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Channel: バイクのカタログハンター日記
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SRの今昔。とにかくSRです。

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ポスターで有名なこの写真。
SR30周年のカタログで復活しました。

「違う!」なんか違う。
コンチネンタルGTオリジナルと再販版くらい違う。
光、カメラ位置、雰囲気、全然下の方がいい。
もとがいいという思い入れもあって、こうも違う印象になるのかが正直な感想。ピンの深みが違うとか、淀んだ空気が表現されてないとか、なんと表現すりゃあいいのでしょう。

調べているうち、全く同じ場所、全く同じクルマ(ライレー)、同じカメラマンによって撮影されたとのことがわかった。
ちゃんとヤマハ様の純正サイトに掲載されていました。

じゃあデザイナーとカメラ機材(アナログとデジタルの違い)ということか。
扉の外のクラシックカーがねえぞ、なんて野暮なこたぁ言いません。
ロゴ処理もロゴそのものもいまいち。

いやいや、そんな下世話な批判は辞めましょう。
ここは素直に昔の広告を再現した、その心意気を評価すべきでしょう。

そうです。


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SRのカタログはいいデザインのものが多いです。
実車に関して歴史がある分、初期のものと後期のものでは細部の仕上げが全然違うってなことも耳にしました。
じゃない、自分自身でそれはしっかりと確認できました。

自分がSRを持ったらどんな風にして乗るんだろうって考えることがあります。スワローハンドルにスーパートラップ、初期型塗装タンクつけたやつにするのだろうな。

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いや、それだったらむしろSRXの初期型がいい。
スポーク仕様で。ヨシムラサンパー付き600。

僕はSRよりSRXが好きなのだ。
なのにSRXはカタログはこの1枚しか持っていない。
このカタログ、たった1枚あれば全て用が足りるという優れもの。
こういうカタログがあれば目移りもせず、1枚で満足してしまう。

地味で大したカタログじゃあない、とは思うのですがカタログの役割をきっちり果たしているいい作品なのだ。




スズキのエンヂューロマシンカタログ

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スズキとブログネタを探していたら、いいカタログが見つかった。
モトクロッサー、そんなに古くない。
年代は2010、なんといっても表紙がいい。
フサベルやSHERCOだけじゃなく、スズキもやる時ぁやる。
歴代スズキカタログの中でもベスト5には入りますね。

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RMZが今の最終型なんですか。RMXちゅうのもあるし。
知らなかった。今のラインナップはほとんど分からない。
カタログの総合パンフはいっぱい持ってるのだけど、ほとんどそれを資料として開いてみたこともない。

僕だけじゃなく、カタログコレクターってこれが当たり前の気がする。
「保存」を考えすぎて、シワや折り目、折りジワなど負担を増やしたくないからなんです。

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レースコースが背景だから、という理由なのかモトクロッサーのカタログは写真が美しいものが多い。

で、…………。
よけいなことを書いてミスをさらけ出すより画像。とにかく画像、さあ画像 ……。

ほれっ。

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アグスタ350s。アグスタとターゲットデザイン

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六本木通りから麻布十番に向かう右折ラインに内側から真っ赤なMVアグスタ350Sが入ってきた。
セパハン、低いシルエットに当時まだ珍しいフルカウル、重低音。
その時僕が乗ってたのはカワサキのZ400FX。アグスタの赤と銀の後ろ姿を見ながら走り、奴がそのままブルックランズに向かうだろうの直感はみごと当たった。
MVオーナーは店の前にセンタースタンドを立てていた。
思えばその瞬間からイタリア車好きになったのだと思う。
それまでは「外車」は殆ど視界に入っていなかったから、交差点で初めて見たアグスタはなおさら衝撃だった。
350sにフルカウルモデルがあるなんて知らなかったし、ケニーズで見るMHRを当たり前のように感じるようになったのも、福田モータースで木箱入りのCB1100Rを見るのだってもっと後だった。

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何の話でしたっけ。そうそうカウルのついたMV350sについてです。
その後やっと手に入れたMV350sは格好こそレーサーレプリカそのものでしたが、走りはいまいち。友人の母親からは「まあ、女性的なバイクね」なんぞと言われていました。振動と音の男らしさは「女性の外見なのに男性の声帯を持ってる人」みたいな印象です。
スタートには多少手続きが必要で面倒ですし、右チェンジの1アップ4ダウン、振動も激しくバックミラーを落っことすほど。右折時はエンストが怖くて、空ぶかししっぱなし。
それでも350sは好きで結局2台乗り継ぎました。
今ならセル付きのナナハンに較べてももっと気楽に乗れそうな気がします。体格的にも似合う気がするし、手放してから随分経つ今になっても、もう一回持てたらいいなと思っているくらいですから。

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1973年12月17日のミラノショーでこの350sは発表された。
プロトタイプで後の市販車とは細部が違う。
エキパイは丸く、シートレールはメッキで真っ直ぐ。サイドカバーは小さくシートカウルもやや小さかった。市販車の方が全体的にバランスはいい。
500cc(472cc)やツインカムも計画されたとの噂がある。450ccのキットは見たことがあるし500ccのプロトタイプは雑誌にも何度か載った。
ツインカムに関しては2気筒説と4気筒説がある。350sのこの雰囲気のまんまのジウジアローデザインアグスタ4気筒プロトタイプってのが存在するので、そこらへんと情報が交錯したのかもしれない。

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ジウジアローだけじゃなく、ハンスムート/ターゲット一派もアグスタのデザインを手がけた。
作品はカタナのデザイナーとされるHans Georg Kasten( ハンスムートHans MuthもHans Georg Kastenもともにハンスじゃないか。だからどちらにしても「ハンス」作品なのだけは確か)の手によるもの。

※下の写真では左の人物がKasten。

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このプロトタイプは1979年「モトラッド」MOTORRAD 社が公募したデザインということになっている。詳細は不明。
そのターゲットがデザインしたアグスタは半月型のフロントフェンダーなどはもろカタナそのものです。これを原点としてカタナデザインが生まれた。
フレームはノーマル、キャブは最終型アメリカ用の26パイデロルト、Fフォークとブレーキは750S、リヤサスは分からない。ところでこの集合マフラーなんですが、クランクケース周辺がのっぺりして見えて僕は駄目です。

さてこのバイクを30何年ぶりに最新のMOTORRAD CLASSIC誌(2015.1月2月合併号)がレポートしていた。

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※MOTORRAD誌はカタナのデザイナーはHans Georg Kastenとしている。
※カタナのイメージからプロトタイプへのカタチの変遷に興味がある人ははここを見てください。

僕が大好きな「エグリ」の話

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エグリならなんでも好きです。
マッハの「抉り」も好き。スイスのチューニングショップ、エグリも大好き。
エグリのことはよく分かっていません。
とくにエグリビンセントが謎だ。
正直エグリとビンセントはなんか時代が違う、という気がしてピンとこない。
なのに実際に見た初めてのエグリがエグリビンセントだった。
エグリビンセントコメット単気筒に乗ってたアパレル兄ちゃん、いま何してるかな。

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エグリパーツ
カワサキ乗りの間で最近人気なのはフロントサスの頑丈そうなアウターチューブ。この真っ赤ないかめしさ。上の写真のドカにはメッキ仕上げのものが付いています。エグリの特製オイルパンも人気あるのでしょうか。
ヨシムラエグリを覚えてる世代にとっては耐久レーサーのオイルクーラーをシートカウルに埋め込んだものが衝撃的だった。
下の写真はエグリカワサキターボ。オイルクーラーの前に見えるのはバッテリーですよね。違うかな。

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カタログのエグリドゥカティにはこの位置にバッテリーらしきものが入っている。
僕も知らなかったのですが、昔のエグリには同一モデルがなかったそうです。
同じ製品が一つとしてないという話です。
エグリターゲットなど、カタログを作るようになってから初めて同一量産モデルが出てきたそうです。

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エグリのカタログを見ているとホンダとカワサキが圧倒に多い。
スズキ、ドゥカティ、BMWもあることはあるのだがあまり見たことがない。
画像を探したのだが、ピンぼけになっちまった。
ヤマハにはSRエンジンのシングルがあった。

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上の立体パズル見たいなレコードカーがいいですね。こういう雰囲気が好きなんですよ。カウリングのグローブ部分がさりげなく「エグリ」。あれっこのサインはひょっとしてルイジ・コラーニ?サインがコラーニそのものだが、キャプションではColaniじゃなくてcoloniになっている。
エグリのカタログ集にもレコードカーが一枚あった。こっちはもっと未来風。
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ヤマハのカタログの話

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ヤマハのストリート系バイクのカタログや動画などが面白い。
いや、これはもう過去形。
海外向けのsport heritage2014というカタログはニッポンのよく見る商店街を背景にとけ込む絵のような中をSR400が疾走する。
SRは400です。いまやヨーロッパでも500でなく400らしい。
我々がヨーロッパの当たり前の街並にある種の敬意を感じるのと同様、ヨーロッパ人はどうってことのない日本の景色に非日常の神秘性を見いだしているのかもしれない。
今風の画像処理が生きている。

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一方MT-07のカタログ「Dark side of  Japan 」では、その名の通り新宿のダークサイド、逆版の花園神社を背景にぶっ飛ばす。
右側通行に見せるためなのか。
おっと、そう思ったら逆版じゃない。花園神社の旗が裏返しになってるだけで普通のダークサイド「新宿」じゃないか。そう、東京ダークサイド「新宿」。
渋谷贔屓のカタログハンターは新宿には厳しい。

ちゃんと書くと60年代から70年頭にかけて文化というものが新宿中心に中央線に沿って川下に流れていた。
カウンターカルチャー?そんな新品の言葉をおっさんは使わない。
昔昔昔。渋谷っていうところはせいぜいブラックホークや天井桟敷の本拠地があったぐらいで何の魅力もなかった。むしろ横浜の方が活気があったくらい。
それが、いや、書きはじめたらそのまま先まで話が繋げなくちゃならなくなる。

MT-07のダークサイドイメージは最新プロモーション動画では最悪にもアニメ化されちまった。これはひどい!!だから紹介しない。
口直しにシグシグスパトニックの「ラブミサイル」。


で、いきなりビーノの話。
ポップなイメージだったら大昔のビーノの広告がいい。
僕のそのコレクションは完成した、らしい。

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気になっていたビーノカタログの欠品の2点を買ったから。
これで完成かなという気がしますが、油断はできない。
もう金輪際「××を全部集める」なんて事は止めたいと思う。

本当にこれで全て揃ったのか。
日本のどこかには「ビーノ」についてやけに詳しいいオヤジがいて、
「なーにがカタログハンターだ、ビーノにはなあまだまだこういうカタログがあってだなあ、えっ?あんたこれ知らないの、これだよこれ。この世界じゃ常識ってなあもんだ」などとビーノうんちくで威張りたおすマニアが出てきて、口は悪いが教えてくれる、なんて事を期待はしているがそんなことあるわきゃあない。

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ヤマハ繋がりの話。
カタログではなく雑誌、モトラッド誌に乗っていたYDS-3の写真がよかった。
この時代のバイクはあまり知らない。
でも格好いい。格好いい。とにかく格好いい。

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スズキシングルの名品。人気はないが名品。

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テンプター、スズキ製のSR。
シリンダーがやけにすっきりしたサベージエンジン。
オートバイというものをデフォルメして書いた絵のようにシンプルな印象。
すぐ忘れてしまう存在だったのだが、今頃になってその良さが分かってきた。
よくあること。
何でもそうだがある時実物を見て、あれっ?ちょっといいじゃないですか、と気づいたのです。

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スポークH型ホイールにツーリーディングのドラムブレーキ。
メッキのシリンダーフィンのまあ大げさなこと。最初本物を見た時、オーナーがブレーキだけSRのものをとってつけたのかと思った。
それにしてもこのエンジンの雰囲気どっかで見たことがある、と思って思い出した。
スペインのサングラス。ヤマハ系列って聞いたことがある。
500ccの単。たしかカタログも持っていたぞ、と探したのがこれ。

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SW-1
人気が出たのは生産中止後。そりゃあそうだろう。この良さが分かるまで時間はたっぷりかかるカタチ、色。とにかくこの生産中止は早すぎた。
カタログだって1種類と半分しか出していない。(カタログとチラシ)

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なんていえばいいのか、カッコいいし好きだけど、自分では持ちたくない。服に気を遣って乗らなきゃいけないような面倒臭さ。いや、やっぱり欲しい。
そうそう、ベスパに乗っているあるバーテンが「SW-1って知ってますか。あれが欲しいんです」と言っていたのを思い出す。色々な意味づけを背負っているスズキの異色の色男。
値段は当時で688000円。さすが坂井直樹プロジェクト。

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グース
ジレラサトゥルノが好きな人ならば十中八九、このグースが好きかもしれない。10000以上回る単気筒。
カタログは350と350/250があって表紙の表示以外ほとんど同じ。
昔のネイキッドスポーツでこんなにバランスのとれた美しいマシンはないのになぜかあまり売れなかった。

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世界のスーパーカブ。ヤマハメイトには何がある?

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ホンダのカブには歴史がある。伝統がある。
世界中にマニアがいる。
だったらヤマハのメイトには何がある?

メイトってコカコーラのカブに対するペプシのようなものか。
ロングセラーのレゴに対抗したダイヤブロック のようなものか。
見れば見るほど似たようなデザイン。
似てるといっても、メイトのそのデザインは少なくとも偶然似ちゃったなんていうレベルではない。

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カブとメイト、どちらがいいか。
「ヤフー知恵袋」見ると燃費や故障率、あげくはセンタースタンドの出来のよさまで挙げてまでもカブを勧める人がいました。

カブとメイト、どちらかくれると言われたら僕は迷わずカブを選びます。
ひねくれ者の僕ですが、カブを選ぶ理由は「売る時高く売れるから」です。

じゃあ、ヤマハメイトには何があるのか。
今回の一連の画像は、メイトカタログの珍しい螺旋綴じ豪華版。実用車なのに高級カタログなのです。
ディーラー向けなのでしょうかねえ。
その内容はというと(カブオーナーに対して)「メイトはどこが優れているか」を訴求している冊子のような気がします。

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うーむ。分かりました。
それでもなんとなく、まだ納得がいかないです。
も一回聞きます。何か忘れてやしませんか?

メイト。(カブと違って)ヤマハメイトには何がある?



はい。

答え:ヤマハメイトには唄がある。乗ってる乗ってる~♫ ヤマハメイト♫。

これです。

コーヒー&シガレット、じゃなくてハーレーダビッドソン

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カタログハンターはコーヒーを飲みません。
どうしてか訳分かんないですが、2年前から紅茶派になっちゃいました。
あれだけコーヒー好きだったのに今は喫茶店にもめったに行きません。スタバはもちろんドトールにもウエシマにも。
強いていえば外で飲むコーヒーはイタリアンの「セガフレッド」くらいです。。伝統の和式コーヒーのほうは老舗の美味しい店が東京ではどんどん無くなってきて、もう探すのが嫌になってしまいました。

アメリカン?ごめんなさい。正直、ハーレーよりも苦手です。

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ハーレーからストリート750が発表された。
黒い水冷のナナハンで、なんと85万円だそうです。
今より30歳若かったらこういうのが欲しい。
微妙だがヤマハのボルトとどっちがいいか迷うほど。
いずれにしてもこういうスタンダードなカタチは今風でいい。
街のおしゃれさんたちも好みそう。
僕にとってはオールラウンドに乗れるこういうバイクはもう無理ですが。

意外です。自分でもハーレーを好きなんて……。

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それにしてもハーレーの水冷モデルとは。
883の水冷版というよりカフェレーサーXLCRの現代版らしいです。
ボルトと同様、カスタムベースにされるのも計算されているようです。
ハーレーがねえ、水冷ねえ。
6気筒まで揃えたBMWのラインナップだって、昔は想像もできなかったけど。
今やこんな広告までも好意的に感じてしまいます。

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ハーレーの試乗会
もう始まってるらしいです。

CB125とカフェレーサー

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CB125/CB160。
125カタログのほうは画像をアップしたことがないと思う。
最近は節操もなく同じ画像を何度も使っちまいます。
125ccではこのベンリイの旧CB125が最高だと思ってるんですが、CB93との外見の違いも分からず、カタログもそんなに持ってません。
72ほどの個性のキツさもなく、むしろ充分すぎるほど美しいCB125。
タンクがいいです。CR93のロングタンクより断然このCBのメッキです。
下のカタログはなんだかんだ2回ぐらいアップしたので、自分でもちょっとだけ食傷気味です。

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以前紹介した「カフェレーサーTV」にはCB125のカフェレーサーが何台か出てきます。この動画をみてからというもの、ものものすごく影響されました。そこはそこ常に格好から入るカタログハンターです。
最近はジェットヘルで、新素材なんか着ねえぞ!と当然革ジャン。
You Tubeでみつけたカフェレーサー万歳の動画
なるほど。こちらも必見です。

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どなた様かが作られたCB125カフェレーサー。
海外では人気だったんですねえ。
ここまでしないまでも、下の写真のようにほんのちょっといじるだけでも充分魅力的なんですが。

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そうそうこれも見てください。
Mr.ビーンは好きじゃないが、バイクの趣味は一致するみたい。
「そうっ!その通り」と机を叩きたくなるような気持ちよさ。

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ついでの話
ライカのデジカメのかっこいいモデルが発表されました。
ライカの本物デジタルの方で、あのレニークラヴィッツがプロデュース。
最近のダメージデニムのように自然な「使い込まれた」風合いが表現されたモデルです。
新品なのにカメラマン等プロユース風懐古趣味とは、なんちゅうミーハーな!
でも欲しい!!

限定125セット。高ぇだろうな。



カワサキの総合カタログ

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ブログネタが無いので仕方ありません。
最近手に入れたカワサキ総合カタログについてです。
ダブワン系の実車に関してはそれほど気にはならないのですが、後期の一連のカタログが好みなので収集し始めました。
これってまさに2次元ものが好きで、3次元ものには興味がないという立派な「おたくマインド」。
私ゃジジイですから、「19××年製萌え無しおたく初期型」とい言えばいいんでしょうか。
死んだら戒名は「二次元院型録狩人居士」ですかねえ。

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話は逸れます。
A7-350初期型はスズキT500「クリソツ」メッキタンクだったんすか。
知らなかったです。
あとカワサキ製カブ。カワサキペットM50ってやつはこんな格好してたんですね 。これも知らなかったです。カワサキもこの頃50cc作ってたんですね。
なんせ僕のオートバイ興味は1969年から始まって、その頃すでにA1/A7は後期のカラフルモデルだったのですから。

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これが僕の原体験の総合カタログです。
表紙はあのワイルドな「髭男軍団」の写真です。
これ僕も好きだし当時のカタログ表紙としてはもの凄く優れたものなのですが、3回目ともなると、さすがに載せ飽きました。

ラインナップに関してはモーターショーで買った(もらった?)「自動車ガイドブック」と総合カタログが唯一の情報源の時代でしたから。
19××年総合オートバイ特集なんて企画ばっかりやっていた「ヤングマシン」(創刊1972頃?)はまだ発売前でした。

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話はさらに逸れます。
実車よりカタログのほうが好きなんですがこいつはどうでしょう。
RS650の「漂う男の体臭。伝統のロードスター」がこれです。
何やらもっさりした表紙。ダブ系のカタログとはいえ、どうもこの表紙は好きになれません。
ほんと走ってるロードスターの650RSとゼッツーって見映えがこんなにも相性が悪いとは思いませんでした。
表紙に使うんだったら普通こっちだろ、っていうのが中面のこの写真です。

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こんなのもあった。
「カワサキの総カタ…総カタ…」と思って探したら、昔のものが出てきました。確かこれもモーターショーでもらったやつだったっけ。70年かそこらへんだった。
これ、変形なので普通のファイルに入らない。
懐かしくて手に入れたけど、ビニールで包まれたままで中面は確かめていない。マッハとかA1/A7とかが載ってたと思う。

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1970年後半のヤマハ重量車。金属どーん。

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ヤマハのシリーズ広告。
バイクのパーツパーツを見せるというやり方は、モトグッツィ/ベネリ連合のカタログでもおなじみ。ほぼ同時期ですからから、どちらかが真似したなんて話はないでしょう。
GX500が出たのは1976年。GX750、XT500、TX650合わせてきっちり4種類。このカタログに関してだけはこれで全てで間違いない。ある日突然知らないバリエーションが見つかるなんてことはこのシリーズに関してはまずない。
70年代これがヤマハの国内4スト重量車というくくりです。
XT500だって、この時代ならりっぱな重量車です。

ところでTX650だけエンジン単体の写真がないのはどうしてかな。

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もっともっと後になると、輸出用でこんなカタログも出てきた。
ヤマハリッターバイクカタログ、紹介するのはXS1100と1100SとTR1の3種。
黒金でアップハンドルのミッドナイトスペシャル、じゃない1100S。というのは
750とは違ってXS1100Sはミッドナイトスペシャルとは呼ばないそうです。
サイドカバーにはそう書いてなく、ただ「1.1」となっています。
ビキニカウル付きアメリカンという摩訶不思議なものも今見るとなぜか新鮮です。

XSとTRに挟まれた見開きページの真ん中で画像が中途半端になっちまいました。CBX6発やZ1300に負けず劣らずXS1100もかなり速かったそうです。あるブログからの情報ですが、テストライダーではない技術屋さんなのにヤマハのテストコースで245km/h出したとは驚きです。
外見はシャフトドライブだし、大柄でいたって地味な存在なんですけどねえ。

そうそうこんなXSイレブンのカタログも1枚だけありました。

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当時流行の角目ヘッドライト、シャフトドライブ。僕は角目は苦手なんですが、これに関しては違和感なく納得できます。
TR1は地味なツイン。カフェレーサーベースとしても人気もあるらしく、
このサイトでも沢山取り上げられています。

上のヤマハ4連発のカタログはかなり好きなシリーズカタログ。
もちろん大切なコレクションではあるのですが、表紙の鉄・鉄アルミのメカニズムどーんというやつは見続けていると脳みそが重くなって苦しい。頭に磁石がくっつきそう。そう、いくらバイク好きの僕でも。

バイクカタログにはハードよりソフト要素=「人間」が必要なのだ。
風景でも人でもいい。なんか安心できるような。
さてトルコはイスタンブールで見た、あるおっさんが改造したスクーター。
なんとなく「トロイの木馬」に似てるけど、ギリシア軍の木馬に滅ぼされたトロイってあんたの国にあったんじゃなかったっけ。
ウエスタンとギリシア神話とアジアンキッチュテイストの合体。
これをいったいなんて表現したらいいのやら。

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鉄騎兵、空を飛ぶ。

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「鉄騎兵、跳んだ」

このタイトルが素晴らしい。
プロテクターを鉄騎兵にたとえるとは。
物語はそれほど好みじゃない。
ホンダの主人公が挑むのは、ヤマハのワークス(セミワークス)チーム。
ここにニッポン劇画、悪役の定番といえるタイプ、「天才児」がいる。
記憶では主人公のジャンプと「勝った勝った勝った勝った」で小説が終わった、たしかそのはずだった。
ネットで読んだ映画のあらすじでは2位に終わったようだ。
本当はどうなってるんだろう。

まず自分の記憶があてにはならない。

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YZはジャンプする。

1982年の後楽園球場ジャパンスーパークロスでは本場の選手の大迫力、半端ないのジャンプ力とテクニックを日本人は初めて見せつけられた。
ショックだった。
なるほど見せる競技だから、あれだけ派手なアクションがないと客は呼べない。ローラーボールのようだ。
リックジョンソンが飛ぶ、飛ぶ。そして跳ねる。

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はるか昔の前世紀。
DT1の昔から、オフロード車は空を飛ぶことが決まっていた。

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スクランブラーですら簡単に空を飛ぶのだから

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ハスラーだったら、もう飛ぶのは当たり前。

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スズキならたとえT250だって空を飛べる。

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GSX-Rも走りだすと即離陸し始めるのだ。

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ホンダも飛ぶ。
ホンダが飛ばないわけがない。
スティーブマックイ…じゃない、エルシノアも空を飛んでいる。

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KDXもやはり空を飛ぶ。

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KXもかるく飛ぶ。

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外車だってそりゃあ当たり前。
フサベルは飛び立つ。

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BETAは大自然を飛び回ってるらしい。

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トライアル車は山登りをはじめた。

ランボルギーニとフェラーリ

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ランボルギーニのバイク。1986年。
ボクサーバイク社製のこのバイク。カタログにはスペックが書いてない。
裏面は真っ白なんでなにも分からない。
エンジンはカワサキ製らしい。
それもGPZ1000のだという信頼できそうな噂もあります。

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日本にもそのうち何台か輸入されたといいます。
上の写真の黒い(紫?)モデルはカタログとは若干マフラーやヘッドライト処理に違いがあります。
そうそう最近入手したボクサーエボリューション750ターボのカタログです。ヘッドライトの処理などどっか似ている感じがあるでしょう。

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「ランボルギーニデザイン、バイク」でネットで検索すると、まあ、出てくる出てくること。
世の中にこんなにランボルギーニバイクがいっぱいあるとは。
最近もランボルギーニデザインの新しいバイクが発表されたらしい。
ドカとKTMとアプリリアを足したみたい、だそうです。確かに。
これです。(下の黄色いやつ)

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最新のKTMやアプリリアっぽい直線デザインのものもありますね。
いやいやどっかで見たぞ、むしろカワサキのあれでしょう。ニンジャH2R。
ラインナップが発表されたばかりの欧州版2015年版カワサキの表紙に使われたバイクです。(羽根つきダースベイダーみたいなやつ)

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ランボルギーニから話は逸れますが、カワサキニンジャH2Rで310馬力、H2で200馬力。ともにフランス向けでようやくオーバー106馬力のデビューです。

さあて2輪にランボルギーニがある以上、フェラーリはどうなってる。
以前デイブケイが作ったフェラーリバイク。
フェラーリ社からのちゃんとしたお墨付き。でもちょっと古い。

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最近ではこんなやつも現れた。これこそフェラーリっぽい。
こっちは丸さ勝負か。
だいたい僕は丸っこいのは嫌いじゃないです。

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Go!Go!Cafe!! カフェレーサー万歳

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今さらですが,暇さえあれば「Cafe Racer」で検索したyoutubeの動画ばかりを見ています。
60年代初期のものや鋲打ち革ジャン時代のものではなく、わりとリアルな現代のカフェレーサーが好みです。というのも昔のカフェレーサーの音楽によく使われる軽いロカビリーサウンドが僕はどうも好きじゃないです。

Edgar Broughton Band とかもっとドライブ感のあるスワンプロック、背骨のあるバックビート使用のものだと動画はまず間違いはありません。
現代の動画ものはカフェレーサーのほとんどがカウル無し、セパハン、オリジナルシート、水平フレーム、ジェットヘル、革ジャン。この辺りが見事にお約束って感じです。たとえば

対する昔は。リアルタイムの貴重なフィルム。

次々と改造レーサーの画像を見せていくパターン。
こちらはジャズのスタンダードナンバー「Take5」を使っている。

昔の錆び錆びポンコツバイクを持って来て、美しいカフェレーサーに再生するという何とも微笑ましい動画。もともと僕は改造バイクは好きじゃないのですが、こういう改造ならもろ手を上げて大賛成です。

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エースカフェが英国なら対するJOE BAR TEAM ジョーバーチームはフランスのバイクカフェ代表。向こうのおっさんたちが夢中で読んでるちょっとノスタルジックで、スピーディーなバイクギャグ漫画のことです。
僕の持ってるのはイタリア語版。登場人物は4人。それぞれホンダCB750、カワサキ750SS、ドカ900SS、ノートンコマンド850に乗っている。
時代設定は1975年頃らしい。元祖英国のACE Cafeとは違い、ちょっとだけアットホームなバーに集まる連中です。

Edouard Bracame(ハンドル・エド)
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Jean-Raoul Ducable(ジャンノット・ル・ケース)
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Jean Manchzeck(アルスワイユ)
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Guido Brasletti(ぺぺ)
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ハンドル・エドのCB750。セパハンとカスタムシートはカフェレーサーでは当たり前。KゼロかKワンかは分かりません。
これかな。

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ジャンノット・ル・ケースのH2
何しろ漫画の中でタイプが変わっていくからどれと断言できない。時々H1に入れ替わったりして。緑だったり、茶色だったり。ほとんどはこれ。

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アルスワイユはノートンコマンド850インターステイツ。色は黒。

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イタリア人のペペはドカの900SS。ただしカウルは750SSのやつを付けている。

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さて、Ace Cafeの英国でもないJoe Barの仏国でもないニッポンのカフェライダーは「辰巳カフェ」に集まります。
バイクも様々ですが、集まるライダーは1950年60年代の骨董品ばっかり。
今日もドカ、グッチ、TX、マッハ、BM、トラ、ベネリ、アグスタ……。
「九州産の客人」が首都高に来るという噂をききつけて、確認に来た人も多かった。

熊猫様 また遊びに来てください。
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バイクは「丸み」から出来ている。もちろん人間も。

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そりゃあサムライダーみたいな怖い顔のニンジャH2Rもいいですよ。
でもバイクも女性も丸顔がいいに決まっています。
こいつはカワサキのZZR1400。
まあなんとも見事な卵形ボディ。表紙も中身も卵形、
バイクは抱きしめて乗るってこと考えれば、ごつごつH2Rよりふっくらしたこっちですな。

なんて事を言いながらも、そこは「2次元愛」のカタログハンターですから、実車より紙紙紙紙紙。

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ゴーディエ&ジュヌーといえば思い出すのは1135Rパフォーマンスレプリカ。
残念ながらカタログは手に入れていない。
で、カタログがあるのは1135R以外のゴーディエ&ジュヌー。
たしかに全体的には丸っこいですね。
こういう「丸み」は、あくまで1135Rと較べたらですが好みじゃないです。

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2015年モデルのR1。
カタログは無いが、ヤマハはYZFのR1を新しくしたらしい。
切れ長つり目からややアイスホッケーマスク型の、じゃない「仮面女子」型の面構え。
前のR1やFZR1000の方がやや丸かったような。

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頼む!!ハヤブサのようにもっともっと丸くなってくれい。

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だいたいはですね。
バイクのパーツなんてものはほとんどが「丸」で出来ています。

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そりゃ、ピストンだって

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リムやホイールやドラムブレーキは当たり前にしても

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こういうの、メーター類とか

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ちっちゃいものも細かいものもみーんな「丸」!!

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カウルだってちょっと昔昔はもっと丸かった。

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これより、もっともっと昔はもっと丸かった。
ドルフィンカウル(昔はこれをフルカウルと呼んだ)ってヤツです。

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丸だよ。丸!!その通り!!
丸くて悪いか。

どうやら、僕のお腹も顔も丸くなったらしいのだ。
その結果、半ば強制的にダイエットを始めさせられた。
「糖質オフダイエット」というものらしい。

男たるもの、が大好きなもの「炭水化物」は当分禁止させられました。
肉はオッケー魚はオッケー、
でも麺類やご飯、パンはNG。
目標60kg前半。

さあて成功するかな。
ああカツ丼が食べたい。


BMWには憧れる。

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BMWはツーリング用の高価なブランド品グッズです。
写真集のようなBMの最近のカタログを見ては「ああ旅行に行きたい」とため息をつく毎日、こりゃしかたねーです。

対するイタリアンバイクはレースのための道具みたいなものです。
知ってますか?
ルーツがこうですから。

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先週金曜日東京モーターサイクルショーへ行った。
目玉のH2RやYZF-R1やRCV213公道プロトはとりあえず見ることはできたものの、カタログコレクターにとっては入場料1600円分に何のメリットすら感じないイベントだったです。

ちょっと言い過ぎかな。

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入場料を取って、どのブースも個人情報(バイク離れのこのご時世に貴重なバイクユーザー情報なのです)と交換にそれも出来の悪い総合カタログを渡すだけなんて。
もう一度書きます。大手メーカーのくせに「出来の悪い」カタログです。
あーあ書いちゃった。
イベントが性に合わないというより、僕自身がこのイベントに嫌われたような印象だった。

例外は全てに元気いっぱいのブースBMW。
いま新車を買うなら絶対BMWだな、と思いました。
少なくともここには見るべきものがいっぱいあった。
BMWのアンケートはちゃんと展示物を見てからと前置きして。その時印をつけた車種のカタログが後日郵送されて来るかどうかは分かりませんが、理にかなった調査方法ではあった。

それより何より展示車がなかなか魅力的だった。

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故中沖満さんは「BMWの静かで、そのくせ速いあの感じがいやだ」と書かれていましたが、ご自身も所有されていた。
フルフルフルフルと何事もなかったのごとく忍び寄って来て、すっと抜いて行く嫌らしさ。
僕のバイクなんぞは「ほらほら走ってくぞ。音は大きいがちょいと我慢してくれ。これぞイタリアン魂なり、ぼあーーぁお」というようなうるさい音ですから、BMWこそ本来ジェントルな生き方の私に実はぴったりなのです。

さて、僕以上うるさい音を立てて走ってるMV750様、こーゆーカフェレーサーはいかがでしょうか。

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日本のバイクメーカーがフルラインナップで車種を揃えていた時代。
馬力競争すら行わないで、ひたすら「水平対抗シャフトのツーリングバイクメーカー道」を極めていたBMWを何か特別な聖なる存在として見ていた僕たちです。

最近のバリエーション豊かなBMWの節操のなさには、あきれると同時に
「なーんだ。おっさん、本当はスーパーバイクレースやこういう軟派な街中バイク作りがやりたかったんだ」と親しみすら感じてしまいます。

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今回は露骨なBMWヨイショです。
なのでカタログの写真まだまだ続きます。

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露中韓台のメーカーカタログ

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Minsk ミンスク。
「ミンスク」って空母が昔ソ連にありました。一地方の名前です。
これまだ紹介してませんでしたっけ。最近なにかと忘れっぽいので。
新興メーカーと思いきやなんと1951年にオートバイを作り始めて60年以上経つりっぱな老舗メーカー。
何でしょ、このなんとなく親しみを持てるほのぼのしたお姿。

ロシアの次は中華人民共和国。
「zongshen」
ホンダのウイングが片翼なら、こっちはウイングがダブルだぁ。
中国メーカーは色々あるけど中堅の、どうもレースなどにも参加してるらしい。もっともっと新しいロードモデルやレジャー用モデルも作ってる。

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印刷の製版指定に「半調」というコントラストを下げる表現がある。
カタログの背景にこの手法を使いまくるカタログほど新興メーカーだという分かりやすい法則がある。ホンダやヤマハでもヨーロッパのディーラーの作ったカタログにはよく見られる。
これを見る限りzongshen、まだまだ若いな。
※MASHなど粋なメーカーもあるので侮れない。

中国には星の数ほどバイクメーカーがあるのだが現実、カタログはなかなか入手しづらい。

さてニッポンにはなあ、世界に誇るホンダ「Super Cub」がある。
世界に誇るべき2輪界の超超ベストセラーなのだ。



ええっ?Cubがなんだって?
なめちゃいけない。韓国にはなあ、そのもっと上をいく「Super Cab Plus」があるのだ。

だそうだ。これです。

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ヒョースンはKRモータース。スズキ系、レッドバロンで売ってると聞いた。
V型エンジンはスズキゆずりか。
趣味性の強いTWに似たやつとかアメリカン、ロードスポーツなど125 cc中心に650ccまで作っている。いずれも輸出に力を入れたようなラインナップだ。250スポーツなどはそこそこ格好いいし、「売れ線」も揃えてはいるが、なにか無難にあつらえたような主体性のなさを感じてしまう。

広告は以前あった「半調」もなくなったし、やや少しあか抜けてきた。

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韓国にはデイリムって会社があって、こっちがホンダ系らしい。
デイリムのカタログは持っていないが、実用車が多く、こっちの方がヒョースンより韓国では上位らしい。
単品カタログがないからか、韓国車についてはほとんど知らない。

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モーターサイクルショーで各社カタログ持ち運び用のバッグを配りまくっていたのが台湾のSYM。
さすが2輪大国らしく、実用車のクオリティは素晴らしい。
台湾のメーカーといえばSYMのほかはKymco、TGBが有名。といっても僕が知ってるだけかもしれない。他にはCPI、アドリー、イートン、台湾山葉機車工業(ヤマハ?)、ディンリっていうのがあるそうだ。

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KYMCOキムコって聞くとどうも冷蔵庫の2大脱臭剤ブランドを思い出す。
長方形の「ノンスメル」と3角コーナー置き用の「キムコ」だ。

たとえばアパレルブランドにPINKO(ピンコ)というのがあるが、絶対「泉ピン子」を連想する名前なので、その分マイナスだろうと思ったことがある。
そう、日本でピンコといわれてもこのブランド名、絶対ファッショナブルとは思えない。
キムコの場合どうなんだろう。僕にはネガティブに捉えてしまう。

このカタログかなりポップな広告だ。表紙の女の子の舌ピアスがいい。これ
ヨーロッパ向けです。



フランス、スペイン、オランダ。最近のバイク。

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マイナーメーカー続きです。
「半調の法則」通りなんですが、MBKはヤマハ系列のフランスの会社。元はモトベカンという自転車やモペッドで有名な創業1923年という老舗中の老舗だ。マッハによく似た3気筒350なら覚えている人もいるかもしれない。

昔のフランス映画に出てくるペダル付き原付をいっぱい作っていた。
当時フランスは生産台数世界1、2を争う2輪大国だったのだ。

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そう、上の写真。そうそう、こーゆーのが得意なメーカーです。

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この「スコルパ」もフランス製。
トライアル車では有名で日本にも輸入されている。
創立20周年だそうです。知らなかったのは無知なカタログコレクターくらいなもので、トライアル関係者にとっては必須科目くらい有名だそうです。

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上はフランスの電動スクーターartelec 670
デザインのどっかおしゃれで粋。なかなか格好いい。
それは分かるんだけど、スクーターだから気持ちがついて行けないのも本音。
でもこいつは違う。

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このクラシカルなバイクのような自転車のようなヤツはいかが?
電動だけど。
モーターマンっていうオランダのメーカーの作ったこいつ、モデルは1915ハーレーダビッドソン11fらしい。ただ,値段が高い!

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RIEJU というのはスペインのメーカー。創業が1934ってくらい老舗中の老舗。2011年から日本にも入ってきている。エンジンはヤマハ/ミナレリ。
カッコは「いま風」だが組み立てがすべてハンドメイドというのがウリだそうだ。


さてさて炭水化物無しの糖質オフダイエット、まだまだ先は遠いです。
やっと60kg台に乗ったのですがそっからが長い。
お腹はプックリ。まあこれからですねえ。

1973年。奇妙で微妙な境目の年だった。

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1973モトレヴュー誌の「Salon 73」が手に入った。
1973年といえば私ゃまだ生まれてなかったので、当時のことは覚えていない。だからぜーんぜん知るわけがないが、ただひたすら懐かしい。
CBの4気筒のマフラーが集合化する前。カワサキはZ1Z2。もちろん750SSもあった。ヤマハは2気筒のTX750が、スズキはまだGT750という時代。
ヤマハのYZR500、TZ700のトップブリッジから斜めに切れ込んだフレーム、肝臓みたいな3角のタンクが衝撃的だったことを覚えている。(もちろんまだ生まれてはいなかったので知るわけがないが、なんとなく、なんとなくそんな気がする)と私はしつこい。

グッチはV7スポーツの時代。MHR風ビキニカウルがついた850タイプルマンというものが興味深い。ちなみにフランスでは「モトグッチ」ではなく、単なるグッチ(Guzzi)としてGの順番に紹介されていた。

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一方、ドカの場合750SSはイモラレプリカのあの形そのものだが、750Sはネイキッドではない。ビキニカウルにZライン、シングルデスモは黄色ではなくシルバーのみ。

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「1973年に何が起こったか」思い返しても大した出来事は思い出せない。生まれてなかったというのは冗談だけど、その前後の時期をよく考える。73年以前と以降では文化的な状況、環境ががらりと変わっている。
1973年は文化の節目だったのだ。ちょうど古いものと新しいものとが混在両立する「時代の境目」といっていい。

オイルショックだのトイレットペーパー不足だのの出来事は1973年に実際に起きた。ガソリンスタンドも休日休業になったし、そりゃあ新聞やテレビの中では彼ら主導で緊縮体制に向かってはいた。
しかし脳内の記憶はこの年を境に、それまでのモノクロから天然色に変化している。生活は下降変化どころか、明暗の調整ボタンを2段階上げたように明るくなった。コントラストも強くなった。
写真の印画紙とテレビ画面がカラーになっただけかもしれないが。

しかしオイルショックはバイク業界に対し、直接的な印象を与えた。
この時代バイク、あるいは4輪の生産中止だの××から撤退だののネガティブな話題には必ず「オイルショックのため」の枕詞がつけられたせいだ。

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上はヤマハのRZ201ロータリー(1972)と水冷2スト4気筒GL750(1971)。前前年のモーターショーでのGLナナハンのきらびやかなデビューがあった。
翌年のヤマハロータリーは市販化されなかった。理由は後々「オイルショックのため」とされているが、具体的になぜかが分からない。
この派手な2車と対照的に地味ぃなTX750が世に出たことがこの時代っぽい。

新宿中心の文化に対し原宿・渋谷がおしゃれになり、貧乏礼讃の4畳半フォークの反対側には井上陽水、荒井由美の両方がいて、トラッドな演歌系歌謡曲と能天気なアイドルたちが音楽界には両立していた。凮月堂で渡されたフライヤーには「村八分vsキャロル」と書いてあった。

サーファーの連中がぽつぽつ現れたのは1973頃だった。
彼らが現れたのはもっと遅いだろう、と思うかもしれないがこれは本当だ。
僕の目撃したのは70年代初頭に向こうに行って感化されてきた「金持ちのお坊ちゃんたち」アメリカ西海岸帰りの連中だ。揃って潮焼けで毛先が痛んだロン毛、アロハの5~6人を見た時、全く異質な人種を見た気がした。そのうちの1人は当時の僕のロン毛をうらやましがり、「いいなあ、向こうに行ったらみんな髪が長くって」と言っていた。
※wiki には「サーファーファッション」は1970年代後半からだと書いてある。

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ヤーノサーリネン
1973年のヤマハのエース。金谷とのコンビで破竹の勢いを続けたが、多重クラッシュにあい残念な結果に。
その時代のレースを知るある人はもの凄い才能を持った人だったとだけ話してくれた。もし彼が生きていればという話も何度か耳にしたが、そんな話はまさに無意味だ。
結果、わずかに記録に名前だけ残されて、それしか後世には伝わっていない。僕もこの時代全くレースには興味なかったから、彼の名もその存在も最初からまったく記憶にはない。
実際僕がリアルタイムで覚えているのはバリーシーンあたりから。MVら4スト勢が消え、まさに国産の2スト全盛期。

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エルシノア。
この間近所の洋服屋さんの前に置いてあったのを見た。
いやぁ格好いい。自分にとってこれが2ストなのか4ストなのかは大した問題じゃなくて、目で見たもの耳に聞こえたものだけが大切なのだと知った。この価値を知るのに40年かかったわけだ。

ベトナム戦争パリ和平協定が1973年。その翌年僕は横須賀でDJ(ただの皿回し)をしていた。米軍の撤退。サイゴン陥落まであと2年。戦地から休養で横須賀に戻り、戦地ではなく日本で酒の飲み過ぎで死ぬ兵隊もいた。賭をして。
この頃のバイク状況は今思い返すともっとも面白いと思う。
しかし夜の街で見聞きするものがあまりに刺激的だったので、バイクへの興味が薄れていった。
ケンメリのモデルだった初代「ケン」のほうは僕のバイト先の前任者だったらしいのですが、バイク事故で死んだという噂を聞いた。
「ロボットハンドル」だったそうです。
バイト先の経営者とは親しかったので、いつかは彼の詳しい話を聞こうと思っていましたが、その経営者も事故で最近死んじゃったと聞いた。

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名古屋に行っておりました。

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新幹線でたった今帰って来たところです。
名古屋といえばトヨタ。
時間を見てトヨタ博物館に行ってきました。

さすが世界のトヨタ。その博物館は期待以上でした。
表現する時「威容」「偉容」どっちの漢字を使えば良かったのでしょう。
トヨタ2000GT やレクサスLFA、観音開きクラウンなど、トヨタならではのあって当然展示車に加え、ホンダのS500スポーツ、ギャランGTO、コスモスポーツ、コンパーノ、初期シルビア、ダットサン112、フライングフェザーやフジキャビン5Aなど国産の歴史車がメーカー問わず的確に揃えてありました。外車コーナーのメルセデス300SL、50年代キャデラックや、もっともっと古い、僕なんぞ名前も知らないクラシックカーの陣容には本当に圧倒されちまいます。

2輪もちょっとだけありました。

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実車4輪はまさに感動的ラインナップ。
なのにカタログコレクターにとっては2次元もののみが関心あるところ。
確かトヨタ2000GTの前期型、後期型。セリカ1600GT、スポーツ800の前期型、後期型など復刻版カタログがどっかで売っているはずだったな。
ミュージアムショップに行ってみると、はい全てありました。でも高い。そう高くはないが、貧乏な僕にとってはちょっと高い。
記念にヨタハチカタログだけ買ってよしとしました。

そうそう、ラリックによるカーマスコット展示は見応えがあった。

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トヨタのPR誌に載っている展示車のレストア記録がホンダのS500、カタログ紹介が日産パトロール。
うーむ。これって20年前の昔だったら、まったく信じられないことなのだ。
最近は同業企業間のライバル意識は非常に薄いのかもしれない。

うむ。よく考えると、これっていいことだと思う。

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