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Channel: バイクのカタログハンター日記
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70年代のホンダカタログ。欧州版。

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欧州版のまあまあ古いシリーズカタログです。
サイズはA4変形。左右をちょっと切ったくらいですから、クリアファイルに入れやすい。
CB125やCB250に乗る女の子やら、SS50の女性、本屋、CD125に乗るおっさんなど、街の景色や大自然の中に収まるホンダバイクっていう画面設定。
なぜか写真のリアルさが光るカタログの名シリーズです。

最近入手した上のカタログは同シリーズの中でもいたって地味目のもの。とくに存在感のない2点です。見たあとでどんな車種だっけ、と車種名までも忘れてしまうほどの印象のなさ。
ノーヘルの普段着、黒いスモークシールドで顔が見えない2人。でも印刷はちゃんと日本です。

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こいつはカタログの必須科目のような1点。
カタログの特集などには必ず登場する、この世界の逸品らしいです。
カタログハンターの私は、なんというか非常に流されやすいマインドを持っておりまして、メディア露出が多いこういうカタログは、いいモノに違いないという他力本願の価値観でつい動いてしまいます。
主体性のなさはそれでまあ。まいっか。
あれ、まあなんという設定。雪山ですよ。

それにしてもこの男のファッション、麻っぽい白のノータイジャケットに白い靴下、メットも白。靴だけオーソドックスな革靴。
男らしい顔に合わない不自然すぎるポーズ。

うーむ「ヤングワイルド」です。

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あれっ?いつの間に。
これこれ。そうこれが最初の2枚に似ているCD125カタログの中面。
主人公はCD125だけど裏面でCB125やSS125も紹介されている。
山羊さんのホンダ125ssでしたっけ。
CD125も国内向けCDと意味が違うのでしょうかねえ。
こっちの方がおしゃれです。



ホンダ125のシリーズ3連カタログ

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シングルかツインかアメリカンか、
あなたなら125ccからどれを選びます?ていうカタログ。
意外にもバリエーションがいくつかあって、わりと息の長い広告なのだ。
知る限りでは4種類。僕が持っているのはこのうち2種類。
残り2種類は上のカタログのバリエーションなのだから、あくせく
入手せず、縁があったら……とわりきって考えています。

下は表紙がイラストではなくて写真のもの。イラストバージョンは
3種類あるが、写真バージョンは1種類しか知らない。

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これ以前のホンダのタンクデザインはトップダウン方式がおおかった。
ナナハンなどのモデルチェンジに合わせて中型小型のタンクグラフィックなどが上級車種に合わせて変化していく。
同様のちょっと無理矢理のこじつけの眼で見ると、ツインはGL、JXシングルはCB250RSZの雰囲気が匂うぞ。
ところでこのツインの方はシートカウルみたいなのがついてる方がいいのにとずっと思っていた。うん今も思う。


分かったのはホンダのCB125のカタログは集めちゃいかんということ。
集め出すと、ゴールはまさに無限ループのようです。
とにかくバリエーションはまさに無限です。
結論。蒐集に対しては、いい加減な自然な気持ちで接するのが一番。
って何年間もカタログ集め続けて得た答がこれか。

なんかなあ。




ところでこんなDT50、国内にありましたっけ?

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この頃のヤマハ原付オフ車代表はMR50。
空冷2本サスのDTは一番小さいのが90ccだった気がします。
わざわざ調べるのは、ええい面倒。
知らないことはそのままにしておくのが正しい中高年の礼儀ってもんです。

だいたいですねえ、欧州版ってヤツは原付なのにタンデムステップつきだとかスーパースポーツなのにペダルで漕ぐなんてモノもあるし、よく分からん。

このDTにもタンデムステップがついてる。シートはやや長い。

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サイドカバーにエンデューロって書いてあるのも国内じゃあまり見ない。
(ちなみに上のカタログはイギリス向けです)

最新ではないけど、2004年版フランス向けのカタログの水冷DTやTZR50にもタンデムステップがついていました。

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TZR50、ライダーに対しちょっと車体が大き過ぎはしないかねえ。

欧州版ヤマハチャピィ50にもタンデムステップがついている。
写真で較べるとシートの長さも国内の50ccと同じような気がする。
たしか国内版チャピィには80cc版もあったと思う。
欧州版は原付化したそれなのかもしれない。

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最後にヤマハのよく分からないオフ車カタログ。
紙はいいのだが写真はコピーのよう。スペックはちゃんと印刷されている。
これヨーロッパのOEMかディーラースペシャルか。
タンク上のSで始まるロゴは読めない。
このマシン機種名がいい。ヤマハなのに「CR80」。

ライバルのレーサーの名前、そのまんまかよ。

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Tボーンフレームのスーパースター

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またヤマハです。
FS1。プレスフレームの50ccスーパースポーツ。
僕が意識しだしたときにはすでに無く、FX50やRD50に入れ変わっていた。

国内の各メーカー原付スーパースポーツは中型や大型バイクのそれに較べてかなり過激なスタイルでした。
一文字ハンドルにシングルシート。ちっちゃなシートストッパー。ホンダSS50もスズキAS50もヤマハFS-1も。スクランブラータイプのアップマフラーが流行っていて。おっとスズキAS50はアップマフラーじゃない、アップマフラーはAC50だった。
対する海外仕様の原付はアップハンドルや2人乗りシート付きが多い。

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上の画像は裏表ペラの廉価版チラシ。紙も薄くてペラペラです。
その下は販売店のファイル形式カタログ。
FS1は1969年4月発売。65,000円だそうです。

1970年の大卒初任給40,961円より高い。これは参考にはならないか。
オーバー20歳の新卒サラリーマンにとっては関心があるのはふつうクルマでしょう。高校生をターゲットと考えると、この頃の高校生のアルバイト時給は200円を超えなかったと思います。12回の月賦で6000円くらい?もっといきますかねえ。

5000円でCB72を買った友人がいた。その一方、免許とったばかりの16歳で親にXS-1(33万8千円)を買ってもらった奴がいた。彼はまったくの例外的なお金持ちの一人息子。

お金持ちはいいなあ。

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年代不明の海外向けFS1。写真じゃよく分からないけど、アップハンで2人乗り。国内FS1と違ってダウンマフラーだ。

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デラックスだとサブフレーム付きになる。FS1-DX。よく見えないけどTボーンフレーム+ですよね。時代は不明ですが、油圧ディスクブレーキ付きでもちろん2人乗り。

ディスクブレーキといえば国内では1974年のRD50からだったと思うのですが。

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1974年の欧州向けFS1にはFS1FとFS1Hがある。(左がFS1F、右がFS1H)
この年すでに国内向けモデルはとっくにダブルクレードルフレーム、新エンジンのFX50を経てディスクブレーキ付きのRD50に進化している。
ソノートが作った2種類のカタログにはちゃんとしたモ全体画像がないのでよく分からない。

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FS1Fにはどうもペダルがついてるようです。
サイドカバーにはSSのロゴが。ブリッジ付きのアップハンドルなのはペダルで漕ぐためなのでしょうかねえ。
あれ?本当かよ。
よく見りゃ、古い自転車のベルみたいなもんまでついている。

スズキと1969-1970。それ以前。

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スズキAS50っていうのは69年あたりかそこらでした。
AS50はウルフやSS50、FS-1と同様アップマフラータイプ。
先週、AS90がダウンマフラーなんでつい間違えてしまいました。

クロキチ様ありがとうございました。
ブログを拝見すると信じられない時代のスズキをお持ちなんですねえ。

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この当時のAS50はモノクロ写真で雑誌の「国産車最新総カタログ」などに載っていいるのしか見たことはなかった。

とても地味!!と思ってたけど、すべてがモノクロ写真のせいでした。
実際は赤や青に塗られたプレスフレームがカラフルで結構可愛い!!
知らなかった。

無知ですね。

ところで今思うと恥ずかしいけど、この時代僕はうんと派手なアメリカンチョッパーなんぞに憧れていたのです。
映画「イージーライダー」が1969年(日本公開は70年)。
映画雑誌の予告グラビアで見た、ピーターフォンダのチョッパー。
あれを見た時は腰が抜けそうほど衝撃的だった。

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その頃のチョッパー本。
マイカーレポート別冊「オートバイCHOPPER 特集」。
これですよ。これこれ、昔ちゃんと本屋で買ったのだ。
昭和45年というと1970年かぁ。
ヤフオクであまりに懐かしくて、つい落札した。

この雑誌は1970年のバイクシーンを要約していた。
チョッパーと当時のオフロード車の記事が半々。
広告はカワサキがバイソン、ボブキャット、トレールボス、スズキがハスラーシリーズ、ホンダがCB750、ヤマハがトレールシリーズだった。
なーんだ、今見りゃチョッパーの記事より全然広告の方がいいじゃないか。

もとに戻ります。
スズキの1969年のラインナップです。

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思いっきりカラフルじゃないですか。
雑誌で眺めていた白黒写真のバイクとはえらく違います。

さらに昔のスズキ車のブルー。やっぱりいいですね。
あえてコメントは無いです。

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XS-1。ペケエスは金持ちの匂い

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ふつう、プラス5万円でCB750を買うよな。
もし当時33万8000円もってたなら。

僕の身近にはXSが2台。
あるお金持ちの家の同級生が乗っていたXS-1が1台。
もう一人、これに乗っていた友人がいた。
一人目の金持ちの息子がいうには
「身体が小さくて、ナナハンには乗れないから」
それにしても16歳で親に買ってもらうとは。

2人目の友人がXSを選んだ理由というのは「ヤマハが好きだった」から。
そいつはガレージにXS-1とRX350とDX250を持っていた。
黄緑と紫と黄色の3台。
十代で当時最新のヤマハラインナップを上から順に3台持っていたって事実。

つまりそいつも金持ちのボンボンだったのだ。

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高校で隠れ「不良」だった彼、表の顔は森田健作タイプの学級委員。
裏の顔は暴走族(初期のスペクターとアーリーキャッツだそうだ。※当時はサーキット族)メンバーだった。

やがて親が事業に失敗し、両親はヤツと姉を家に残し転勤した。
貧乏になり、酒好きになったヤツは酒屋の娘と結婚した。
子供ができ、その息子はとんでもない「不良」に。当然ながら暴走族。
彼にいわせると「バイク乗りのくせにあいつはRX350も知らねえ」らしい。

昔はそれほど仲も良くなかったのに、ヤツに末期ガンが分かってからは毎週のように彼から電話をもらって話した。

結局XSやRXの話は途中までしか聞いていない。

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XSで忘れていたこと。
きれいな黄緑タンクを意味なく持っていたことを思い出した。
おそらく塗り直しで値段は5000円。結局手放した。
片岡義男や柏様の愛したXS-1はなんとなく畏れ多い。

だからかどうか分からないけど。
「ペケエス」より、僕はTXの方が好きだな。

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僕も含めて日本ではXS-1派よりW1派の方が多いようです。
ヨーロッパではなんとなくヤマハXS派が多いような気がしますが。

なんとなくです。まったく根拠はありません。
厳密にいえば僕はダブワン派ではなくて「メグロスタミナ500」派なのです。
まいっか。
カタログコレクターですから。

で、ドイツのあるコレクターXS/TX派から送られてきた画像がこれ。

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下の画像。
ドイツ人から送られてきた画像の中に見つけたのは「XS-2」の表記のあるヤマハ純正マニュアル。

ところでこの「XS-2」ってなんだろう。
XS650?それともディスクブレーキが付いたXS650E?
その横のがXS650Eだから、XS-2はXS-650のことかもしれない。

根拠無し。以上!!

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スズキは創業100年の名門なのだ。

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「蟻」が手に入った。
サブタイトルは「俊敏」
これで虫の表紙シリーズは蜻蛉(頑強)。蠍(強力)、天道虫(自由)、蜂(瞬速)と揃った。
「蟻」とはスズキの2007年TRAILS(オフロード)カタログのこと。


スズキは1909年 の創業。
社長は代々鈴木さんだな。
モデル別ラインナップカタログの2009年モノが気になった。
この年が100周年に当たるからだ。
もとから総合カタログの作りがいいスズキさんのこと。
なんとなく手慣れていて、単なるカタログなのに1つの作品に思える。
このような表紙だけでも。

これです。

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赤くずらずら並んでいる車両を見るだけで楽しめる。
ハヤブサ、カタナ……。
ジャンル。そうだジャンルだ。
ROUTIERES っていったいなんだろう。
ロードバイクというジャンルのことか。
カタナもハヤブサもこの仲間らしい。
嬉しいことに1981年のカタナってショーで発表されたタイプじゃないか。

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それより最初のページの1954年製コレダの色っぽいこと!!
そうか、「Colleda」って綴るのか。
とにかく、このリヤウインカー見てください。

すいません。2ページ目のGS1000が反射で消えちゃった。


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ロードスター代表はT500。そしてB-king。
表紙にはグラディウスからバンデット、RE-5、GS750などがきりっと整列。

ほら、きりっと。

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Sportives表紙には歴代レーサーが並ぶ。
RM62、TR500、93年版GSX-Rだな。
こっちも2ページ目のRG500が反射で見えなくなってしまった。

すいません。

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最新の2015年版(上)と2014年版。

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上から)2010年、2006年、2004年。

スズキのジャンル別カタログというモノが毎年作られている事を知ったのがつい最近。

このタイトル/ジャンルには
ROADSTERS
TRAILS
ROUTIERES
SPORTIVES 
CUSTOMS
SCOOTERS などがある。

※2004年版のようにSPORT-AVENTURESの場合もある。

上記の虫シリーズ(2007年)もそう、この種のカタログ。
一つひとつかけらを拾い集めて、シリーズ全体を想像するのもいい。


まだ2冊しか持っていないが、今は2006年版を揃えることが楽しみになった。
2006年版。表紙も中身もすごくいい。


カタログ集め。いろいろ悩み尽きぬもの。

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カタログ集めも悩みが尽きぬものなんです。

時代やメーカーや車両に関係なく、美しく、興味深いカタログを集める。
簡単な、たったこれだけのことができない。
ついウケ狙いの車種だの高価なもの、人気カタログに目がいっちゃうのです。

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最近見つけた最も美しいカタログとはなんとホンダスクーター。
いつも「大型スクーターに乗っている輩とは美意識を共有できない」なんて言ってる男です。僕は。
スクーターを売るための美しい事実は認めたくない。

しかしこれは真実なのだ。

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なにげなく、偶然思い出した。
スコルピオライジングという短編映画。
ケネスアンガーが作ったスクリーンのなかでハーレーのメッキパーツが異様に輝いていた。


※もちろんあのギタリストのアルバム名なんかではない。

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スコルピオライジングは60年代後半、ちっちゃな映画館で上映された。
僕にとってこれを逃したら一生観る事ができない、危機とチャンスだった。
十代の行動力だな。
背伸びをして、無理して行動しようとしていた当時の自分が思い出される。

その頃ハーレーの自由を目指して、疾走していた人たち。
花、旅人楽団。サトリの前後のジャケット。


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カワサキにカッコいいカタログを見つけた。
アメリカンバイクなのだ。
金属素材とメッキの輝き。なんというか、シズル……。
えーっ?「シズル感」って、料理専用の言葉なの?
金属にふさわしくはない表現らしい。

これです。

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この輝きがスーパーリアルなイラストの流行した時代を思い出します。
部分的にモノクロ化とか、
今はデジタル処理が映像化をなんでも可能にしちゃうんだ。

いい傾向だ。
 
今回はコメントしづらくてご免なさい

ラベルダはラベルダ

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ラベルダの謎
SFはシングルシートにコンチハン。なのになぜかタンデムステップ付き。
このシートを見るかぎり、二人乗りに変化するギミックは見当たらない。
いいや、乗る前にシートごとWシートに取っ替えればいいだけか。
そう気がつくのに3日ほどかかってしまった。
調べてみると、SFシートのカタチにもかなりバリエーションがある。

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ラベルダの謎
750SFCって随分長い間作られていたんだなあ、と思う。
ドラムブレーキ、スポークホイールの時代からWディスク、集合管、キャストホイ-ルの時代まで。
エンド部分に特徴あるカウル、ゼッケン付きリヤシート、3角サイドカバーはそのままにタイプバリエーションは様々ある。
僕のラベルダへの興味はこの750SFCからはじまった。
とにかく格好がいいからです。

でもそれより驚きなのは、3気筒1000ccが1972年にはすでに存在してたってこと。これ、ヤマハ3気筒より先なのだ。

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ラベルダの謎
MV750さんはラベルダ750SFを乗りやすい、いいバイクだという。
「カタログハンターさんでも簡単に乗れますよ。右チェンジですけど」
などと嬉しいことをいいます。
「360度同爆クランクだから振動が心地よいです。うっとりします」とも。
そこんとこ、ラベルダを手放せないのはなにやら深ぁい「大人の事情」があるらしい。身体が許してくれないとか。

MVさん、今度ぜひ貸してください。

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ラベルダの謎
ラベルダってアグスタとほぼ同時期だから、CEVだのアプリリアだのチェリアーニだの共通部品がかなりあるのだ。
自分のバイクにつけているダストカバーも安く買えるラベルダ用。

しかし1972年モデルのナナハンですでに38パイ?
750SFってそんなに進んでいたのか。
いや、そもそもSFが38mmだったかどうかも不明。
部品は1000cc3気筒のものだったのかもしれない。

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ラベルダの謎
本当にご免なさいなんだけど、85年の1000のRGSのカタチが受けつけない。
当時ぜーったい村山モータースは売れなくて困ったぞ、と思っていた。
その後ある年のモーターサイクルショーで村山製のラベルダ改造バイクが出品されていた。
なーるほどと実感するかたちだった。

乗ってる分には役に立つあの風防カウルがねえ。どうも。

「地味かっこいい」バイク

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スズキの「地味かっこいい」バイクGS500E。
GS400Eが国内向け、500はそれの輸出版で「中免制度なんか無い国」仕様。
あれ、500が先だったかもしれない。
400ccが39馬力、500ccが43馬力。169kg。可もなく不可もなく優等生。

日本では不人気だったこのバイクもヨーロッパではそこそこ売れてロングセラーらしいです。ほらね。すっきりとしたいいカタチじゃないですか。

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問題は印象ポイントですね。
もし、このバイクを持っていて、
例えば、例えばですよ。誰かとバイクの話をするとします。

「バイクに乗ってるそうですね。何乗ってるんですか?」
「GS500Eっていうやつですけど」
「GS?ああ70年代の丸っこいタンクの。スズキにしてはすっきりしたバイクですよね。Eがついてキャストになって。あれって海外向けの500ccがあったんですか」

「違います。あの昔のヤツじゃなくて、その後に同じ名前で出たんですよ」

「どんなカタチのヤツですか」

「空冷2気筒で角フレームで三角タンクのフツーのカッコしてるクルマ」

「うーむ(イメージが掴めない)……」

「だから、ホンダのブロスのエンジンを並列にして、ちょっとチープにして。じゃない。ブロスじゃ分かりにくいか。ウルフ200にボルティのエンジンのせてちょっと大きくして2気筒にして。じゃますます分からなくなるか。
SRXにだな、そうそうそれこそツインののGS400のエンジンをのせて、……」

「えっ?」

「だー、か、ら。えーと、なんて言っていいのか、RZRを空冷にして4ストにしてカウルを外したヤツ」

GS500Eは実にRZRに似ている。

だから説明するよりカタログを見せると一発で解決する。

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リヤシートのコッカースパニエルは何のためなんですか。
耳が後に流れて、走っている風です。
ノーマンロックウェル風の表現。
カジュアルなバイクってことかもしれません。

ショーエイのこのヘルメットが懐かしいです。

大昔のスズキのチラシ

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一枚のカタログでブログを書こうとしております。
たった一枚です。
カタログというより「チラシ」ですが、この一枚に込められた内容は深いです。GT750がドラムブレーキだということを考えると、71年~72年頃でしょうか。詳しいことはよく分かりませぬ。


お姉ちゃんの色気。
僕は色っぽいカタログが大好物なので即入手。
こういうチラシはたまらん。
「プレイガールQ」に出てきそうな女性です。でも外人さんです。

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革ツナギの下は裸。このジッパーの存在がそそります。
1968年公開された映画「あの胸にもう一度」、マリアンヌフェイスフルの影響臭プンプンです。
Wikiによるとミュージシャンの鈴木慶一や映画監督の内藤誠や鈴木則文、井筒和幸などが「あの胸にもう一度」のジッパーにえれえ衝撃を受けたそうだ。
自分だけじゃなかったんだ、と妙に安心したりして。
映画の原作となった小説の中では「黒革つなぎの内部はうさぎの毛皮におおわれ、」ということになっていますが、この写真のものはもっとペラペラの革のイメージです。


小説を読んでショックだったのは、主人公と不倫関係に陥る大学教授が映画のアランドロンのような色男ではなく、禿げの下品なオヤジだったということ。当時若かった自分にとって「なぜ?」という疑問がずーっと脳みそに張りついていたのです。
このオヤジは結婚祝いに主人公にハーレーの新車をドカーンとプレゼントする。今考えると、気っぷの良さがこの男のたまらない魅力なんでしょう。

GT750については
「黒革ツナギのマリアンヌフェイスフル(70年代当時の!)がこいつに乗って追いかけてきたら、おそらく僕はパニックブレーキでガードレールによろこんで突っ込みます」
以前の自分のブログを読み返すと、こんな馬鹿なことを書いていました。

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スズキミニ50
ペダル付きのシーソー式2段変速。
スズキってソフトバイクのネーミングがなんか安易なんだよねえ。ミニとかフリーとか。
それだけ技術者集団の企業なんだろうけど。

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TM400があるのに、TS400はなぜ載っていないのでしょう。 
こいつを思い出します。
3気筒のフロンテやフロンテクーペよりこっちの単気筒の方が過激な気がする。当時最強のフェローMAXの40馬力並みに強力。

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スズキってボートとか船外機、除雪機とか作っていたんだ。
知らなかった。というよりモーターボートって意外に安いんだと知った。

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月賦販売
裸のお姉ちゃんが看板を出しているイラスト。12、18、24は支払いの回数のことだった。
「決めたら乗れちゃう!」スズキ「POPシステム」というらしい。
均等払いの場合、たとえばGT750の38万5000円を2年ローン24回均等払いで支払うと頭金10万円。初回16500円、2回以降が14000円の19回払い。トータルで438500円になるそうだ。1972年から始めると2年後1974年に払い終える。1年後の75年にはディスクブレーキのGT750が43万8000円で、76年には48万5000円で4スト4気筒のGS750が登場する。

保証人?
保証人は困ります。亡くなった祖父と父親が「連帯保証人にだけはなってはいけない」と遺言のように言っていたので。
3人の女の子はどうして裸なんでしょうか。

これぞ甘い罠そのものじゃないでしょうか。



ちょい地味マッチョ

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カタナの影にいたちょい地味マッチョなバイクGS650G。
カタナより先にカタチになった。
こいつに最近ちょっとだけ興味があります。
格好見ても「つい最近のバイク」感満載の、それでいて30年以上昔のりっぱな旧車。
このブツブツシートの上で撮影したカタログは2番目にポピュラーなヤツ。同じ(カタログの)シリーズ仲間にはGSX400Fのカタログがあります。

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ビキニカウルのついたモデルがあったことすっかり忘れていた。
嫌いだったチビカウル仕様もこれを見るとなかなかいいじゃありませんか。
国内モデルにこんなカラーリングのものがあったかどうかは不明。
ムートデザインがなんとなくR65シリーズを思い出します。
GS650にはシャフト駆動ではないタイプもあったそうですが、さてコレがそうかどうかは分かりません。


スズキ1983

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前回のGS650Gに続いて、GS750E。
このスズキの1983シリーズは最近集めはじめたアメリカ向けカタログです。
この後1985年にGSX-Rが出てからはスーパースポーツは全てレーサーそのまんまのスタイルになったので、そのちょっと前のカタチが面白い。
だから1983年というわけです。
この年日本ではRGガンマ250が登場。

GSとなっていますが4バルブです。
日本ではちゃんとGSX750Eという名前。
2枚の写真を組み合わせた表紙がこのシリーズに共通する手法。
フレームマウントになっているビキニカウルが当時最先端のカタチです。

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スペックになぜか馬力表示が見つかりません。
国内400ccの拡大版ってなんとなく興味あります。こいつはGSX400FWの海外版ですかねえ。それだったら角型の鉄パイプフレームのはずですが。詳しく分かりません。
この1983カタログのシリーズを気に入っているのですが、今のところ、750、650、550、ターボの4種類しか持っていません。
XN85のカタログも(2回目ですが)ついでに出してみます。

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このシリーズって、後で分かったのですが、やはりカタナ1100Sと750S(なぜかGSXではなくてGS)、GS1150と550ES、ツインのカタナシリーズ450Eちゅうのが存在していました。
早速入手。
手に入れざるを得ません。
わたしゃシリーズ物に弱いんですよ。
あーあまた金がなくなる。

とほほほ。


ビモータの初期カタログはなかなか入手困難。

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ビモータのSB3のカタログが来た。
さほど珍しくないカタログなのだが、いつのまにか手が出せないくらい高価になってしまった。同じSB3のカタログは以前持っていたことがあった。だからなおさら高額なお金を払うのは悔しい。
今回は海外のカタログコレクターとの交換でようやく入手したのだ。
以前持っていたSB3のカタログは今回の入手したものと全然違う。表紙が違うことだけは覚えているのだが、どんなモノだったか、全く覚えていない。

話は変わるが、SB3に乗っていた「ま」さん元気かなあ。

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上が英語版、下がイタリア語版

ビモータの正式な「ちゃんとした」カタログはこのKB1から始まる。
よく出来たカタログですが、もう何度もこのブログに登場させているので、さすがに食傷気味です。
僕はこれを2枚持っていて、それぞれ英語版とイタリア語版。
ただしイタリア語版は折り目がついていて、それが前から気になっていた。

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同じイタリア版でも右下部分が違う。

で今回やっと折り目のないイタリア語版を手に入れた。
例によってトレードです。
さあて、折り目のある方はヤフオクで売っとばすかな。そう思っていたらあることに気がついた。
バリエーション!
裏面の表示一部分が違ってるじゃあないか。販売店スタンプ用囲みケイ、オリオフィアットマークの有無は見りゃあ分かる。そして紙の大きさも1.5ミリほど左右が長い。
こういうつまらないことに気づくのは「生まれつき」なのだ。
まっ。好きなバイクなのだから、3枚とも持っていてもいいかな。

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これも最近手に入れたカタログ。
YB6カタログ(1988~1990)カロッツェリアジャパン製作の日本語版。上の2点ほど古くはないし、それほど珍しいモノでもない。
ひと昔前の国内2輪ブーム時を思い出す日本語仕様。両面観音開きのやや豪華版。ビモータはお金持ちが買うのだからカタログもそれなりじゃなくちゃいかん、という声がページから聞こえる。
写真もいい。
全面PP加工。文字情報は少ないが、そんなことたいした問題じゃない。

今、一部のホンダエンジンやBMWエンジンを除くとビモータはドカのエンジンだらけになってしまった。

YBとかKB、SBが消えちゃったのは寂しいねえ。
ビモータといえばレース。
こんなチラシや画像も見つけた。

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和製ビモータ、ヤマハのFJだぁ!!

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FJにはぜーんぜん詳しくない。
カタログだけはいつの間にか4種類集まってしまった。

80年代の、当時最強馬力の空冷エンジンの高速ツアラー。
ネット上のあらゆる説明文にも「その後もこのエンジンはXJR1300に引き継がれて、今に至る」の一文がコピペされている。
先っぽが尖ったこのデザイン、好きな人は好きなバイクだという。
そりゃ当たり前かあ。
根強いファンがいると聞いて、オーナーズクラブのサイトを覗いてみた。
感心した。
うむ。なんて体系的まとめなんだ。
カタログコレクターの一期一会的な「出会い任せ」収集とはえらい違いだ。

FJは1100から始まった。
上の2ページカタログはドイツ向けらしい。
1984年型。馬力はドイツの規制通り100馬力ぴたり。
調べてちょっと覚えた1200との違い、ウインカーが独立している分カウル周辺はすっきり。
やはりFJも初期型がいい、とすぐさま知ったかぶりする。

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オーストリア・ウィーンとちゃんと住所表記がある6ページ物のFJ1200カタログ。年式は不明。カタログのロゴ下の謎のコードナンバーにはEの文字。これヨーロッパのEか。馬力はなぜか表記されていない。
車種のバリエーションにABS(アンチロックブレーキシステム)付の1200Aがプラスされた。
恥ずかしいんだけど、オーストリアの公用言語はドイツ語だったっけ。
今さら人には聞けない。

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1986年もの英国向けFJ1200。125馬力。
あれっ?1200って130馬力あるんじゃなかったっけ。
それでもフランスやドイツ、日本仕様より高出力だけど。全8ページ。

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最後はフランス向け1987年モデル。表裏のペラペラ2ページもの。
当然のように100馬力。


アメリカンカタナ1983

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スズキGSシリーズの続きです。
カタナだけど名前はGS1100S。それでもちゃんとした(GSX1100Sと同じ)4バルブカタナでございます。
恥ずかしながら私ゃ対米仕様に750ccカタナがあったとは知らんかったです。
ツートンカラー3本スポークのカタナ。じっくり見るとちゃんとシートにベルトもついています。

カタログはUSスズキ発行のUS印刷。スペックには馬力表示はなし。
表紙はちょっとだけ未来イメージ。ほにゃらら星雲を背景に1100ccが疾走します。XN85やGS650の表紙の絵面が気に入ってこのシリーズを集めだしたのですので、これはこれでなかなか満足です。

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GS450シリーズ

ツインのGS。
カタナシリーズの450優等生ツイン。ちょっと過激なデザインと思っていたキャストホイールの「ファイブスター」はこういうおとなしいデザインにはぴったり合うと感じました。
400ccではやはり中途半端すぎる。海外だと排気量450ccとか550ccってのがナナハンの下位の区切りでちょうどいいのでしょう。バルブ数が書いてないから2バルブかと思ったけど、国内向けはGSX400Eというちゃんとした4バルブ。
アメリカンの450TXとGAはフロントがドラムブレーキかディスクという違い以外に何かあるのか。よーく見たら、あらあらGAは2速オートマチックじゃあないですかい。
オートマバイクはホンダだけじゃなかった。

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1150ccと550cc 親子ほど排気量の違いがあるカップリングでございます。
同じシリーズっぽい表紙デザインですが、コイツだけは1984年版。
最後に残ったヘビー級GS1150ESとはタッグを組む相手がいなかったから急遽出来たような即席コンビです。

だいたい550ESは、おい、お前2度目の登場じゃあないか。
表紙も2枚の写真を組み合わせる、っていうこれまでの統一感も無視。
シリーズ物はいつも最後にはこのようにルールが崩壊していくのです。

GS1150ってスズキのエースのわりになんとなく地味じゃないですか。
こういうバイクのカタログにはひねくれもんは手を出さざるをえないのです。

手を出さざるをえない=手を出すに決まっている、という意味です。

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おまけのカタログ。GSXツインの450ccシリーズ。これは1982年もの。
コイツは1983シリーズ入手の際のおまけでついて来た。
まずは450E、国内版でいうとGSX400E。通称ザリガニでございます。
アメリカ向けのカタログだけあって、450E 以外の3種類は全てアメリカンスタイル。ヤマハのXJのようなキャストホイールがついて、このキャストメルバにも似てるな、でアメリカンバイクにもジャストフィットなんでございます。

TとかTXとかLとかあるけど、だいたいこういうもんは『L』が一番偉い。
ラグジュアリーの『L』かな。

そして一番高い。

中型バイクが欲しい。

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同い年のアグスタオーナーが言う。Oさんの話です。
最近体力がない。ナナハンはガレージの中を移動させるだけでも嫌になってしまう。ってまさに同感。
しかし重いからって、とりあえずまだ手放す気持ちはない。

出来ればもうちょっとだけ軽いバイクが欲しい。
250ccか350cc。体力は落ちたが、まだまだMV125Sで妥協するほどにはなってないぞ、とここはきっぱり。

カタログはスペイン製モトトランス社のドカ250ccストラーダ。
350cc「ベント」の兄弟分です。

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何十年か前、アグスタの350sに惚れ込んで探しまわった結果、連絡があり売りたいという愛知のあるマニアの方にたどり着いた。
その人はアグスタ350sの他、ドカの900SSとウインカー無しの250マッハワン。それにヤマハのTYに乗っていた。
普段から自宅での仕事。建築士かなんかの仕事だったと思う。
仕事に詰まるとドカを磨き、時々TY125で家の周囲の坂道を走り回る。

その時のマッハワンが僕が最初に見た本物のドカシングルだった。
ちっちゃくて気難しい。
オーナーに音が聞きたいと言うと10回以上キックして、ようやくエンジンがかかった。

音といい、態度といい、その生意気な自己主張。
マッハワンは俺には無理だなマニアックすぎる、すぐ思った。

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その数年後、時はバブルの崩壊前。
僕はその時買ったMVアグスタ350sを高く売った。
それもまったく同じアグスタ350sを買うために。

出来ればもう一度、アグスタ350sが欲しい。
今だったら当時よりもっと楽に乗りこなせる気がする。
癖も仕組みも分かっているし、重さも、大きさも雰囲気も自分に向いている。
2台乗り継いだからよく分かる。

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あるいはデスモ450がいい。
マッハワンに怖じけづいたわりにそう思う。デスモとマッハワンと何がどのくらい違うかも知らないが、そう思う。
もし自由になるお金があればの話、というかそれが問題。
趣味のバイクやクルマは若いうちに買っておく事が大切だと思った。
歳をとったらメンテナンスにかかるお金だけでヘトヘトになってしまう。

同い年の別のドカオーナーはベベルの他にちょうどいい450ドカシングルを持っている。
ずるい!!実に羨ましい。

JTさん、あなたの事ですよ。

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ホンダ中型シングル3種盛り合わせ

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CB400SS
いつの間にかラインナップから消えていた。
このバイクってシンプルで息の長ーいモデルとして計画されたんじゃなかったっけ。SSの意味はスタンダードシングルだし。
これ、一部のホンダファンからは実に評判が悪い。
何も世界のホンダがヤマハSR400の真似っこモデルを出す必要ないんじゃないか。がその言い分。
僕も最初見た時、「ホンダってそこまでSRを気にしていたのか」と呆れた。
なのに目の前にSR400とCB400SS並べられて、どっちが欲しいかと問われれば、とりあえずCBを選びます。昔だったらSRです。
シングル2本マフラー嫌いの僕でも、SRにはさすがに見飽きたからです。

後になってセルモーターを追加。ここらへんがホンダらしくっていい。

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GB400/500
ホンダがこれを作った気持ちはよーく分かる。
当時街にあふれかえっていたSRの改造バイクを見て、ホンダの担当者がこれをそのままメーカーが作ったら売れないわけないじゃないか、と思ったかどうか。
自分のバイクに不満たらたらだったあるGB250オーナーは「250の悪いところが400/500では全て解消している」と言った。
しかしGB250はよく売れたが、400/500は250ほどは売れなかった。
こういう個性的な外装は最初からメーカーが作ると押し付けがましい感じもするかも知れない。30年経つと「なんだ、いいバイクじゃないか」に変わる。

マン島TT レースを意識したこのカタログには気合いが入っていて、この時代のホンダの意気込みが読み取れる。
フェンダーのカタチがいいので一時期アグスタに付けようと考えていた事もあった。シートはダブルがいいな。

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FT400/500
以前シロヤギさんのブログで紹介されていた。
海外での名前が「ASCOT」。どう見てもロードスポーツです。
フラットなオフロードあるいはダートラを突っ走る仕様のワイルドなやつ。これがイメージらしい。
実際はおしゃれなアメリカン?なカフェレーサー。街乗りバイクです。
ヘッドライトもウインカーもこの頃は4角が流行っていたな。ミラーまで四角だ。XL500のエンジンは単品で見ても意外に魅力的なカタチです。今気がつきました。
今だったら気に入って買ったかも知れない。当時はまったく興味なかった。
このクルマ、サーキットでは逆ハンでタイヤをスライドさせて走るべきなのかな。

ホンダ1969年、アメリカ。理想的な生活。

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60年代のカタログは、写真ではなく「絵」がいい。
当たり前の事実にあるとき気がついた。
いやぁ、この絵には昔のアメリカの生活、憧れのミッドセンチュリー文化そのものがある。
ライフの雑誌広告に出てきそうな不動産広告、ライフスタイル。テレビのある豊かな生活、郊外の広い庭の芝生、電化製品、カーライフ。
1969年はそういうアメリカ。「絵に描かれた」のは理想的な空想生活の終焉、一つの区切りだったのだ。
ドリームはCB。やっぱり夢なのだ。

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CB450とCL450。
波打ち際まで来るなんて、危ない。
いーえ。これは夢なんですから大丈夫です。
それとも崖の上なのか。バービーみたいな小麦色の彼女も夢なのです。

こんなCL450は知らなかった。赤タンクです。
スカイダイビングがもう少しで「手が届くスポーツ」だった時代なんですね。
パラシュートとCLって。
ぜーんぜん関係ないじゃないか。

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ハンターカブなんざぁそのまんまアメリカのイメージ。
トラッキングにキャンプなんていうのなら、ワシらにも想像がつくのですが、向こうから来る2人連れは馬上の人。アメリカだねえ。
SL90で荒野を飛ばす。それはいい。
CL175の行き着いた先は熱気球の離陸シーンじゃないか。

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60年代の夢。
とまあ、こういう風に自分に対しての説得が進むのですけど、
とにかくこの1969年のホンダカタログをきっかけに、新たに蒐集の道を進もうとしています。
欲しいカタログもだんだん揃ってきて、蒐集への興味が薄れてくるのも事実。だからこそ「今度はこれを集めるぞ」という意思表示でこれまた自分自身を鼓舞しているからなのです。

コレクターにとっては「集めなければならない」という使命感がエネルギーになっているのです。

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もう一冊くらいは、同じ雰囲気のカタログがなかったか。
探してみるとありました。
それがヤマハだったです。
1966年。60年代はやはりサーフィンなんだ。ボードもデカい。
ヤマハ製のハンターカブ、「トレイルマスター」もいい。

元祖ナナハン。ホンダCB750Four

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ホンダが続きます。

CB750カタログがいつのまにか増えていた。
蒐集にはそれほど気合いを入れなかった。
ただ目についたものを入手しただけです。
このカタログは欧州版。ウインカーに注目です。

CB750の生産台数(集合タイプも含めて)
なんと60万台!!。
KゼロからK6までだけに絞ってもバリエーションがいっぱい。
CB750はそんなに好みじゃないが、CBのカタログが大好きのカタログハンター、カタログ集めはビックリマンチョコのシールを集めるような感覚だから、レアものだけに興味が行く。
あっ。僕はビックリマンチョコの世代じゃもちろんないですよ。
アトムシールの世代です。

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(上)唯一60年代に発売されたKゼロのカタログ。
海外版と国内版が同じデザイン。車名の違いに注目!!
国内版表紙には「新発売」マークのあるものとないものがある。

(その下)最も入手困難な初期の豪華版カタログ。
僕は程度がイマイチのものを一冊だけしか持っていない。
この豪華版を除くと、CB750カタログはなぜか6ページ物が多い。

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K1のカタログには表紙が違うバージョンのものがある。

表紙と裏表紙とエンジン単体写真の横の分解図の位置が違う。
というか、中身が同じなので勝手にK1と思っているのかも知れない。
(というか、これがK1なのかもよく分からない)
もう一種類の表紙のものはこれです。

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さらに複雑なのだが、こちらの表紙にはヘッドコピーが2種類ある。

軟派バージョン
「見て“すごい”と感じるクルマは、やはり性能も“すごい!”
……がハンドルを握ると笑みを浮かべます。“これは乗り易い”

硬派バージョン
「技術と経験と体力。そして事故を制御する強い精神力。
すべてをそなえたライダーこそ、この車にふさわしい」

「乗りやすいぞ」と「乗るのは大変だ。覚悟しろよ」と対極の主張。どっちが先かが気になる。CB400Four の「おお400。お前は風だ」「おお400。お前が好きだ」のコピーは有名だが、どうしてそうなったのか。

まとめるとAとBとCがあって表紙はAとBC、コピーはABとCが同じなのだ。

謎だ。

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コレクターは普通カタログ集めをまったく意味なくランダムに行う。
僕はいつもはそうなのだが、このCBに関しては「必要なもの以外は手を出さないぞ」という縛りで集めた。まさに例外です。

こちらもわりと好みではある。

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このカタログを見るとやはり、硬派コピーが後なんじゃないかという気がします。安易にナナハンに乗るなよな、というメッセージが必要になってきた時代なのかな。

こんなカタログもありました。
時代も型式も分かりません。

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