあった。おそらくいまやホンダ車は世界中で作られている。

話は飛びます。ゴールデンウイークで暇だったからネットを彷徨ってました。タイのレースですげえ速いスクーターの動画があった。

これ。



ホンダの2ストレーサー

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「エルシノア」ばかり気にしているカタログハンター、どうもあの銀のタンクが好きらしい。
MT125/250の公道用カタログを集めているのですが、画像を何度もブログに載せてしまった。やや食傷気味。
今回は競技用のエルシノア限定です。
赤いCRエルシノア?エルシノアといえば銀タンクじゃい!
ついでにいえば、赤いCRはどれも好きです。

CRエルシノアはシートしたのゼッケンプレートが勇ましい。そのかわり公道エルシノアの格好いい、パンチ穴アップマフラーではない。どっちがいいか。

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エルシノア、エルシノア。エルシアノ……。
ホセ・フェルシアーノを思い出してしまった。

わかってますって、このカタログ載せたのは2度目です。3度目かな。
ちょっと小さめの輸出版です。
モトクロッサーの125からホンダの2スト化が始まったんでしたっけ。その流れがロードに来て結局、

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RS125の初期のモノはなんか無機質な「道具感」いっぱいで、あまり好きな感じじゃなかった。白カウルを覗くと中がすかすかで「巨大なポケバイ」のような印象。実物を見たのははるか昔、僕が綱島のヤマト運輸でバイトしていた時で、5~6台のRS125をプラットフォーム内を移動させた。

RS125をwikiで検索した。1987年デビュー。ホンダにとって68年以来のレース復帰だってぇ?、そっかぁ「同クラス(125)」か。
いや違う違う。僕が見たのはもっと前の1970年代の後半の話だ。
水冷でもないし、フレームもアルミ角フレームじゃない。

思い違いをしていた。
間違ったのは機種名でRSではなくてMT。MT125Rだった。

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RS250の国内版と海外版。

ホンダとかカワサキには時々国内海外同じデザインのカタログってのがある。僕自身、こういう国内・海外同一版が大好きなんでつい手が出てしまう。

僕はTZ250の年代別バリエーション集めで苦労したので(まだ未完成)、RS250にはあえて手を出したくない。
今は「自然体」=あえて探さず縁があったら手に入れる、で接している。

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均整のとれたアルミ色と三角マーク

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アルミっぽい車体に青赤緑?の三角形。上から見たら四角いのだろうか。
エルシノア好きだから、ついでに好きなバイアルス。ついでとは失礼な。
銀タンクに三角マークこのトライアルマシンのことはまったく知らない。
このカタログはホンダのごく初期のトライアル入門的マシン紹介だから、
とっつきやすいようロード走行、ツーリングユースにも充分使えること、
念をおした上でのセクション紹介。トライアル競技に対しての興味喚起、
それっぽい人を配し、なにげに高尚な競技というアピールも欠かさない。

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カタログはむかし懐かしい横長の短冊型。センターの見開きが上に開く。
これはまさに「ジャケ買い」。逆光斜め山登りの表紙に一発でやられた。
バイアルスのカタログはこの1冊しか持っていないので、話が続かない。
競技のことは無知だがトライアルマシンのカタログはかなり持っている。
ほとんどが海外のコンパスのような製図用具みたいな最新マシンだから、
クラシックな銘品と一緒には語れない。DJブースと逸品コンポみたいだ。
モンテッサコタやヤマハTY、スズキRL、昔のトライアル車はいいなあ。

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トライアルのテクニックには敬服するのに自分には遠い世界にみえます。
でクルマも競技のこともまったく知らないから、書けることは限られる。
「あんな暗くてせこい競技なんかやってられるか」と言う編集者もいた。
もちろん僕じゃないです。口ひげ生やしたモータージャーナリストです。

だいたい僕は自転車の運転も下手だ。生活感いっぱいの主婦に抜かれる。
小さいタイヤのせいかもしれないが、ミニベロは「立ちこぎ」が難しい。
家の周りは坂道が多いのですが、ギアチェンジしないで走る男らしさ!!


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散歩中見かけたトライアンフ。おしゃれなお店に旧車はおしゃれです。

最近入手した、カワサキカタログ。

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海外のコレクターからカタログを何枚かトレードで貰った。
封筒を開けてみると、1枚は以前から気になっていたZ900/400表紙の1976年カタログ。細い橋の上に2台なんて信じられん、と思いつつもこの大自然を背景にした表紙は嫌いじゃない。Z400に乗る編み込んだ金髪の女性は内面では髪をほどいてきれいなウェーブを見せている。

残りは、おお持っていなかったカワサキSS、KHカタログじゃないか。
こののS3/S1の400/250のカタログですが、750/500にも同様のものがあって、ロゴ処理もレイアウトもまったく似た感じ。
両者を持ってるもので較べると750/500はスペックページがややカラフル。ただし独版と仏版の違いなのかもしれない。
今さらですが、S3の250SS はどれもFドラムブレーキだったんだ。

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下のKH250のカタログはわりとよく見かける。
正直に言いますと、ムサいおっさん2人の表紙だったから入手するのがなんとなく後回しだったのだ。
この表紙モデルが薄グリーンのKHイメージにくっついて、きっちり認識されてしまった。だからじゃないけど、KHを持つなら初期のブルーかメタリックなレッドに決めた。それほどカタログの表紙は大事なのだ。
たとえばマッハのナナハンに乗れば、H2カタログの表紙の色男にだって脳内変身できる。

よく見ると、2人とも和やかでいい笑顔だ。
問題なのはヒスパニック、ラテン系らしい2人の、エリ出し白ジャケットのファッションとヘアスタイル。

この頃ディスコブームだったからなあ。

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3気筒コレクションもだいぶ充実してきた。
まだ先は長いが、いつかある程度揃ったら、KAWASAKI GARAGEの tetsu さんにチェックしてもらおうかな。

「電気の武者」電動バイクなど

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ヤマハのEC-02
カタログが格好いいバイクなんだけど、電動。
いくら形がいいといっても、そこは、電動。
wikiにも出てないし、ヤフオクにも出品されない。なんか歴史から消されたようなバイクだ。
いや、バイクと言っていいのか。
このブログを読んでくださる皆様もおそらく電動バイクが嫌いだと思う。
しつこくいいますが、カタログは格好いい。

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名前だってよく分からない。エコ2と読むものなのか、それともECの02番なのか。オーなのかゼロなのか。
調べてみるとEC-03が存在する。だからこれは「ゼロ」ですね。
この5角形サングラスや時計、イヤホンなどを本当に作ったんだろうか。手がかかってる。これらがこのカタログのためだけに作られたとしたら、ダミーのモックアップだとしても本気で作るなんて大したもんだ。いや、これは高度なCGで?うーむ、よくわからん。

ヤマハには電動のパッソルもある。
補助金最大30000円付き。27年度も補助金はまだやってるはず。

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上っ。ドルチェビータ。フェリーニの映画タイトルの名前をつけた電動スクーター。同型でガソリンエンジン搭載モデルもある。
カタログはあるのだが、会社も生産国もいっさい正体不明。分からんっ!検索するのに疲れてしまった。

はいっ、その下っ!!
これも以前紹介したスクーター、Artelec670。はいっ。2度目ですっ。会社も生産国も、上と同じ。何も分からんですっ!以上っ!!

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上は以前ちょっとだけ紹介した国産電気バイク「ゼクウ」(是空、secoo)。
現在発売中のあらゆるバイク雑誌最新号で紹介されている。
最高速度は160kmで航続距離も160kmだったっけ。
例の中東のお金持ちが即金で買いにきたという「金田のバイク」型電動バイクだ。
やっと量産が整ったのか、町工場メイドの期待の星。話題はつきない。

 一方こちらはMOTO CZYSZ E1pc。マン島仕様電気レーサーだ。

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TT Zeroレース。
マン島ではいま電動マシンのTT Zeroいうレースがあるそうです。無限も出場してるってニュースでやっていました。
今年も5月最終週?に決勝があるそうで、無限には結果を出して欲しい。インドのメーカーとか英米の大学、ベンチャー企業などがライバルらしい。
確かに音はいまいちというか好きじゃない。ただトルクが最初からあるってことは加速はいいだろうなあ。
電動なのにクラッチレバーがあるじゃないか、と思ったら、逆にフットブレーキがない。こりゃ自転車みたいに両手ブレーキかもしれない。


最後にT-Rexのアルバム「電気の武者」から「Get  it  on 」


モリーニと道具としての銀塩カメラの話

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モトモリーニの分厚い本。まだビニールカバーの封印も外していない。
著者はバイクジャーナリストのマッシモ・クラーク。この本は本人からもらった。本人曰く、誰かバイク記事の仕事をくださいとのこと。
戦前から現代までのイタリア製二輪についてなら何でも書けるそうです。写真データや資料も床が抜けるほど持っているそうです。
僕は以前彼の書いたイタリア二輪史(カタログの写真が豊富に載っている)をカタログコレクションのバイブルとしていた。
なのにこのモリーニ本、封を開けたいと思わない。

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2+1/2には試乗したことがある。思い出した。試乗車にはスワローハンドルが付いていた。
カタログこそ持っていないが、当時250か125のシングルもあった。
そして…… そして……。
さて困った。困った。
モトモリーニについて書くことがない。
とにかく地味ーなイメージの会社のバイク。
老舗イタリアンの中でもどちらかといえば国産車よりのイメージだった。
現代は900とか1200のVツイン中心の大型バイクで、ドカモンスターやカジバの怪鳥ラプトールのようなストリートファイターが主流。

以上!!

さあて、これ以上どうコメントすりゃあいいんだ。

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バイクの外見とか格好良さとか考えなかったら、もし見栄を張らずに中古のホーク2、GX、GSXあたりに乗ってれば、僕はきっともっと運転がうまくなったと思う。
道具と趣味は違う。バイクは道具でも恋人でもなく「扶養家族」なのだ。

話はモトモリーニと関係なく進みます。
仕事で写真を撮らなきゃいけないことが度々あった。
少人数で規模も小さかった3番目の会社にいた時、いろいろな作業をかけ持ちでこなしてたから。まあ下っ端だったからですが、カメラマンじゃないのに簡単な撮影は僕の仕事になった。
会社の持ち物だった1眼レフ、サンキュッパーモデルがその時から僕専用のカメラになった。さっきネットで調べてみるとリコーの「XR500」というカメラがそれ。

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安くてもちゃんとした1眼レフで、持ってて自慢できるブランドじゃない代わりに機能は充分。
操作はいたってシンプル。こいつは最高だった。
僕はこのカメラで操作を覚えたのだ。
時には自己流の露出が失敗して、現像屋さんに怒られたりもしたけど。
その会社を辞める時、思わず「退職金代わりにこのカメラをください」と言いたかったくらい。
それ以降、リコーというのは僕の中ではビッグネームなのである。

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1眼レフはニコンとミノルタの二台買って持っていた。
ミノルタはオートフォーカスで大径のレンズが付いていた。だからかもしれないがプライベートで実にいい写真が撮れた。機械との相性なのかもしれない。一方ニコンはどうもダメだった。

「ニコン」とはそれまで憧れ続けたジウジアローのF3のこと。可愛がりすぎて、なんか思い切り使えなかったのかもしれない。
ニコンとミノルタ、銀塩カメラのどちらかを最後に処分しようと思ったとき僕は迷わずミノルタを捨てた。
プライベートの話だが、だからその後はまったくいい写真が撮れなかった。
カメラは道具だ。道具に愛情を持ってはいけない。

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義兄がある時コンパクトカメラをくれた。
その時はあまり嬉しくなかったのだが、何気なく使ってみるともの凄く写りがいい。それがリコーのGR1。義兄はそれが基本機種だったので僕にくれたのだった。すぐに上級機種GR1Sを買うために。
その気持ちはすぐ理解できる。なぜなら僕も彼と全く同じことをしたからだ。

リコーのGR好きになったことでデジタルもGRを迷わず買い、使い続けてかなりの年月になる。何の疑いもなく。完全に道具だ、これは。
でも最近、以前もっていたキヤノンイクシーIXY の方がモノ撮りがきれいだったんじゃないか?と気がついた。

いや、それよりもっと情けないことに、1phoneの方がいい写真が撮れることがあるのだ。

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持ってるモリーニのカタログはこれで全て。
モリーニとカメラは全然脈絡が無いです。
リコーがモリーニと似てるってわけでもありません。

モリーニはそうですね。カメラメーカーでたとえるとヤシカかな。
そういえばペトリってメーカーもあった。
フジペットというカメラもあった。
オートバイメーカーもカメラメーカーもいっぱいあって、いっぱい消えちまいましたね。

カジバカジバカジバ♫

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ドカエンジンのカジバエレファントと2ストレプリカの、いやそうじゃないかもしれない125K7。カジバにはクルーザーやタマナコってオフ車があってそっちの方がエレファントレプリカイメージなのかもしれない。27以上の馬力がすげえ。
カジバも2度ほどパリダカで勝ってたっけ。

とにかくカジバの話です。
買収したり、買収されたりといった波瀾万丈、浮き沈みの多い会社。
ドカ/ベベル好きの人たちはカジバにどういう印象を持っていたんだろう。
マイクヘイルウッドレプリカのカタログには1000ccミッレ、カジバロゴ付きがある。

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ただしカタログのみがカジバのロゴ付きであって、実車は子持ち罫のDUCATIロゴのまま。
パンタとかが主流になって、その後カジバ明朝ロゴのドカが出始めて、この時代ドカのイメージがだんだん上書きされていった。
僕自身、カジバのドカは嫌いじゃないのですが、ご免なさい。この頃のドカファンの心情変化ってやつがすごく気になるんです。下世話ですが。

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たしかモトモリーニをカジバが買収したことがあったはず。
結局はネイキッドのロードスポーツ、コルサロもモンスターもラプトールもブルターレもみーんなカジバと関わった親戚同士って感じなのでしょうか。
そういう点では、ドカのクリソツ仮面だった「MITO」125のミトも面白い。

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カジバミト
カジバのMITO(おとぎ話って意味らしい)125。2ストで速そうだしこの格好も好きだ。
イタリアじゃあ125cc は売れ線の排気量。そのわりにこの頃のカジバ2ストはどれも上級車種の何かに似ている。このミトだってドカの何かにも似ているし。僕は好みからいえば丸目2個のミトの方が好きだった。

パゾに似てるのがこれ。フレッチャーC12R。

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カジバの総合カタログ
こっちのミトは2つ丸目だが、全体がすっきりとしたデザイン。僕はこっちの方が好みだ。
オフ車ラインナップもも充実している。

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一方こちらはちょっとあとの村山モータースのカタログ
モリーニまでパゾデザインになっているところが興味深い

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モンキーのカタログ

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モンキーのカタログはほとんど持ってません。
完全に出遅れてしまいました。
60年代のホンダバイクカタログに飛びついたのはごく最近の事です。
出遅れたというか、基本的なカタログすら入手に時間がかかってしまった。
モンキーもそう。
あまりにスタートが遅かったせいか、ここら辺のカタログの一般的価格が高騰した後で入手する事になっちまいました。

初期のモンキーはいいですなあ。
この時代のものは四角いカタログが多いです。

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モンキーのカタログが気になってきたのは、その数800台以上という2輪コレクターのガレージの写真を最近見たからです。
GITANE TESTI Grand Prix 50やMOTO NEGRINI  SPORT 3V なんて珍バイクに混ざって、おおこれはCZ-100じゃありませんか。

エンジンやマフラーがないけど。それにしても可愛い!!
こんなものがなぜ、ここにって気がしました。
カタログは下のこのわけの分からないものが1セットあるだけ。

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そうそうそうモンキーの親戚筋にはこんな珍バイクもありました。
残念ながら、こいつはオリジナルじゃなくてコピーですけど。
こいつのオリジナルがオクに出品された時、うっかり見逃してしまった。

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まあ、ながーい気持ちでカタログコレクションに頑張ろうと思っております。
それにしても先が長過ぎます。
あーあ。

さて先ほど、旅行から帰ってきたところです。
なんとなく寄った「ダリ美術館」(諸橋近代美術館)がもの凄くよかった。
展示物とか美術館が、とかいう問題ではなく美術館のある環境までが芸術だった。半径2kmのスペースそのものが美しかった。お勧めです。

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なぜか気が進まない、アグスタF4/F3話

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カタログの話です。
あまりに種類が増えすぎてもう蒐集が追いつかない。
F4はもちろん嫌いじゃないのですが、冷静に判断できる自分が不思議です。

とはいえ最初のF4カタログが手に入った時は感動しました。
1999年でしたっけ?F4発表会の際配られたカタログがこれ。
おそらく日本人でこれを最初に入手したぞ、という思い。
豪華でよく出来ていて、マグやカーボンなど高級素材で料理された超高級モデル「セリエ・オロ」もちゃんと入ってる。
アグスタファンのヒーローアゴさんの画像も。
コレクター必須版で、これ一冊持ってりゃ済んでしまいます。って何が済むのかは分かりませんが。

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ブルーのF4カタログは順番的にはその次。
沢山持っていたので数冊処分しようとしたら、おっと言語が違う。
英語版、フランス語版、イタリア語版、ドイツ語版がある。
グレーのものは中面も豪華でページ数も多く、ちょっとだけレア。
F4って、日本でそこそこ売れたらしいので、それこそ日本語版を作ってもよかったんじゃないか?

F4セリエ・オロも約1割が日本で売れたのだから。

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赤とグレー、当時としてはコンパクトで前衛的なパッケージ、イタ車久々登場の4気筒、4連マフラー、そしてあのタンブリーニ。
初っぱなからこんな話題の多いデビューだと後が続かない。
その後出てくる出てくる、ネイキッドのブルターレが出てきたり、1000が出たり、3気筒が出たり。アゴにセナに3気筒版セリエ・オロ。新しい車種名を覚えることもできやしない。
カタログ集めにもだんだん熱が入らなくなった。

下はいつの間にかあつまったカタログ。あまり覚えていない。

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さらに忘れていた初期のものが出てきた。
こいつもぜーんぜん覚えていない。
初期モデルで、F4セリエオロ付きだ。

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ホンダのバイクでピクニック

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ピクニック。
これこれ、これぞ本当のピクニックです。いまや死語ですけど。
若い頃の僕には全く縁がなかった「儀式」ですが、若くなくてもその後もほとんど縁がなかったです。
まずはこのバスケットに注目したい。
男女で、おそらく左の男と女性でCS72に二人乗りで来た、は分かります。
右の男がC72、じゃあバスケットは女性が持って乗ったのか、
それともC72のタンデムシートの上か。

どうでもいいっちゃどうでもいい。
表紙では、服が違いますが男女この組み合わせ。ただし2人乗りはC72の方でした。

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赤いスカーフがホンダの娘と共通です。
女の子は水玉のワンピース、じゃなくてスラックスだな。ピンクの。
バイクはブリヂストンのチャンピオン3型デラックス。
ライダーはあきらかに「不良」です。
黒メガネ、※断じてサングラスではありません。野末陳平、野坂昭如や早川義夫の「黒メガネ」です。
そう、普通のリーマン革靴は(上のホンダも)全てのライダーに共通です。

なるほど「強制空冷」フライホイールが風車になっているのか。
同様のメカはまだ使われているのでしょうか。分からん。
メカメカしい話は苦手だ。間違って墓穴を掘りそうな気がする。

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いたって地味なCB以前のベンリイ号
125ccでC90 かCA90、92かよく分かりません。
本当は「知ったかぶり」がしたいのだ。
しかし、wikiで調べたけど、まったく分からん。

だから話題をそらします。
ホンダって、昔は八重洲にあったんですねぇ。知らなかった。
調べてみると1974年8月にこの中央区八重洲から神宮前(現在の京セラビル)に移転したこととなっている。ちょうど4気筒シリーズが集合マフラーになる前ですね。青山移転が1985年ですからホンダは渋谷(神宮前)には10年ほどいたことになります。

僕は明治通り渋谷ホンダ本社の前に停まっていた赤いバン(ヤマト運輸で使ってるやつ)で、売ってるケバブを初めて買って食べた。
これ時代考証的に1985年以前に日本にケバブ屋台は存在していたことになる。

カタログハンター、海外では常にケバブを食べ続けてる。
だからケバブには全然うるさくない。
美味くても不味くても全然オッケー。

カタログハンター、前世はトルコ人かパキスタン人だったのかもしれない。

2015ニッポンの夏、4メーカーの夏

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2015、ニッポンの夏。
MTシリーズを中心にヤマハは「ダークサイド」路線を突っ走る、だろう。
根拠なく、なんとなくそんな気がする。
まあ以下、それっぽい画像を並べてるだけなんだけど、どれも思いっきり熱い硬派イメージだ。
……
実に暑い。

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ジェントルなこいつは、ホンダ。
いつ頃のGL6発だったっけ。
何年もしまい込んでいたゴールドウイング豪華カタログ。
パールインキを使った豪華な箱に入っている。そんなに台数が売れるバイクじゃないのに。
昔はこんなのバイクじゃないって否定してたんだが、最近、お好きな人ならクルマ代わりにぜひどうぞってな感じで寛容な気持ちが出てきた。

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さてそのGL1800の2015年、最新版がこれだ。

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そうでした。
GL1000/ゴールドウイングが1975年に出てからはや40周年。
水冷の水平対抗4気筒のおっさん臭いリッターバイクがデビューからとうとう本当に40歳を迎えたってこと。めでたいめでたい。
いつの間にか6気筒に進化した水平対抗1832cc。
総重量425kgのモデルにはエアバッグとナビが付いている。

http://www.honda.co.jp/GOLDWING/40th/  詳しく知りたい人はこちら。

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スズキの音楽CD
ぱっと見、最初からこれは広告用DVDカタログだと、決めてかかっていた。
何も考えずにパソコンで読もうとしたら、動画が出ない。
なーんだ、4曲入りの音楽CDじゃないか。

曲目は
1. Jet - Are You  Gonna Be My Girl
2. Alice Cooper - School's Out
3. Ash - Clones
4. Pantera - Drag The Waters  

B-kingっていうスズキのネイキッドの広告らしい。
ベンEキングもBBキングも死んじゃったけど、このアルバムはソウルでもブルースでもなく、新旧ガンガンのロック4曲入り。
これがスズキのバイクとどういう関係かどう考えてもか分かんない。
そのB-キングというのはこれ。

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B-キングのその下の画像はカワサキZX12Rのちらし。
メキシコの覆面レスラーのような顔をしたカワサキ最速マシンで(ZZR1400の出る前まで)実に300km/hオーバー。
このチラシを見るとどっか違う。
カタログハンターはこういう「間違い探し」みたいなことは苦手なのだ。
カウル/シートカウルが一体型、ウインカーがない。
これカウルに車名を入れるためだけに画像をいじっただけなんだな。
おそらく。

なんだそうか。でも赤いメタリックのミラーはいい感じだ。
このパンフの元原稿はこれだな。
カタログから見つけた。

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ある時ドイツ版ニンジャZX6Rカタログを見ていると、
111馬力(ZX12Rは178馬力)とスペックに書かれていることに気づいた。
おーやいつの間に。
ドイツの100馬力規制もとうとう撤廃されたか。いつ?
ドイツって意外にせこいところがあるので、BMWの馬力アップに合わせて法を改正したのかもしれない。

フランス版GSXR-1000カタログには(フランス国内)106馬力、それ以外178馬力と2通りちゃんと明記してある。
フランス版カワサキニンジャH2、H2Rのカタログにはそれぞれ200馬力、310馬力とちゃんと明記してある。
だからといって、フランス国内仕様の106馬力制限規制が2015年に撤廃されたわけではない。2015年度も106馬力が上限のまま。
僕の持っているカタログは圧倒的にフランス仕様が多いのではっきり言える。





80年代のスクーター

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ヤマハのスクーターキャンペーンポスター。
この3枚は来月引っ越しする友人の押し入れから見つけた。
LPレコード型トレイ、コースター、缶バッジ(ここではバッヂと言ってる)、アルミスタッフケース、はたまたクッキーまでがスクーターのプレゼント対象商品とは。
まさかクッキー目当てにジョグを買うヤツはいないと思うが。

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80年代のスクーターカタログ
キュート、チャンプ、ジョグ、アクティブ、サリアン、ベルーガ、パッソル、シグナス、トレーシー、ボクスン…。
ヤマハだけでざっと数えただけでも10車種。ぜーんぶ国内で作って、街道沿いのあちこちにYSPなんたらというショップがあって(そりゃ海外でも売ってたけど)国内でばんばん売ってたわけだ。これって今考えるとすごいことだ思う。

結果街中がスクーターであふれた。

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チラシって英語でなんというのだろう。sales sheet? これじゃいかにも和製英語だな。B4ペラペラ紙で裏は白。おそらく新聞挟み込み広告用でしょう。
濃い黄色(黄版に赤が10%ほど入った)を中心にどの広告も原色が飛び交っている。パステルカラーからビビットなものへ。
記憶違いかもしれないが、こんな原色のファッションが流行ってたわけではない。70年代後半に出てきたシックなDCブランドの影響は続いていたと思う。

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こちらは平忠彦サンのエクセルの小カタログ。
このキャンペーンではテレカが当たるのかな。

2サイクル4サイクル

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ホンダSS50。詳しくいえばホンダ ベンリイSS50。
最近カラー4色版と2色版とがあるのを知った。
僕は最終型の方が好みなのだが、下の初期型、赤いプレスフレームに銀のタンクというクラシックな構成も捨てがたい。
昔はSS50はモノクロの写真でしか見たことがなかった。
だから今頃になって初めて、この赤フレームの格好良さを知ったわけだ。

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今さらなんだけど、最近は昔のホンダの小排気量車がどれも好きなんです。
トコトコ走るプレスフレームの赤っていうのが最高じゃないですか。
格好いいといえばカッコいい。

ただ4ストの50ccスポーツというのは走る分にはあまり好みじゃない。
原付に乗るんだったら2ストだな。

最近の2スト、ちょっと過激な昔のスバル

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ヨーロッパじゃまだ2ストを売ってるようだ。
2ストローク、2015年カタログ。Valenti Racing の50cc エンデューロマシン、モタード、スクランブラー。
分からない。EU じゃ2ストロークバイクは50ならオッケーなのか。
いやいやそんなことはないらしい。
最初レーサーなのかと思ったが、よく見りゃヘッドライトやウインカーまで付いている。

「ようつべ」で見ると、タイトルが、えーっ?スズキ?

ホームページを見ると元々はスズキの代理店だったみたいだ。

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こいつもエンデューロの2ストマシンだ。
Evo-Set 。スペインかフランスらしい。ホンダと関係があるみたい。
85-125-250-300ccと排気量がある。
XC250Rには京浜のPWK38がついて、もの凄く強固なフレームに載せたホンダCR250みたいなマシン。
情報はこれだけ。
ええい、分からん。分からんものは分からん。

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MH made in Europe
こっちは4スト125ccだ。ロードスポーツはアプリリアっぽい。ネイキッドモデルのフレームは魅力的。このカタチを見る限りアジアもんじゃないな、とも思う。代理店としてこのクルマを扱っているのは「フランスのレッドバロン」と言われる、じゃない勝手に僕が呼んでる「SIMA」。

ホームページを探したら、正体はなんとあのSRもどきの「MASH」じゃあありませんか。どうやら今まで僕が勝手に思っていたことは間違っていて、「MASH」はメーカーではなく「SIMA」のニューブランド名らしい。
誇らしげに書いてあるmade in Europe はどこの国を指すのか最後まで分からなかった。

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昔のスバルは裸が好き。

「おっと、これ過激だなあ」と思えるカタログを見つけた。
スバルの総合カタログ。
布が透けて胸が見えちゃってるけど、これでいいのだろうか。
※ちょうどマッハのエンブレムレプリカがあったので、これで隠しましたが。
さすがにブログには載せにくいな。

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と思っていたら2冊目、こっちは全裸だ。裏表紙に続く彼女の下半身はとてものせられません!
これもスバルの総合カタログ。レオーネ1400やらレックスやらで、時代的にもほぼ同じ。星占いとゲーム感覚のマトリクスも同じ頃流行ったものだ。
それ以外にはこの2冊には関連性はまるでない。

この時代スバルはヌードが好きだった、と仮定したのだが、3冊目が現れない。ググっても出ない。
それでなくても僕は4輪カタログには詳しくない。
ここに僕の知らない4輪カタログコレクター間で常識的に語られる何か、法則、逸話があるのだろうか。


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